新潟2歳ステークス2025(第45回)の考察

新潟2歳ステークス2025の出馬表

新潟2歳ステークス2025には11頭が登録。

 

11頭の登録馬のうち、ロットが回避し、10頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 メーゼ 牝2 55.0kg 菊沢 一樹 菊沢 隆徳 古賀 禎彦
2枠 2番 リネンタイリン 牡2 55.0kg 柴田 大知 南田 美知雄 戸山 光男
3枠 3番 タイセイボーグ 牝2 55.0kg 田口 貫太 松下 武士 田中 成奉
4枠 4番 フェスティバルヒル 牝2 55.0kg 石橋 脩 四位 洋文 吉田 勝己
5枠 5番 ヒルデグリム 牝2 55.0kg 石川 裕紀人 小野 次郎 (有)ビッグレッドファーム
6枠 6番 フォトンゲイザー 牡2 55.0kg 木幡 巧也 牧 光二 (有)ビッグレッドファーム
7枠 7番 サノノグレーター 牡2 55.0kg 横山 琉人 尾形 和幸 佐野 信幸
7枠 8番 サンアントワーヌ 牝2 55.0kg 岩田 望来 鹿戸 雄一 吉田 勝己
8枠 9番 リアライズシリウス 牡2 55.0kg 津村 明秀 手塚 貴久 今福 洋介
8枠 10番 タイセイフレッサ 牝2 55.0kg 斎藤 新 斎藤 誠 田中 成奉

 

回避したロットは、新潟ダート1200mの新馬戦を勝っていたミルファームが馬主の牝馬である。

1人気からの考察

今年の新潟2歳ステークスの1人気は、東京1600mの新馬戦を1人気で勝ってきたリアライズシリウスになるであろう。

 

過去の新潟2歳ステークスで、東京1600mの新馬戦を勝ってきた馬が、1人気になったケースは、2015年のロードクエスト、2020年のブルーシンフォニー、2021年のアライバル、2024年のコートアリシアンの4回。

 

ただし、今年の新潟2歳ステークスには、ダリア賞2着馬のタイセイボーグが出走してきている。

 

2015年、2020年、2024年の新潟2歳ステークスには、ダリア賞2着馬が出走していないので、まずは、2021年新潟2歳ステークスから検証してみる。

 

2021年新潟2歳ステークス(4回新潟6日・12頭立て)

1着 セリフォス  牡2 54㎏ 1枠1番(逆12番)川田将雅騎手 3人気

2着 アライバル  牡2 54㎏ 6枠8番(逆5番)ルメール騎手 1人気

3着 オタルエバー  牡2 54㎏ 5枠6番(逆7番)幸英明騎手 2人気

 

2021年新潟2歳ステークスを勝利したセリフォスは、中京1600mの新馬戦を1人気で勝ってきたG1レーシングが馬主の馬だった。

 

2着に入ったアライバルは、 東京1600mの新馬戦を1人気で勝ってきたノーザンファーム生産、キャロットファームが馬主の馬。

 

3着に入ったオタルエバーは、新潟1600mの新馬戦を5人気で勝っていたレイクヴィラファーム生産馬であった。

 

ダリア賞2着馬のコムストックロードは9人気4着に敗れており、連対馬の筋にもなっていなかった。

 

2021年新潟2歳ステークスの結果から考えると、新馬戦を1人気で勝ってきた馬、社台系の馬が気になる。

結論

昨年、阪神競馬場は改修工事があったため、夏季および秋季の開催がなかった。

 

今年、夏季の阪神開催に出走し、賞金を加算してきたのが、フェスティバルヒルとタイセイボーグである。

 

フェスティバルヒルを軸にしてみる。

 

相手は、タイセイボーグ、サンアントワーヌ、リアライズシリウス、サノノグレーターあたり。

回顧

軸にしたフェスティバルヒルは、あがり最速の脚を繰り出すものの、3着という結果だった。

 

馬体重12㎏増が応えたのか、馬の若さが原因かは不明だが、後方からの競馬では、厳しいでしょうね。

 

1人気のリアライズシリウスは、スタートで出遅れたが、騎手の好判断で、2番手で追走し、うまく抜け出して、4馬身差の楽勝でした。

 

2着に入ったタイセイボーグは、昨年は開催されなかった阪神開催での勝利歴と昨年の出馬表にはなかったダリア賞出走があった馬。(新潟2歳ステークス出走馬でダリア賞最先着馬)

 

新潟土曜日メインのBSN賞が、1人気が1着、6人気が2着だったが、翌日の新潟メインの新潟2歳ステークスも、1人気が1着、6人気が2着だったという結果には苦笑いしかなかった。