報知杯弥生賞ディープインパクト記念2023のサインは2007年?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、報知杯弥生賞ディープインパクト記念2023について考えてみたいと思います。

昨年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念との違い

1.朝日杯フューチュリティステークス1着馬不在

 

2.中山2000mのレースを勝った馬が不在

報知杯弥生賞ディープインパクト記念2023の出走予定

報知杯弥生賞ディープインパクト記念2023の登録馬は12頭。

 

ホープフルステークス2着馬のトップナイフが登録してきましたね。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アームブランシュ 牡3 56.0kg 吉田 豊 竹内 正洋
2 グランヴィノス 牡3 56.0kg 川田 将雅 友道 康夫
3 グリューネグリーン 牡3 56.0kg M.デムーロ 相沢 郁
4 ゴッドファーザー 牡3 56.0kg 武 豊 萩原 清
5 セッション 牡3 56.0kg B.ムルザバエフ 斉藤 崇史
6 タスティエーラ 牡3 56.0kg 松山 弘平 堀 宣行
7 トップナイフ 牡3 56.0kg 横山 典弘 昆 貢
8 トーアライデン 牡3 56.0kg 村山 明
9 フォトンブルー 牡3 56.0kg 武 幸四郎
10 ヨリマル 牡3 56.0kg 横山 和生 上村 洋行
11 レヴォルタード 牡3 56.0kg 手塚 貴久
12 ワンダイレクト 牡3 56.0kg 田辺 裕信 藤岡 健一

参考 netkeiba

2007年報知杯弥生賞からのサイン

今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念の登録馬には、中山2000mを勝っている馬が1頭もいません。

 

過去の報知杯弥生賞ディープインパクト記念(2019年までは報知杯弥生賞)を振り返ってみても、1頭ぐらいは、中山2000mを勝っている馬がいるのに、不思議です。

 

過去の報知杯弥生賞ディープインパクト記念(2019年までは報知杯弥生賞)を調べたところ、中山2000mを勝っている馬が1頭もいなかった年は2007年になります。

 

そして、さらにさかのぼると、1992年になってしまいます。

 

さすがに、レース体系が異なる1992年までさかのぼるのは、疑問に思うので、2007年報知杯弥生賞の結果を見てみます。

 

2007年報知杯弥生賞(3場開催・14頭立て)

1着 アドマイヤオーラ 牡3 56㎏ 3枠4番(逆11番)武豊騎手 1人気

前走 日刊スポーツ賞シンザン記念(京都1600m・特指・別定)3人気1着

前々走 スポーツ報知杯中京2歳ステークス(中京1800m・特指・別定)2人気2着

1着同枠 インパーフェクト 地方馬 牡3 56㎏  御神本訓史騎手 10人気

前走 共同通信杯(東京1800m・特指・別定)6人気5着

前々走  ホープフルステークス(OP・中山2000m・特指・別定)6人気12着

2着 ココナッツパンチ 牡3 56㎏ 5枠8番(逆7番)吉田豊騎手 6人気

前走 3歳新馬戦(東京1600m)1人気1着

2着同枠兼3着 ドリームジャーニー 牡3 56㎏ 蛯名正義騎手 2人気

前走 朝日杯フューチュリティステークス(中山1600m)2人気1着

前々走 東京スポーツ杯2歳ステークス(東京1800m・指定・馬齢)2人気3着

 

2007年報知杯弥生賞を制したアドマイヤオーラは、京都1600mの新馬戦を1人気で勝った後、8頭立てのスポーツ報知杯中京2歳ステークスで2着し、年明けの日刊スポーツ賞シンザン記念を勝ってきたノーザンファーム生産の2勝馬。

 

アドマイヤオーラの同枠のインパーフェクトは、函館1200mのオープンレースであるラベンダー賞の勝利歴がある地方馬。(中山2000m敗退歴を持つ馬)

 

2着になったココナッツパンチは、東京1600mの3歳新馬戦を1人気で勝ってきた社台ファーム生産の馬。

 

ココナッツパンチの同枠馬で3着になったドリームジャーニーは、前年の朝日杯フューチュリティステークス1着馬で、中山1600mで2勝しているサンデーレーシングが馬主の3勝馬。

 

2007年報知杯弥生賞で、1着になったアドマイヤオーラと3着になったドリームジャーニーは、栗東の調教師が管理する馬で、2着になったココナッツパンチは美浦の調教師が管理する馬となっています。

 

2007年報知杯弥生賞の結果から考えると、1人気で初勝利を挙げた馬、年明けで勝利している馬、8頭立てのレースで勝っている馬あたりが気になります。

最後に

昨年の朝日杯フューチュリティステークス1着馬のドルチェモアはNHKマイルカップに向かい、前年のホープフルステークス優勝馬のドゥラエレーデに出走予定、そして、前年の阪神ジュベナイルフィリーズ覇者のリバティアイランドは桜花賞に直行するようです。

 

つまり、今年のクラシックのステップレースは、2歳G1の1着馬が不在の可能性が高いということ。

 

また、出馬表が出たら、再考してみます。