ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス2024(第11回)の考察

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス2024の出馬表

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス2024の登録馬は10頭。

 

10頭の登録馬のうち、シンフォーエバーとルクスレゼルヴァが回避し、8頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 テイクイットオール 牡2 56.0kg 三浦 皇成 中竹 和也 前田 幸治
2枠 2番 サラコスティ 牡2 56.0kg C.デムーロ 池添 学 (有)サンデーレーシング
3枠 3番 ウォータークラーク 牡2 56.0kg 武 豊 石橋 守 山岡 正人
4枠 4番 ジョバンニ 牡2 56.0kg 松山 弘平 杉山 晴紀 KRジャパン
5枠 5番 クラウディアイ 牡2 56.0kg 西村 淳也 橋口 慎介 ケイズジャパン
6枠 6番 ローレルオーブ 牡2 56.0kg 団野 大成 杉山 佳明 (株)ローレルレーシング
7枠 7番 スリーキングス 牡2 56.0kg 岩田 康誠 上村 洋行 辻子 依旦
8枠 8番 エリキング 牡2 56.0kg 川田 将雅 中内田 充正 藤田 晋

回避したシンフォーエバーは、京王杯2歳ステークスなどのオープンレースに出走していたマル外の馬、ルクスレゼルヴァは4戦目の未勝利戦で初勝利を挙げていた騙馬である。

祝日開催のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスからの考察

今年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスは、勤労感謝の日に行われる。

 

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスとして、祝日に行われたのは2019年のみ。

 

まずは、2019年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの結果から見てみる。

 

2019年ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(9頭立て)

1着 マイラプソディ 牡2 55㎏ 8枠8番(逆2番)武豊騎手 1人気

前走 野路菊ステークス(阪神1800m・特指・別定・5頭立て)1人気1着

前々走 新馬戦(中京2000m)1人気1着

2着 ミヤマザクラ 牝2 54㎏ 6枠6番(逆4番)マーフィー騎手 2人気

前走 未勝利戦(札幌2000m)2人気1着(レコード)

前々走 新馬戦(札幌1800m)1人気4着

3着 ロールオブサンダー 牡2 55㎏ 4枠4番(逆6番)松山弘平騎手 2人気

前走 1勝クラス・紫菊賞(京都2000m)6人気1着

前々走 新馬戦(中京2000m)11人気1着

 

祝日に行われた2019年ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスを制したのは、中京2000mの新馬戦と阪神1800mのオープンレースの野路菊ステークスを1人気で連勝していた1人気のマイラプソディ。

 

2着になったミヤマザクラは、札幌2000mの未勝利戦をレコードで勝っていた牝馬。

 

3着に入ったロールオブサンダーは、中京2000mの新馬戦と京都2000mの1勝クラスの紫菊賞を連勝していた馬で、ミヤマザクラの対角に配置されていた馬。

 

2019年ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの覇者であるマイラプソディとそっくりな戦歴を持つのが、8枠8番に配置されたエリキングである。

結論

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスは、2014年に重賞化され、2019年までは京都2000mで、2020年から2022年までは阪神2000mで行われ、2023年に京都2000mに戻った。

 

京都2000mで行われた2023年ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスは、1:59.8というラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス史上最も早いタイムで決したが、後傾ラップを刻んでおり、マル外のシンエンペラーが勝っている。

 

先週のマイルチャンピオンシップも後傾ラップで決まっており、この時期の新京都は持久力のある馬が上位に来る可能性が高いと思う。

 

今年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの出走馬で、後傾ラップで勝ってきた馬はスリーキングス、ローレルオーブあたり。

 

ただし、ローレルオーブは、後傾ラップだった札幌2歳ステークスで9着に敗れており、能力的に劣っている可能性がありそうだ。

 

そこで、スリーキングスを軸にしてみる。

 

相手は、エリキング、サラコスティ、テイクイットオールあたりで。