ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、京都新聞杯2022について考えてみたいと思います。
京都新聞杯は、1999年まで菊花賞のステップレースとして10月に行われていたレースでしたが、2000年に5月に日程移動されたレースです。
2000年5月に行われた京都新聞杯は、特別指定交流競走別定戦のG3重賞として行われていますが、2001年5月には指定交流競走定量戦のG2重賞に戻っています。
つまり、京都新聞杯は、日本ダービーへの優先出走権を与えないものの、日本ダービーあるいは菊花賞にとって、非常に大切なレースであるという位置づけのレースであるということなんでしょうね。
京都新聞杯2022の出走予定
京都新聞杯2022の登録馬は16頭。
中京コースで2連勝しているブラックブロッサム、若葉ステークスで2着になりながら皐月賞に出走しなかったヴェローナシチー、すみれステークス1着馬のポッドボレットなどが登録してきました。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アスクワイルドモア | 牡3 | 56.0kg | 岩田 望来 | 藤原 英昭 |
2 | アップデート | 牡3 | 56.0kg | 浜中 俊 | 杉山 晴紀 |
3 | ヴェローナシチー | 牡3 | 56.0kg | 酒井 学 | 佐々木 晶三 |
4 | ショウナンアデイブ | 牡3 | 56.0kg | 池添 謙一 | 高野 友和 |
5 | ストップザタイム | 牡3 | 56.0kg | 古川 吉洋 | 昆 貢 |
6 | セイクリッド | 牝3 | 54.0kg | 大根田 裕之 | |
7 | ゼンノインヴォーク | 牡3 | 56.0kg | 四位 洋文 | |
8 | テーオードレフォン | 牡3 | 56.0kg | 川須 栄彦 | 梅田 智之 |
9 | ブラックブロッサム | 牡3 | 56.0kg | D.レーン | 斉藤 崇史 |
10 | ポッドボレット | 牡3 | 56.0kg | 福永 祐一 | 辻野 泰之 |
11 | ボルドグフーシュ | 牡3 | 56.0kg | 松田 大作 | 宮本 博 |
12 | マイネルクリソーラ | 牡3 | 56.0kg | 中野 栄治 | |
13 | ミスターホワイト | 牡3 | 56.0kg | 吉田 隼人 | 矢作 芳人 |
14 | メイショウラナキラ | 牡3 | 56.0kg | 秋山 真一郎 | 南井 克巳 |
15 | リアド | 牡3 | 56.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 |
16 | リカンカブール | 牡3 | 56.0kg | 藤岡 康太 | 田中 克典 |
参考 netkeiba
テレビ東京杯青葉賞からのサイン
皐月賞の後に行われる日本ダービーのステップレースは、G2のテレビ東京杯青葉賞、オープンのプリンシパルステークス、そして、京都新聞杯の3レース。
京都新聞杯は、テレビ東京杯青葉賞やプリンシパルステークスのように、日本ダービーへの優先出走権を付与するレースではありませんが、テレビ東京杯青葉賞やプリンシパルステークスと同じ指定交流競走馬齢戦となっています。
京都新聞杯2022を考える上で、今年のテレビ東京杯青葉賞のレース結果は大事です。
では、今年のテレビ東京杯青葉賞の結果を見てみます。
2022年テレビ東京杯青葉賞(東京2400m・14頭立て・出走取消戦)
1着 プラダリア 牡3 56㎏ 3枠3番(逆12番)池添謙一騎手 4人気
前走 3歳未勝利戦(阪神2400m)1人気1着
前々走 3歳未勝利戦(中京2000m)2人気2着
1着同枠 メイショウウネビ 牡3 56㎏ 松岡正海騎手 11人気
前走 若葉ステークス(リステッド・阪神2000m・指定・馬齢)9人気5着
前々走 3歳1勝クラス・アルメリア賞(阪神1800m)4人気4着
2着 ロードレゼル 牡3 56㎏ 5枠7番(逆8番)川田将雅騎手 2人気
前走 3歳1勝クラス・水仙賞(中山2200m)3人気1着
前々走 2歳未勝利戦(阪神2000m)1人気1着
2着同枠 ロンギングエーオ 牡3 56㎏ 石橋脩騎手 13人気
前走 3歳未勝利戦(中山2200m)5人気1着
前々走 3歳未勝利戦(東京2400m)4人気7着(1着同枠)
2022年テレビ東京杯青葉賞を勝ったプラダリアは年明けデビュー馬。
プラダリアは、中京2000mの3歳新馬戦で2着、中京2000mの3歳未勝利戦で2着になった後、フジテレビ賞スプリングステークスの前日の3歳未勝利戦(阪神2400m)で初勝利を1人気で挙げていた馬。
プラダリアの同枠のメイショウウネビは、6戦目の3歳未勝利戦(小倉2000m)で初勝利を挙げた後、1勝クラスを勝てずに、皐月賞のステップレースの若葉ステークスに挑戦し、5着に敗れ、皐月賞の優先出走権を獲得できなかった馬。
2着になったロードレゼルは、阪神2000mの2歳未勝利戦を1人気で勝った後、中山2200mの1勝クラスである水仙賞を勝ってきた馬。
ロードレゼルの同枠のロンギングエーオは、5戦目の東京2400mの3歳未勝利戦を7着(1着同枠)に敗れた後、フジテレビ賞スプリングステークスの翌日の中山2200mの3歳未勝利戦で初勝利を飾ったスクリーンヒーロー産駒。
今年のテレビ東京杯青葉賞の結果から考えると、フジテレビ賞スプリングステークス終了後に賞金を加算している馬、2200mあるいは2400mを勝っている馬、若葉ステークス敗退馬、年明けデビュー馬あたりは気になります。
最後に
昨年から京都競馬場の改修工事により、中京で開催されるようになった京都新聞杯ですが、昨年の京都新聞杯2着馬のルペルカーリアは、中京2000mの勝利歴(3歳未勝利戦)がありました。
京都新聞杯2022の登録馬で、中京コースを勝っている馬はストップザタイム、ブラックブロッサムの2頭だけ。
また、出馬表が出たら考えてみます。