朝日杯フューチュリティステークス2025の出馬表
朝日杯フューチュリティステークス2025の登録馬は18頭。
登録馬18頭のうち、アイガーリー、ゴーゴーリチャード、サンブライト、スウィートハピネスが回避し、14頭立てとなっている。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | 牡2 | 56.0kg | 西村 淳也 | 高野 友和 | 前田 幸治 | |
| 2枠 | 2番 | ホワイトオーキッド | 牝2 | 55.0kg | 北村 友一 | 藤原 英昭 | Viridian Keiba Club |
| 3枠 | 3番 | エコロアルバ | 牡2 | 56.0kg | 松山 弘平 | 田村 康仁 | 原村 正紀 |
| 3枠 | 4番 | コスモレッド | 牝2 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 北出 成人 | (有)ウエストヒルズ |
| 4枠 | 5番 | ストームサンダー | 牡2 | 56.0kg | 岩田 康誠 | 安達 昭夫 | Him Rock Racingホールディングス(株) |
| 4枠 | 6番 | タガノアラリア | 牡2 | 56.0kg | F.ジェルー | 西園 翔太 | 八木 良司 |
| 5枠 | 7番 | コルテオソレイユ | 牡2 | 56.0kg | 川田 将雅 | 佐藤 悠太 | ニットー商事(株) |
| 5枠 | 8番 | カヴァレリッツォ | 牡2 | 56.0kg | C.デムーロ | 吉岡 辰弥 | (有)シルクレーシング |
| 6枠 | 9番 | スペルーチェ | 牡2 | 56.0kg | 三浦 皇成 | 宮田 敬介 | 窪田 芳郎 |
| 6枠 | 10番 | ダイヤモンドノット | 牡2 | 56.0kg | C.ルメール | 福永 祐一 | 金子真人ホールディングス(株) |
| 7枠 | 11番 | カクウチ | 牡2 | 56.0kg | 岩田 望来 | 小崎 憲 | (株)ニッシンホールディングス |
| 7枠 | 12番 | アドマイヤクワッズ | 牡2 | 56.0kg | 坂井 瑠星 | 友道 康夫 | 近藤 旬子 |
| 8枠 | 13番 | リアライズシリウス | 牡2 | 56.0kg | 津村 明秀 | 手塚 貴久 | 今福 洋介 |
| 8枠 | 14番 | レッドリガーレ | 牡2 | 56.0kg | 吉村 誠之助 | 斉藤 崇史 | (株)東京ホースレーシング |
昨年は1頭もいなかった牝馬が2頭出走してきた。
阪神ジュベナイルフィリーズからの考察
昨年、2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスは、京都で開催された。
そして、今年、阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスは阪神開催に戻る。
まずは、先日行われた今年の阪神ジュベナイルフィリーズと昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを見てみる。
2024年阪神ジュベナイルフィリーズ(7回京都4日・18頭立て)
1着 アルマヴェローチェ 牝2 55㎏ 6枠12番(逆7番)岩田望来騎手 5人気
2着 ビップデイジー 牝2 55㎏ 1枠1番(逆18番)幸英明騎手 8人気
3着 テリオスララ 牝2 55㎏ 1枠2番(逆17番)M.デムーロ騎手 7人気
京都開催だった2024年阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったアルマヴェローチェは、札幌1800mの新馬戦を勝利し、札幌2歳ステークスで2着という戦績を刻んでいた馬だった。(最終賞金加算は夏季重賞2着)
2着になったビップデイジーは、中京1600mの新馬戦と京都1800mの1勝クラスの紫菊賞を連勝していた馬。(最終賞金加算は秋季1勝クラス1着)
3着になったテリオスララは、2戦目の札幌1800mの未勝利戦を勝った後、京都1800mのリステッド競走の萩ステークスを勝利していた馬。(最終賞金加算は秋季オープン1着)
2024年阪神ジュベナイルフィリーズ(5回阪神4日・18頭立て)
1着 スターアニス 牝2 55㎏ 5枠9番(逆10番)松山弘平騎手 2人気
2着 ギャラボーグ 牝2 55㎏ 3枠5番(逆14番)川田将雅騎手 4人気
3着 タイセイボーグ 牝2 55㎏ 8枠17番(逆2番)西村淳也騎手 6人気
阪神開催に戻った2025年阪神ジュベナイルフィリーズを勝利したスターアニスは、2戦目の小倉1200mの未勝利戦で初勝利を飾った後、重賞となった中京2歳ステークスで2着になっていた馬。(最終賞金加算は夏季重賞2着)
2着になったギャラボーグは、2戦目の阪神1800mの未勝利戦を勝ってきた馬。(最終賞金加算は秋季未勝利戦1着・同枠のアルバンヌの最終賞金加算は秋季1勝クラス1着)
3着のタイセイボーグは、阪神1400mの新馬戦を勝利した後、新潟1400mのOPダリア賞で2着、新潟2歳ステークスで2着、アルテミスステークスで3着だった馬。(最終賞金加算は夏季重賞2着)
京都開催の2024年阪神ジュベナイルフィリーズと阪神開催の2025年阪神ジュベナイルフィリーズを見比べると、夏季重賞2着が最終賞金加算だった馬が1着という共通項がある。
また、2024年阪神ジュベナイルフィリーズは、秋季1勝クラス1着馬を2着に起用しているのに対し、2025年阪神ジュベナイルフィリーズは、秋季1勝クラス1着馬の同枠馬を2着馬に使っている。
次に、京都開催だった2024年朝日杯フューチュリティステークスの結果を見てみる。
2024年朝日杯フューチュリティステークス(7回京都6日・16頭立て)
1着 アドマイヤズーム 牡2 56㎏ 1枠2番(逆15番)川田将雅騎手 5人気
2着 ミュージアムマイル 牡2 56㎏ 2枠4番(逆13番) C.デムーロ騎手 2人気
3着 ランスオブカオス 牡2 56㎏ 2枠3番(逆14番) 吉村誠之助騎手 9人気
京都開催だった2024年朝日杯フューチュリティステークスを勝利したアドマイヤズームは、京都1600mの新馬戦で1人気4着に敗れた後、京都1600mの未勝利戦で勝ってきた馬。(最終賞金加算は秋季未勝利戦1着・同枠のダイシンラーの最終賞金加算は夏季新馬戦1着)
2着になったミュージアムマイルは、2戦目の京都1800mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、京都2000mの1勝クラスの黄菊賞で2勝目を獲得していた馬。(最終賞金加算は秋季1勝クラス1着)
ミュージアムマイルの同枠馬で、3着だったランスオブカオスは、12月に行われた京都1400mの新馬戦を勝ってきた馬。(最終賞金加算は秋季新馬戦1着)
結論
今年のデイリー杯2歳ステークスは8頭立てで行われた。
過去のデイリー杯2歳ステークスで、8頭立てで行われたのは2020年。
2020年の朝日杯フューチュリティステークスは、グレナディアガーズが勝っている。
グレナディアガーズは、新潟1400mの新馬戦で2着、中京1600mの未勝利戦で4着、阪神1400mの未勝利戦で1着だったサンデーレーシングが馬主の馬で、デビュー戦から朝日杯フューチュリティステークスまで 川田将雅騎手が継続騎乗していた。
2020年朝日杯フューチュリティステークスの2着馬のステラヴェローチェは、阪神1600mの新馬戦を勝った後、サウジアラビアロイヤルカップで勝っていたノーザンファーム生産馬。
ステラヴェローチェの同枠馬で3着になったレッドベルオーブは、2戦目の中京1600mの未勝利戦を勝った後、8頭立てのデイリー杯2歳ステークスを勝ってきたノーザンファーム生産馬である。
この結果から考えると、秋季に未勝利戦を勝ってきた馬が気になる。
ただし、軸としては、エコロアルバにしてみたい。
相手は、アドマイヤクワッズ、スペルーチェ、カヴァレリッツォ、グッドピースあたり。





