ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、日刊スポーツ賞中山金杯2023について考えてみたいと思います。
日刊スポーツ賞中山金杯2023(第72回日刊スポーツ賞中山金杯)の出馬表
日刊スポーツ賞中山金杯2023には24頭が登録。
その24頭のうち、アドマイヤビルゴ、エンデュミオン、グラティアス、サクラトゥジュールが回避、シャムロックヒルとプリマヴィスタが抽選漏れ、サイモンサーマルが除外となり、17頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はラーグルフ、2人気はフェーングロッテン、3人気はマテンロウレオとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | マテンロウレオ | 牡4 | 57.5kg | 横山 和生 | 昆 貢 | 寺田 千代乃 |
1枠 | 2番 | クリノプレミアム | 牝6 | 55.0kg | M.デムーロ | 伊藤 伸一 | 栗本 博晴 |
2枠 | 3番 | ラーグルフ | 牡4 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 宗像 義忠 | 村木 隆 |
2枠 | 4番 | レインカルナティオ | 牡6 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 小西 一男 | (有)サンデーレーシング |
3枠 | 5番 | フェーングロッテン | 牡4 | 56.0kg | 松若 風馬 | 宮本 博 | (有)サンデーレーシング |
3枠 | 6番 | スカーフェイス | 牡7 | 56.0kg | 石橋 脩 | 橋田 満 | 伊藤 佳幸 |
4枠 | 7番 | アラタ | 牡6 | 57.0kg | 横山 武史 | 和田 勇介 | 村田 能光 |
4枠 | 8番 | カレンルシェルブル | 牡5 | 56.0kg | 斎藤 新 | 安田 翔伍 | 鈴木 隆司 |
5枠 | 9番 | ヒュミドール | せん7 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 小手川 準 | (有)サンライズ |
5枠 | 10番 | コスモカレンドゥラ | 牡7 | 56.0kg | 柴田 大知 | 田中 博康 | (有)ビッグレッドファーム |
6枠 | 11番 | ラーゴム | 牡5 | 58.0kg | T.バシュロ | 斉藤 崇史 | 林 正道 |
6枠 | 12番 | ウインキートス | 牝6 | 55.0kg | 松岡 正海 | 宗像 義忠 | (株)ウイン |
7枠 | 13番 | フォワードアゲン | せん6 | 54.0kg | 江田 照男 | 中野 栄治 | 浅川 皓司 |
7枠 | 14番 | ワンダフルタウン | 牡5 | 58.0kg | 津村 明秀 | 高橋 義忠 | 三田 昌宏 |
8枠 | 15番 | レッドランメルト | 牡4 | 55.0kg | 北村 宏司 | 国枝 栄 | (株)東京ホースレーシング |
8枠 | 16番 | ゴールドスミス | せん9 | 57.0kg | 大野 拓弥 | 高柳 瑞樹 | ゴドルフィン |
8枠 | 17番 | エヴァーガーデン | 牝6 | 53.0kg | 丹内 祐次 | 深山 雅史 | (有)コスモヴューファーム |
前走、3勝クラスを勝ってきたラーグルフ、カレンルシェルブル、レッドランメルトが出走してきましたね。
ラジオNIKKEI賞1着馬出走からのサイン
日刊スポーツ賞中山金杯2023に出走するフェーングロッテンは、3歳限定のハンデ重賞であるラジオNIKKEI賞の1着馬。
ラジオNIKKEI賞は、2006年にラジオたんぱ賞からレース名が変わったレースですが、ラジオたんぱ賞の時は別定戦として行われていたレースでした。
2006年以降に、ラジオNIKKEI賞の1着馬が、翌年の日刊スポーツ賞中山金杯に出走してきたケースは、2014年のケイアイチョウサンと2018年のセダブリランテスの2頭だけ。
では、ケイアイチョウサンが出走した2014年の日刊スポーツ賞中山金杯とセダブリランテスが出走した2018年の日刊スポーツ賞中山金杯の結果を見てみます。
2014年日刊スポーツ賞中山金杯(16頭立て)
1着 オーシャンブルー 牡6 57.5㎏ 2枠3番(逆14番)ベリー騎手 5人気
前走 金鯱賞(中京2000m・特指・別定)2人気10着
前々走 天皇賞(秋)(東京2000m)12人気13着
1着同枠兼2着 カルドブレッサ 牡6 54㎏ 藤岡佑介騎手 8人気
前走 朝日チャレンジカップ(阪神1800m・特指・ハンデ)12人気5着
前々走 アンドロメダステークス(京都2000m・特指・ハンデ)3人気9着
3着 ディサイファ 牡5 55㎏ 4枠8番(逆9番)四位洋文騎手 1人気
前走 福島記念(福島2000m・特指・ハンデ)1人気4着(1着同枠)
前々走 1600万下条件戦・甲斐路ステークス(東京1800m)1人気1着
3着同枠 ユニバーサルバンク 牡6 56㎏ 戸崎圭太騎手 2人気
前走 スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(中山3600m・特指・別定)4人気2着
前々走 アンドロメダステークス(京都2000m・特指・ハンデ)5人気2着
5着 ケイアイチョウサン 牡4 55㎏ 8枠16番(逆1番)横山典弘騎手 3人気
前走 菊花賞(京都3000m)7人気5着
前々走 セントライト記念(中山2200m・指定・馬齢)2人気5着
2013年ラジオNIKKEI賞1着馬
2014年日刊スポーツ賞中山金杯を勝ったのは、57.5㎏斤量のトップハンデ馬のオーシャンブルー。
オーシャンブルーは、2012年有馬記念の2着馬でしたが、その2012年有馬記念以降は連対すらなかった馬でした。
オーシャンブルーの同枠馬で2着に入ったカルドブレッサは、前年7月の1600万下条件戦(新潟2200m)を勝ってオープン入りしてから、 新潟記念11着、アンドロメダステークス9着、朝日チャレンジカップ5着と連対すらなかった54㎏斤量の馬。
3着のディサイファは、東京1800mの1600万下条件戦を1人気で勝った後、ハンデ重賞の福島記念で1着馬の同枠に配置されていた55㎏斤量の馬。
ディサイファの同枠馬のユニバーサルバンクは、ハンデ戦のアンドロメダステークスと別定戦のスポーツニッポン賞ステイヤーズステークスで連続2着になっていた馬。
前年のラジオNIKKEI賞1着馬のケイアイチョウサンは5着に敗れていましたが、3着馬の平行配置にいました。
2018年日刊スポーツ賞中山金杯(17頭立て)
1着 セダブリランテス 牡4 55㎏ 3枠6番(逆12番)戸崎圭太騎手 1人気
前走 アルゼンチン共和国杯(東京2500m・特指・ハンデ)3人気1着
前々走 ラジオNIKKEI賞(福島1800m・特指・ハンデ)2人気1着
1着同枠 デニムアンドルビー 牝8 54㎏ 川田将雅騎手 6人気
前走 チャレンジカップ(阪神2000m・特指・別定)5人気2着
前々走 アルゼンチン共和国杯(東京2500m・特指・ハンデ)4人気8着(1着同枠)
2着 ウインブライト 牡4 56㎏ 1枠1番(逆17番) 松岡正海騎手 2人気
前走 福島記念(福島2000m・特指・ハンデ)2人気1着
前々走 毎日王冠(東京1800m・指定・別定)9人気10着(2着同枠)
2着同枠 レアリスタ 牡6 55㎏ 石橋脩騎手 8人気
前走 キャピタルステークス(東京1600m・特指・別定)3人気3着
前々走 1600万下条件戦・府中ステークス(東京2000m)1人気1着
3着 ストレンジクォーク 牡6 54㎏ 6枠11番(逆6番)柴山雄一騎手 10人気
前走 1600万下条件戦・修学院ステークス(京都2000m)7人気1着
前々走 1600万下条件戦・秋風ステークス(中山1600m)4人気11着
2018年日刊スポーツ賞中山金杯を勝利したセダブリランテスは、前年のラジオNIKKEI賞1着歴を持つ1人気の4歳馬。
セダブリランテスの同枠のデニムアンドルビーは、2013年ジャパンカップ2着、2015年宝塚記念2着歴を持つ8歳牝馬。
2着になったウインブライトは、前年のフジテレビ賞スプリングステークスと福島記念を勝っていた4歳馬。
ウインブライトの同枠のレアリスタは、前々走で東京2000mの1600万下条件戦を勝っていた馬。
3着になったストレンジクォークは、前走で1600万下条件戦を勝ってきた馬。
前年のラジオNIKKEI賞1着馬が出走した2014年と2018年の日刊スポーツ賞中山金杯の結果から考えると、ラジオNIKKEI賞1着馬のフェーングロッテン、3勝クラスを勝ってから賞金加算のない馬あたりが気になります。
最後に
今年の日刊スポーツ賞中山金杯とスポーツニッポン賞京都金杯は、前年の2着馬が揃って出走しています。
そして、前年の日刊スポーツ賞中山金杯2着馬のスカーフェイスは、フェーングロッテンと同枠配置になっています。
そこで、フェーングロッテン(スカーフェイス)を軸にしてみます。
相手はラーグルフ、レッドランメルト、レインカルナティオ、ウインキートス、ゴールドスミスあたり。