ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ご当地2歳重賞の札幌2歳ステークス2022について考えてみたいと思います。
函館2歳ステークス、新潟2歳ステークス、小倉2歳ステークス、そして、札幌2歳ステークスの4レースは、1着賞金3100万円のレースとして位置づけられています。
つまり、この4レースは開催場所と距離は違うものの、何らかの統一性があるレース群と考えた方が良いでしょうね。
札幌2歳ステークス2022の出走予定
札幌2歳ステークス2022の登録馬は14頭。
登録した14頭全頭が1勝馬となっています。
また、札幌2歳ステークス2022は、14頭が出走可能頭数なので、登録馬全頭が出走可能となっています。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アスクメークシェア | 牡2 | 54.0kg | 藤岡 佑介 | 藤原 英昭 |
2 | アンテロース | 牡2 | 54.0kg | 武 豊 | 岡田 稲男 |
3 | アースビート | 牝2 | 54.0kg | 菱田 裕二 | 伊藤 圭三 |
4 | ウェイビー | 牝2 | 54.0kg | 鮫島 克駿 | 西村 真幸 |
5 | シャンドゥレール | 牡2 | 54.0kg | M.デムーロ | 国枝 栄 |
6 | ジョウショーホープ | 牡2 | 54.0kg | 新谷 功一 | |
7 | ダイヤモンドハンズ | 牡2 | 54.0kg | 福永 祐一 | 池江 泰寿 |
8 | ドゥアイズ | 牝2 | 54.0kg | 吉田 隼人 | 庄野 靖志 |
9 | ドゥーラ | 牝2 | 54.0kg | 斎藤 新 | 高橋 康之 |
10 | トーセンウォルト | 牡2 | 54.0kg | 横山 武史 | 小桧山 悟 |
11 | ビキニボーイ | 牡2 | 54.0kg | 浜中 俊 | 梅田 智之 |
12 | フェアエールング | 牝2 | 54.0kg | 丹内 祐次 | 和田 正一郎 |
13 | ブラストウェーブ | 牡2 | 54.0kg | 川田 将雅 | 大竹 正博 |
14 | レッドソリッド | 牡2 | 54.0kg | 横山 和生 | 音無 秀孝 |
参考 netkeiba
コスモス賞2着馬からのサイン
札幌2歳ステークスは、札幌1800mで行われる特別指定交流競走ですが、同じ札幌1800mで行なわれるコスモス賞の出走馬が、例年、数頭出走してきます。
今年の登録馬を見ると、コスモス賞1着馬のモリアーナは登録しておらず、2着馬のドゥアイズ、3着馬のウェイビー、4着馬のアンテロースが登録してきました。
馬齢表記変更後の2001年以降で、コスモス賞1着馬が札幌2歳ステークスに出走せず、コスモス賞2着馬が出走してきたのは2001年、2002年、2008年、2017年の4回。
2001年コスモス賞で2着になったカイトヒルウインド(マル外)は、札幌ダート1000mの新馬戦を勝利した後、コスモス賞で2着になった馬ですが、札幌2歳ステークスでは2着対角に配置されていました。
2002年コスモス賞で2着になったフジノタカネ(地方馬)は、ラベンダー賞1着、函館2歳ステークス4着を経て、コスモス賞に出走し2着になった馬ですが、札幌2歳ステークスでは2着対角に配置されていました。
2008年コスモス賞で2着になったイグゼキュティヴ(地方馬)は、地方競馬のアグネスタキオンプレミアムで5着になった後、コスモス賞で2着になった馬でしたが、札幌2歳ステークスでも2着になっています。
2017年コスモス賞で2着になったミスマンマミーア(地方馬)は、JRA認定アタックチャレンジで1着になった後、コスモス賞で2着に入り、2017年札幌2歳ステークスに出走しましたが、7着止まりで、連対馬の筋配置にもなっていませんでした。
コスモス賞で2着になったカイトヒルウインド、フジノタカネ、イグゼキュティヴの3頭は、札幌2歳ステークスで2着あるいは2着馬の対角配置馬として機能しましたが、何故か、ミスマンマミーアだけが、連対馬あるいは連対馬の筋配置になっていません。
もちろん、ミスマンマミーアの時には、コスモス賞2着馬の連対教唆をやらなくなった可能性もありますが、カイトヒルウインド、フジノタカネ、イグゼキュティヴの3頭が札幌2歳ステークスでの騎乗騎手が中央競馬所属騎手であるのに対し、ミスマンマミーアの札幌2歳ステークスでの騎乗騎手が地方競馬所属騎手である点が気になります。
ドゥアイズは、中央競馬の騎手が騎乗するはずなので、この疑問点がはっきりするはず。
最後に
札幌2歳ステークス2022は、地方馬もいなければ、2勝馬もいない出走構成となります。
この構成は2020年と2021年と同じですが、2021年の札幌2歳ステークスにはコスモス賞を勝っていたトーセンヴァンノがいました。
また、出馬表が出たら、再検討したいと思います。