ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、報知杯フィリーズレビュー2021について考えてみたいと思います。
報知杯フィリーズレビュー2021の出馬表
報知杯フィリーズレビュー2021には27頭が登録しましたが、スンリとリュクスフレンドが回避し、エイボンクリフ、エコロデイジー、スマイルアモーレ、フォティノース、ベッラノーヴァ、メイショウツツジ、ヤマニンルリュールの7頭が抽選漏れし、18頭立てとなっています。
スンリとリュクスフレンドは、裏番組のアネモネステークスに出走しますね。
現在のところ、1人気はオパールムーン、2人気はヨカヨカ、3人気はエルカスティージョとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ゴールドチャリス | 牝3 | 54.0kg | 浜中 俊 | 武 幸四郎 | フィールドレーシング |
1枠 | 2番 | テリーヌ | 牝3 | 54.0kg | 富田 暁 | 長谷川 浩大 | 三木 久史 |
2枠 | 3番 | エルカスティージョ | 牝3 | 54.0kg | 岩田 康誠 | 斉藤 崇史 | (有)キャロットファーム |
2枠 | 4番 | アンブレラデート | 牝3 | 54.0kg | 池添 謙一 | 藤原 英昭 | 吉田 千津 |
3枠 | 5番 | シゲルピンクルビー | 牝3 | 54.0kg | 和田 竜二 | 渡辺 薫彦 | 森中 蕃 |
3枠 | 6番 | クープドクール | 牝3 | 54.0kg | 斎藤 新 | 高橋 義忠 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
4枠 | 7番 | ポールネイロン | 牝3 | 54.0kg | 藤岡 佑介 | 矢作 芳人 | 前田 幸治 |
4枠 | 8番 | ヨカヨカ | 牝3 | 54.0kg | 幸 英明 | 谷 潔 | 岡 浩二 |
5枠 | 9番 | ラヴケリー | 牝3 | 54.0kg | 松若 風馬 | 高柳 大輔 | 水谷 昌晃 |
5枠 | 10番 | ヴァーチャリティ | 牝3 | 54.0kg | 松田 大作 | 庄野 靖志 | (有)桑田牧場 |
6枠 | 11番 | ララクリスティーヌ | 牝3 | 54.0kg | 中井 裕二 | 斉藤 崇史 | フジイ興産(株) |
6枠 | 12番 | ブルーバード | 牝3 | 54.0kg | 柴田 大知 | 高橋 祥泰 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
7枠 | 13番 | ミニーアイル | 牝3 | 54.0kg | 藤岡 康太 | 武 幸四郎 | 大野 剛嗣 |
7枠 | 14番 | ラストリージョ | 牝3 | 54.0kg | 藤井 勘一郎 | 蛯名 利弘 | (株)ブルースターズファーム |
7枠 | 15番 | エイシンヒテン | 牝3 | 54.0kg | 団野 大成 | 渡辺 薫彦 | (株)栄進堂 |
8枠 | 16番 | オパールムーン | 牝3 | 54.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 | (株)NICKS |
8枠 | 17番 | フリード | 牝3 | 54.0kg | 国分 優作 | 西園 正都 | 岡田 繁幸 |
8枠 | 18番 | スティクス | 牝3 | 54.0kg | 吉田 隼人 | 武 幸四郎 | (有)シルクレーシング |
武幸四郎厩舎のゴールドチャリスとスティクスが、対角配置になっていますね。
紅梅ステークス2着馬出走からのサイン
今年、京都から中京開催に変更された紅梅ステークスは、1400mの特別指定交流競走の別定戦です。
報知杯フィリーズレビューも紅梅ステークスも、同じ1400mで行われることから、関連がありそうです。
報知杯フィリーズレビュー2021には、紅梅ステークス2着馬のララクリスティーヌが出走しますが、紅梅ステークス2着馬が出走した報知杯フィリーズレビューの結果を見てみます。
2003年報知杯フィリーズレビュー(16頭立て)
1着 ヤマカツリリー 牝3 54㎏ 4枠7番(逆10番)安藤勝己騎手 1人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m)11人気2着
2着 モンパルナス マル地 牝3 54㎏ 1枠2番(逆15番)松永幹夫騎手 3人気
前走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)5人気2着
2003年報知杯フィリーズレビューは、阪神ジュベナイルフィリーズ2着馬のヤマカツリリーが1着で、紅梅ステークス2着馬のモンパルナスが2着。
2009年報知杯フィリーズレビュー(16頭立て)
1着 ワンカラット 牝3 54㎏ 4枠7番(逆10番)藤岡佑介騎手 6人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m)5人気12着
前々走 KBS京都賞ファンタジーステークス(京都1400m・指定・馬齢)5人気2着
2着 アイアムカミノマゴ 牝3 54㎏ 3枠6番(逆11番)福永祐一騎手 3人気
前走 エルフィンステークス(京都1600m・特指・別定)4人気4着(2着同枠)
前々走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)4人気5着
8着 チャームポット 牝3 54㎏ 8枠15番(逆2番)和田竜二騎手 10人気
前走 エルフィンステークス(京都1600m・特指・別定)5人気3着
前々走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)3人気2着
2009年報知杯フィリーズレビューは、京都1400mのKBS京都賞ファンタジーステークス2着馬のワンカラットが勝ち、エルフィンステークスで2着同枠だったアイアムカミノマゴが2着になっています。
紅梅ステークス2着馬のチャームポットは、紅梅ステークスの後に、エルフィンステークスを走っていますが、ワンカラットの平行に配置されていました。
2013年報知杯フィリーズレビュー(16頭立て)
1着 メイショウマンボ 牝3 54㎏ 2枠4番(逆13番)川田将雅騎手 3人気
前走 500万下条件戦・こぶし賞(京都1600m)2人気1着
前々走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)7人気2着
2着 ナンシーシャイン 牝3 54㎏ 1枠1番(逆16番)大野拓弥騎手 4人気
前走 500万下条件戦・春菜賞(東京1400m)5人気1着(ゾロ目)
2013年報知杯フィリーズレビューは、紅梅ステークス2着の後、京都1600mの条件戦を勝ったメイショウマンボが1着、2着は東京1400mの条件戦をゾロ目で勝ったナンシーシャイン。
2015年報知杯フィリーズレビュー(18頭立て)
1着 クイーンズリング 牝3 54㎏ 8枠17番(逆2番)M.デムーロ騎手 1人気
前走 500万下条件戦・菜の花賞(中山1600m)2人気1着
2着 ペルフィカ 牝3 54㎏ 7枠13番(逆6番)菱田裕二騎手 7人気
前走 500万下条件戦・こぶし賞(京都1600m)2人気1着
5着 ラッフォルツァート 牝3 54㎏ 1枠2番(逆17番)シュタルケ騎手 4人気
前走 500万下条件戦・平場(京都1400m)1人気1着
前々走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)3人気2着
2015年報知杯フィリーズレビューは、中山1600の条件戦を勝ったクイーンズリングが1着で、京都1600mの条件戦を勝利したペルフィカが2着。
紅梅ステークス2着馬のラッフォルツァートは、紅梅ステークス後に、京都1400mの条件戦を勝利しましたが、クイーンズリングの対角配置でサポートしていました。
2018年報知杯フィリーズレビュー(18頭立て)
1着 リバティハイツ 牝3 54㎏ 5枠10番(逆9番)北村友一騎手 8人気
前走 500万下条件戦・平場(京都1400m)1人気2着
2着 アンコールプリュ 牝3 54㎏ 5枠9番(逆10番)藤岡康太騎手 2人気
前走 500万下条件戦・つわぶき賞(中京1400m)3人気1着
3着 デルニエオール 牝3 54㎏ 1枠2番(逆17番)岩田康誠騎手 5人気
前走 500万下条件戦・平場(京都1400m)5人気1着
11着 ラブカンプー 牝3 54㎏ 8枠17番(逆2番) 松山弘平騎手 10人気
前走 500万下条件戦・かささぎ賞(小倉1200m)1人気1着
前々走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)4人気2着
2018年報知杯フィリーズレビューは、京都1400mの条件戦で2着だったリバティハイツが1着、ゾロ目の2着は中京1400mの条件戦を勝ってきたアンコールプリュ。
紅梅ステークス2着の後、小倉1200mの条件戦で優勝したラブカンプーは3着馬の対角配置にいました。
2019年報知杯フィリーズレビュー(18頭立て)
1着 ノーワン 牝3 54㎏ 1枠1番(逆18番)坂井瑠星騎手 12人気
前走 3歳未勝利戦(京都1600m)4人気1着
1着 プールヴィル 牝3 3枠6番(逆13番)秋山真一郎騎手 3人気
前走 紅梅ステークス(京都1400m・特指・別定)1人気2着
2019年報知杯フィリーズレビューは、京都1600mの3歳未勝利戦を勝ったノーワンと紅梅ステークス2着馬のプールヴィルが1着同着。
以上の結果から、ゾロ目決着以外は、紅梅ステークス2着馬が直接連対あるいは連対馬の筋配置にいることが分かります。
報知杯フィリーズレビュー2021に出走する紅梅ステークス2着馬のララクリスティーヌは、紅梅ステークス2着の後、直接、報知杯フィリーズレビュー2021に出走してきた馬なので、2003年と2019年の報知杯フィリーズレビューに近い感じ。
ちなみに、ララクリスティーヌの同枠はブルーバード、対角はヨカヨカ、平行はテリーヌとなっていますね。
最後に
今年のチューリップ賞は、1枠1番に配置されたメイケイエールと5枠5番に配置されたマル外のエリザベスタワーの1着同着でした。
この1着同着は、18頭立てで行われた2019年報知杯フィリーズレビューでも行われており、1枠1番のノーワンと3枠6番(逆13番)のプールヴィルが、その役割を担いました。
また、報知杯フィリーズレビューとともに、桜花賞のステップレースとなっている13頭立てで行われた2019年チューリップ賞では、1枠1番に配置されたダノンファンタジーが1着、2着には8枠13番(逆1番)のシゲルピンクダイヤが入り、報知杯フィリーズレビューとの連動を成立させています。
この2019年のチューリップ賞と報知杯フィリーズレビュー、そして、2019年チューリップ賞から考えると、正逆1番が気になります。
そこで、ゴールドチャリス(スティクス)からララクリスティーヌ、ヨカヨカ、ラヴケリー、オパールムーン、ミニーアイルあたりに軽く流してみたいと思います。