
JRA70周年記念競走のサブタイトルが付いた昨年の日経賞を勝ったのは、騙馬のシュトルーヴェ。
日経賞で騙馬が勝ったのは初めてだったらしい。
そして、今年の日経賞は、いつもの日経賞に戻る。
第73回を迎える今年の日経賞は、どんな決着となるのだろうか?
日経賞2025の出馬表
日経賞2025の登録馬は18頭。
登録馬18頭のうち、ヴォランテ、ボッケリーニが回避、フォワードアゲンが馬番決定前に取消、15頭立てとなっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | アラタ | 牡8 | 57.0kg | 大野 拓弥 | 和田 勇介 | 村田 能光 |
2枠 | 2番 | マテンロウレオ | 牡6 | 57.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 | 寺田 千代乃 |
2枠 | 3番 | マイネルウィルトス | 牡9 | 57.0kg | 横山 武史 | 宮 徹 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
3枠 | 4番 | マキシ | 牡5 | 57.0kg | 三浦 皇成 | 辻野 泰之 | 大島 昌也 |
3枠 | 5番 | ヴェルミセル | 牝5 | 55.0kg | 津村 明秀 | 吉村 圭司 | (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング |
4枠 | 6番 | チャックネイト | せん7 | 57.0kg | J.モレイラ | 堀 宣行 | 金子真人ホールディングス(株) |
4枠 | 7番 | アーバンシック | 牡4 | 58.0kg | C.ルメール | 武井 亮 | (有)シルクレーシング |
5枠 | 8番 | マイネルエンペラー | 牡5 | 57.0kg | 丹内 祐次 | 清水 久詞 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
5枠 | 9番 | ハヤヤッコ | 牡9 | 58.0kg | 吉田 豊 | 国枝 栄 | 金子真人ホールディングス(株) |
6枠 | 10番 | ブレイヴロッカー | 牡5 | 57.0kg | 石橋 脩 | 本田 優 | 吉田 照哉 |
6枠 | 11番 | マイネルクリソーラ | 牡6 | 57.0kg | 菅原 明良 | 手塚 貴久 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
7枠 | 12番 | ホウオウノーサイド | 牡6 | 57.0kg | 杉原 誠人 | 奥村 武 | 小笹 芳央 |
7枠 | 13番 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 58.0kg | 北村 友一 | 清水 久詞 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 14番 | バビット | 牡8 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 浜田 多実雄 | 宮田 直也 |
8枠 | 15番 | リビアングラス | 牡5 | 57.0kg | 松山 弘平 | 矢作 芳人 | 前田 幸治 |
サラブレッドクラブ・ラフィアンは3頭出し、金子真人ホールディングスは2頭出しである。
日刊スポーツ賞シンザン記念からの考察
今年の日経賞は、馬番決定前に取消が発生した。
今年の重賞で、馬番決定前に取消が発生したのは、日刊スポーツ賞シンザン記念に次いで、2回目となる。
今年の日刊スポーツ賞シンザン記念は15頭立てで行われ、3枠4番(逆12番)に配置された3人気のリラエンブレムが勝っている。
2着に入ったのは、5枠8番(逆8番)に配置された1人気のアルテヴェローチェだった。
70thサンクスデーからの考察
日経賞は、昨年、JRA70周年記念として行われた。
昨年、JRA70周年記念として行われたレースで、今年、既に終了しているのは金鯱賞である。
今年、金鯱賞は東海テレビ杯金鯱賞というレース名に変更されたが、4歳牝馬のクイーンズウォークが優勝している。
クイーンズウォークの鞍上は川田将雅騎手で、中内田充正厩舎の馬だった。
JRA70周年記念として行われた昨年の金鯱賞は、プログノーシスが勝っているが、プログノーシスが勝った昨年の金鯱賞も、川田将雅騎手が鞍上で、中内田充正厩舎が管理をしていた。
昨年、JRA70周年記念として行われた日経賞は、鮫島克駿騎手騎乗の騙馬のシュトルーヴェが勝っているが、シュトルーヴェは4人気、堀宣行厩舎、村木克子氏が馬主の馬だった。
結論
モレイラ騎手が騎乗するチャックネイトとルメール騎手が騎乗するアーバンシックが、同枠配置となっている。
チャックネイトは、現在4人気になっているが、やはり、この枠は気になる。
そこで、チャックネイト(アーバンシック)から、リビアングラス、マイネルエンペラー、ハヤヤッコあたりに流してみる。