ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、北海道新聞杯クイーンステークス2023について考えてみたいと思います。
北海道新聞杯クイーンステークス2023の出馬表
19頭が登録した北海道新聞杯クイーンステークス2023でしたが、エーデルブルーメとカヨウネンカが回避、ウインエクレールとシャーレイポピーが除外、フィアスプライドが抽選で外れ、14頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はドゥーラ、2人気はライトクオンタム、3人気はルビーカサブランカとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | コスタボニータ | 牝4 | 55.0kg | 松山 弘平 | 杉山 佳明 | 谷掛 龍夫 |
2枠 | 2番 | ウインピクシス | 牝4 | 55.0kg | 横山 武史 | 上原 博之 | (株)ウイン |
3枠 | 3番 | ライトクオンタム | 牝3 | 52.0kg | 武 豊 | 武 幸四郎 | (有)社台レースホース |
3枠 | 4番 | ルビーカサブランカ | 牝6 | 55.0kg | C.ルメール | 須貝 尚介 | 金子真人ホールディングス(株) |
4枠 | 5番 | サトノセシル | 牝7 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 堀 宣行 | 里見 治 |
4枠 | 6番 | ローゼライト | 牝5 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 清水 久詞 | 中村 忠彦 |
5枠 | 7番 | ドゥーラ | 牝3 | 51.0kg | 斎藤 新 | 高橋 康之 | サイプレスホールディングス(同) |
5枠 | 8番 | キタウイング | 牝3 | 52.0kg | 江田 照男 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
6枠 | 9番 | グランスラムアスク | 牝4 | 55.0kg | 古川 奈穂 | 矢作 芳人 | 廣崎利洋HD(株) |
6枠 | 10番 | イズジョーノキセキ | 牝6 | 57.0kg | 岩田 康誠 | 中村 直也 | 泉 一郎 |
7枠 | 11番 | ジネストラ | 牝5 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 鹿戸 雄一 | (有)サンデーレーシング |
7枠 | 12番 | ミスニューヨーク | 牝6 | 56.0kg | M.デムーロ | 杉山 晴紀 | (有)髙昭牧場 |
8枠 | 13番 | ビジン | 牝4 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 武 英智 | 菅藤 孝雄 |
8枠 | 14番 | トーセンローリエ | 牝3 | 51.0kg | 吉田 隼人 | 小笠 倫弘 | 島川 隆哉 |
5枠は3歳馬同士の枠ですね。
負担重量からのサイン
2022年の負担重量は、3歳が51㎏、4歳以上が55㎏が基準で、収得賞金が3000万円を超える馬には、超過額2000万円ごとに1㎏増が課されることになっていました。
しかし、2023年の負担重量は、3歳が51㎏、4歳以上が55㎏がベースで、1年以内のG1を勝った馬には3㎏増、1年以内のG2を勝った馬には2㎏増、1年以内のG3を勝った馬には1㎏増、1年を超えるG1勝利馬に2㎏増、1年を超えるG2勝利馬に1㎏増に変わっています。(2歳時の成績は除く)
北海道新聞杯クイーンステークス2023の出走馬で、昨年の北海道新聞杯クイーンステークスと同じ賞金別定で考えると、グレード別定に変わったことで、キタウイングとイズジョーノキセキは負担重量が増え、ルビーカサブランカは負担重量が減っています。
札幌2歳ステークス1着馬出走からのサイン
北海道新聞杯クイーンステークス2023に出走するドゥーラは、2022年の札幌2歳ステークス1着馬。
北海道新聞杯クイーンステークスと札幌2歳ステークスは、共に札幌1800mを舞台とするレースなので、関係がありそうです。
過去に、札幌2歳ステークスを制した牝馬が、北海道新聞杯クイーンステークスに出走してきたケースは、2015年と2016年のレッドリヴェールだけ。
では、レッドリヴェールが、初めて、北海道新聞杯クイーンステークスに出走した2015年の結果を見てみます。
2015年北海道新聞杯クイーンステークス(10頭立て)
1着 メイショウスザンナ 牝6 55㎏ 8枠10番(逆1番) 松田大作騎手 7人気
前走 マーメイドステークス(阪神2000m・特指・ハンデ)13人気10着(2着同枠)
前々走 モンゴル大統領賞(東京1800m・カク指定・ハンデ)9人気9着(2着平行)
2着 レッドリヴェール 牝4 55㎏ 2枠2番(逆11番)ルメール騎手 1人気
前走 ヴィクトリアマイル(東京1600m)3人気4着
前々走 サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(阪神1400m・指定・別定)2人気6着
3着 イリュミナンス 牝5 55㎏ 6枠6番(逆5番)横山典弘騎手 4人気
前走 マーメイドステークス(阪神2000m・特指・ハンデ)4人気6着(1着同枠)
前々走 1600万下条件戦・パールステークス(京都1800m)7人気2着
2015年北海道新聞杯クイーンステークスで勝利したのは、1回限りのモンゴル大統領賞で2着馬の平行配置、牝馬限定のハンデ重賞のマーメイドステークスで2着馬の同枠馬だったメイショウスザンナ。
2着のレッドリヴェールは、2013年札幌2歳ステークス1着、2013年阪神ジュベナイルフィリーズ1着、2014年桜花賞2着歴を持つ馬。
3着のイリュミナンスは、マーメイドステークスで1着馬の同枠馬だった馬。
2015年北海道新聞杯クイーンステークスの結果から考えると、昨年の札幌2歳ステークス1着馬のドゥーラ、福島牝馬ステークスで2着馬の同枠配置だったジネストラあたりは気になります。
最後に
昨年の札幌2歳ステークス1着馬のドゥーラの同枠配置となったキタウイングを軸にしてみます。
相手は、ジネストラ、ドゥーラ、グランスラムアスク、ライトクオンタム、コスタボニータあたりに。