小倉記念2021は4回小倉2日開催の記念競走!それってサイン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、サマー2000シリーズ第3戦の小倉記念について考えてみたいと思います。

 

今年の小倉記念は、小倉競馬場開設90周年記念という副称が付いています。

 

つまり、1回こっきりのレースというわけです。

 

でもね。

 

10年前の小倉記念も、小倉競馬場開設80周年記念という副称を付けて、開催されているわけですよ!

 

さらに、ウィキペディアで調べてみると、2004年には「日本中央競馬会創立50周年記念」、2012年には 「近代競馬150周年記念」、2014年には 「JRA60周年記念」、2019年には「ディープインパクト追悼競走」の副称がついて開催されています。

 

記念競走を作りすぎなんじゃないの?

小倉記念2021の出走予定

小倉記念2021の出走予定は14頭。

 

前年の小倉記念1着馬のアールスターが登録してきました。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アールスター 牡6 56.0kg 長岡 禎仁 杉山 晴紀
2 イロゴトシ 牡4 51.0kg 松山 弘平 牧田 和弥
3 ヴェロックス 牡5 57.0kg 浜中 俊 中内田 充正
4 グランスピード 牡4 53.0kg 和田 竜二 西村 真幸
5 ショウナンバルディ 牡5 55.0kg 岩田 康誠 松下 武士
6 スーパーフェザー せん6 53.0kg 鮫島 克駿 渡辺 薫彦
7 ダブルシャープ 牡6 54.0kg 酒井 学 渡辺 薫彦
8 テーオーエナジー 牡6 55.0kg 宮 徹
9 ハッピーアワー 牡5 54.0kg 杉山 佳明
10 ヒュミドール せん5 55.0kg 幸 英明 小手川 準
11 ファルコニア 牡4 56.0kg 川田 将雅 高野 友和
12 モアナアネラ 牝5 49.0kg 石坂 公一
13 モズナガレボシ 牡4 53.0kg 荒川 義之
14 レオコックブルー 牝6 49.0kg 牧田 和弥

参考 netkeiba

小倉競馬場開設80周年記念小倉記念からのサイン

4回小倉2日に開催される小倉記念2021ですが、2011年に行われた小倉競馬場開設80周年記念小倉記念も4回小倉2日に行われています。

 

何か不思議ですよね。

 

サインかも知れないので、2011年に行われた小倉競馬場開設80周年記念小倉記念の結果を見てみます。

 

小倉競馬場開設80周年記念小倉記念(18頭立て)

1着 イタリアンレッド 牝5 55㎏ 8枠17番(逆2番)浜中俊騎手 4人気

前走 七夕賞(中山2000m・特指・ハンデ)7人気1着

5走前 1600万下条件戦・ムーンライトハンデキャップ(阪神2000m)2人気1着

1着同枠 エーシンジーライン マル外 牡6 55㎏ 太宰啓介騎手 13人気

前走 七夕賞(中山2000m・特指・ハンデ)15人気11着(2着平行)

前々走 金鯱賞(京都2000m・カク指定・別定)12人気11着

2着 キタサンアミーゴ 牡5 55㎏ 5枠9番(逆10番)熊沢重文騎手 15人気

前走 新潟大賞典(新潟2000m・ハンデ)9人気8着(2着平行)

前々走 大阪―ハンブルクカップ(阪神2400m・カク指定・ハンデ)5人気5着

2着同枠 トーホウアラン  牡8  57㎏ 鮫島良太騎手 17人気

前走 産経大阪杯(阪神2000m・指定・別定)11人気12着

前々走 アルゼンチン共和国杯(東京2500m・特指・ハンデ)8人気9着(2着同枠)

 

小倉競馬場開設80周年記念小倉記念を勝ったイタリアンレッドは七夕賞1着馬。

 

小倉の条件戦を連勝し、阪神2000mの1600万下条件戦のムーンライトハンデキャップを勝った後、アンドロメダステークスで1着同枠の10着、小倉2000mの愛知杯で4着、福島牝馬ステークスで5着、マーメイドステークス4着から七夕賞を勝っています。

 

イタリアンレッドのポイントは、ムーンライトハンデキャップと七夕賞だと思います。

 

ムーンライトハンデキャップは前年まで1600mで行われていたレースでしたが、イタリアンレッドが勝ったムーンライトハンデキャップは2000mに変更されていますし、七夕賞は中山開催という特殊なレースでした。

 

また、イタリアンレッドに騎乗していた浜中俊騎手は、福岡出身のご当地騎手でした。

 

イタリアンレッドの同枠のエーシンジーラインは、前々走の金鯱賞と前走の七夕賞で同じ着順を刻んでいた馬。

 

2着になったキタサンアミーゴは、新潟2000mのハンデ戦の新潟大賞典で2着平行配置だった馬。

 

キタサンアミーゴの同枠のトーホウアランは、 京都大賞典や京都新聞杯を勝っている馬ですが、2009年のアルゼンチン共和国杯で2着同枠の9着に敗れた後、休養に入り、産経大阪杯で12着という着順を刻んでいた馬。

 

小倉競馬場開設80周年記念小倉記念の結果からは、変則開催の勝ち馬、ハンデ戦で連対あるいは連対馬の筋配置にいた馬が気になります。

 

小倉記念2021の登録馬で考えると、不知火ステークス組(2019年までは2勝クラスの不知火特別で開催され、2021年に3勝クラスの不知火ステークスに変更)、変更戦の都大路ステークスで1着同枠の3着になったショウナンバルディあたりでしょうか。

最後に

小倉記念2021には、前年の小倉記念優勝馬と今年の七夕賞3着馬が登録しています。

 

サマー2000シリーズが始まってから、前年の小倉記念優勝馬と当年の七夕賞3着馬が揃った年は2013年しかありません。

 

2013年小倉記念の1着馬は、 前走で1600万下条件戦の関ケ原ステークス(中京2000m)で2着に敗れていた5歳せん馬のメイショウナルト。

 

メイショウナルトの同枠には、前年の小倉記念で1着同枠配置だったタムロスカイがいました。

 

また、枠順が決まったら、再検討したいと思います。