明けましておめでとうございます。
昨年の暮れから、私自身が風邪をひいたのをきっかけに、家族全員が風邪を引いてしまうという散々な目にあいました。
今年の正月は、正直、あまり良くない正月になってしまいましたが、悪いこともあれば、良いこともあると気持ちを切り替えて考えてみます。
新年最初の重賞は東西金杯!
まずは、日刊スポーツ賞中山金杯2025から。
日刊スポーツ賞中山金杯2025の出馬表
日刊スポーツ賞中山金杯2025の登録馬は24頭。
登録時点では、アケルナルスター、グランスラムアスク、シーズンリッチ、バラジ、シルトホルンの5頭が除外対象、ギャラクシーナイト、セイウンプラチナ、ディオスバリエンテ、マイネルモーント、レガトゥスの5頭が抽選対象となっていた。
そして、日刊スポーツ賞中山金杯2025の出馬表が発表された。
アケルナルスター、グランスラムアスク、シルトホルン、シーズンリッチ、バラジの5頭が除外になり、レガトゥスが抽選で外れ、18頭立てのフルゲートになった。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ラーグルフ | 牡6 | 57.5kg | 菅原 明良 | 宗像 義忠 | 村木 隆 |
1枠 | 2番 | アルナシーム | 牡6 | 58.0kg | 藤岡 佑介 | 橋口 慎介 | ライオンレースホース(株) |
2枠 | 3番 | パラレルヴィジョン | 牡6 | 58.0kg | T.マーカンド | 国枝 栄 | (有)キャロットファーム |
2枠 | 4番 | ジェイパームス | せん5 | 56.0kg | 佐々木 大輔 | 堀 宣行 | エムズレーシング |
3枠 | 5番 | ショウナンアデイブ | 牡6 | 55.0kg | 池添 謙一 | 高野 友和 | 国本 哲秀 |
3枠 | 6番 | カラテ | 牡9 | 59.0kg | 杉原 誠人 | 音無 秀孝 | 小田切 光 |
4枠 | 7番 | マイネルモーント | 牡5 | 55.0kg | 丹内 祐次 | 高木 登 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
4枠 | 8番 | エアファンディタ | 牡8 | 57.5kg | 戸崎 圭太 | 池添 学 | (株)ラッキーフィールド |
5枠 | 9番 | ギャラクシーナイト | 牡6 | 56.0kg | 菊沢 一樹 | 菊沢 隆徳 | ライオンレースホース(株) |
5枠 | 10番 | セイウンプラチナ | 牡6 | 54.0kg | 内田 博幸 | 千葉 直人 | 西山 茂行 |
6枠 | 11番 | カレンシュトラウス | 牡8 | 54.0kg | 荻野 極 | 平田 修 | 鈴木 隆司 |
6枠 | 12番 | ディオスバリエンテ | せん7 | 55.0kg | 大野 拓弥 | 堀 宣行 | (有)キャロットファーム |
7枠 | 13番 | アドマイヤビルゴ | 牡8 | 57.0kg | 北村 宏司 | 友道 康夫 | 近藤 旬子 |
7枠 | 14番 | リカンカブール | 牡6 | 58.0kg | 津村 明秀 | 田中 克典 | (株)ラ・メール |
7枠 | 15番 | クリスマスパレード | 牝4 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 加藤 士津八 | (株)G1レーシング |
8枠 | 16番 | ボーンディスウェイ | 牡6 | 57.0kg | 木幡 巧也 | 牧 光二 | 平田 修 |
8枠 | 17番 | シンリョクカ | 牝5 | 56.0kg | 木幡 初也 | 竹内 正洋 | 由井 健太郎 |
8枠 | 18番 | ホウオウビスケッツ | 牡5 | 59.5kg | H.ドイル | 奥村 武 | 小笹 芳央 |
抽選で外れたレガトゥスは、 5回東京6日(2024年11月17日)に行われた3勝クラスの秋色ステークス(東京1600m)を前走勝っていたモーリス産駒の7歳騙馬(サンデーレーシングが馬主)である。
1回中山競馬からの考察
昨年の日刊スポーツ賞中山金杯は、スポーツニッポン賞京都金杯とともに、1月6日に行われた。
そして、今年は1月5日の通常開催に戻ることになる。
ただし、今年の日刊スポーツ賞中山金杯は日曜日開催となっており、1回中山競馬は9日間開催となっている。
1回中山競馬が9日間開催だったのは、2014年、2015年、2020年の3回。
では、2014年、2015年、2020年の日刊スポーツ賞中山金杯の結果を見てみる。
2014年日刊スポーツ賞中山金杯(1月5日開催・16頭立て)
1着 オーシャンブルー 牡6 57.5㎏ 2枠3番(逆14番)ベリー騎手 5人気
2着 カルドブレッサ 牡6 54㎏ 2枠4番(逆13番)藤岡佑介騎手 8人気
3着 ディサイファ 牡5 55㎏ 4枠8番(逆9番)四位洋文騎手 1人気
16頭立てで行われた2014年日刊スポーツ賞中山金杯を制したのは、トップハンデの6歳牡馬のオーシャンブルー。(社台ファーム生産馬)
オーシャンブルーは、2012年の金鯱賞1着、2012年の有馬記念2着馬で、2012年有馬記念2着になってから連対がなかった馬。
オーシャンブルーの同枠馬で2着になったカルドブレッサは、2013年7月に行われた1600万下条件戦の日本海ステークス(新潟2200m)で勝ってから、連対すらなかったノーザンファーム生産、キャロットファームが馬主の馬。
3着になったディサイファは、2013年10月に行われた1600万下条件戦の甲斐路ステークスを勝った後、ハンデ重賞の福島記念で1着同枠の4着になっていた1人気のゴドルフィンが馬主の明け5歳馬。
2015年日刊スポーツ賞中山金杯(1月4日開催・17頭立て)
1着 ラブリーデイ 牡5 57㎏ 1枠2番(逆16番)ベリー騎手 4人気
2着 ロゴタイプ 牡5 58㎏ 2枠4番(逆14番)C.デムーロ騎手 1人気
3着 デウスウルト せん7 55㎏ 3枠5番(逆13番)川田将雅騎手 5人気
1月4日に行われた17頭立ての2015年日刊スポーツ賞中山金杯を勝利したのは、ノーザンファーム生産、金子真人ホールディングスが馬主のラブリーデイ。
ラブリーデイは、2014年4月に行われたハンデ戦のメトロポリタンステークス(東京2400m)を勝ってから、連対すらなかった明け5歳馬。
2着になったロゴタイプは、2012年朝日杯フューチュリティステークス1着、2013年皐月賞を勝っていたG1馬で、2015年日刊スポーツ賞中山金杯では1人気に支持されていたトップハンデの社台ファーム生産馬。
3着に入着したデウスウルトは、2014年10月に行われた1600万下条件戦の大原ステークス(京都2000m)で勝利した後、ハンデ重賞のチャレンジカップで2着同着になっていたノーザンファーム生産馬。
2020年日刊スポーツ賞中山金杯(1月5日開催・17頭立て)
1着 トリオンフ せん6 58㎏ 4枠7番(逆11番)M.デムーロ騎手 2人気
2着 ウインイクシード 牡6 55㎏ 4枠8番(逆14番)松岡正海騎手 6人気
3着 テリトーリアル 牡6 56㎏ 1枠1番(逆17番)藤岡康太騎手 11人気
17頭立てで行われた2200年日刊スポーツ賞中山金杯は、トップハンデの6歳騙馬のトリオンフが勝利。
トリオンフは、2018年に小倉大賞典と小倉記念を勝っている馬で、1年以上休養した後に出走したチャレンジカップ(2019年11月30日開催・阪神2000m)で2着になっていた馬。
トリオンフの同枠馬で、2着になったウインイクシードは、2019年8月に行われた2019ワールドオールスタージョッキーズ第2戦で条件戦を卒業し、福島記念4着、ディセンバーステークス2着と近走で掲示板を確保していた馬。
3着に入ったテリトーリアルは、前々走のカシオペアステークスを勝った後、チャレンジカップで最下位に惨敗していたゴドルフィンが馬主の馬。
1月4日に行われた2015年以外は、トップハンデの馬が1着で、1着馬の同枠馬が2着という結果になっている。
そして、1月4日に行われた2015年も、2着馬にはトップハンデの馬が入っている。
また、2014年、2015年、2020年の日刊スポーツ賞中山金杯は、外国人騎手の騎乗馬が勝っている。
結論
今年、日刊スポーツ賞中山金杯のフルゲートは17頭から18頭に変更された。
フルゲートの頭数が変更された2015年は、外国人騎手の騎乗馬が2頭連対していた。
ただ、2015年の日刊スポーツ賞中山金杯は、1月4日開催という特殊な設定で行われていたので、この結果を今年に当てはめるのは、微妙な感じがするが…
トップハンデのホウオウビスケッツを軸にしてみる。
相手は、シンリョクカ、ボーンディスウェイ、 アルナシーム、ラーグルフ、リカンカブールあたり。
回顧
軸にしたホウオウビスケッツは、斤量が応えたのか9着に惨敗…
結局、後ろにいたアルナシームが1着、マイネルモーントが2着という結果だった。
今年の日刊スポーツ賞中山金杯が行われた1月5日の第1レースに仕掛けがあったので、4枠は要注意だと後で気付いた。
1月5日の中山第1レースの3歳未勝利戦は、丹内祐次騎手が騎乗するグリューネベルグと戸崎圭太騎手が騎乗するタッカーバリアントが同枠になっていた。
中山第1レースの3歳未勝利戦の結果は、グリューネベルグが2着になっている。
そして、今年の日刊スポーツ賞中山金杯は、丹内祐次騎手が騎乗するマイネルモーントと戸崎圭太騎手が騎乗するエアファンディタが同枠となり、結果はマイネルモーントが2着となっている。
エアファンディタは、前走のチャレンジカップで1着同枠の3着になっていた馬で、チャレンジカップは今年、11月から9月に日程移動するうえ、京都から阪神に戻るレースである。
つまり、今年のチャレンジカップは、1回限りのレースだったということである。
その1回限りのレースだった今年のチャレンジカップで、2着馬の対角配置にいたのが、アルナシームの同枠馬のラーグルフ。
モーリス産駒のレガトゥスが抽選で外れ、出走できなかったのが気になり、1枠両馬を相手に入れておいたが、アルナシームの方が1着席に!
まあ、当たらなかったことを考えても仕方ないので、気持ちを切り替えて、頑張ってみます。