日経賞2023のサインはセントライト記念2着馬の出走？

ウマゾーです。

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

今回も、日経賞2023について考えてみたいと思います。

日経賞2023の出馬表

13頭が登録した日経賞2023でしたが、シュブリームが回避し、12頭立てとなっています。

現在のところ、1人気はタイトルホルダー、2人気はアスクビクターモア、3人気はライラックとなっています。

回避したシュブリームは、2勝クラスを勝ちあがれていない7歳馬。

登録馬の中でも、明らかに格下感が目立つ馬でした。

ちなみに、シュブリームは、ジャングルポケット産駒で、母の父がダンスインザダークという血統構成の馬ですね。

日経賞2023に出走するアスクビクターモアは、朝日杯セントライト記念で2着に入り、菊花賞の優先出走権を得て、菊花賞に出走し、1着になった古馬戦未出走の馬。

過去に、菊花賞で優勝し、翌年の日経賞に出走してきた馬は、1985年のシンボリルドルフ、1986年のミホシンザン、1993年のライスシャワー、1999年のセイウンスカイ、2002年のマンハッタンカフェ、2011年のビッグウィーク、2022年のタイトルホルダーの7頭。

この7頭のうち、朝日杯セントライト記念（2013年まではセントライト記念）で3着以内に入り、菊花賞に出走していたのは、シンボリルドルフ、ライスシャワーの2頭。

ただし、シンボリルドルフはクラシック3冠馬なので、アスクビクターモアとはタイプが異なり異なります。

残ったライスシャワーは、セントライト記念2着から菊花賞を制した馬で、アスクビクターモアと似ています。

では、ライスシャワーが出走した1993年日経賞の結果を見てみます。

1993年日経賞（12頭立て）

1着　ライスシャワー　牡5　58㎏　8枠11番（逆2番）的場均騎手　1人気

前走　目黒記念（東京2500ｍ・ハンデ）2人気2着

前々走　有馬記念（中山2500ｍ）2人気8着

2着　イタリアンカラー　牡7　57㎏　3枠3番（逆10番）横山典弘騎手　4人気

前走　目黒記念（東京2500ｍ・ハンデ）4人気3着

前々走　アメリカジョッキークラブカップ（中山2200ｍ・別定）4人気7着

3着　シャコーグレイド　牡6　57㎏　1枠1番（逆12番）蛯名正義騎手　8人気

前走　目黒記念（東京2500ｍ・ハンデ）6人気6着

前々走　アメリカジョッキークラブカップ（中山2200ｍ・別定）2人気5着（2着対角）

1993年日経賞は、前年の日本ダービー2着、セントライト記念2着、菊花賞1着馬で、前走の目黒記念でも2着に入っていた1人気の明け5歳馬のライスシャワーが1着。

2着になったイタリアンカラーは、東京2000ｍの1500万下条件戦の白秋ステークスを勝ってから、オープンレースのディセンバーステークス5着、アメリカジョッキークラブカップ7着、目黒記念3着という成績を残していた馬。

3着になったシャコーグレイドは、前年のハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯（東京2500ｍ）で2着になっていた馬。

1993年日経賞の結果から考えると、前年の朝日杯セントライト記念2着馬のアスクビクターモア、前年の目黒記念1着馬のボッケリーニ、最終賞金加算が3勝クラスのカントルは気になります。

アスクビクターモアを軸にしてみます。

相手はタイトルホルダー、ボッケリーニ、マイネルファンロン、キングオブドラゴンあたり。