葵ステークス2022の傾向を考えてみるとサインが見つかった?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、葵ステークス2022について考えてみたいと思います。

 

葵ステークスは、今年、日本グレード格付管理委員会による審査の結果、G3の承認が下り、晴れてG3重賞になったレースです。

 

JRAニュースによると、3歳G3の基準値は105.00ポンドのようで、葵ステークスの過去3年間の平均が105.00ポンドを超えたことで、G3の承認が下りたようですね。

 

ということは、今年の葵ステークスのレースレーティングも、ある程度高くしとかないと、格下げされるかもしれない危険性があるということでしょうね。

葵ステークス2022の出走予定

葵ステークス2022の登録馬は29頭。

 

ウインマーベルは、収得賞金が1800万円以上となっているため、1㎏増の57㎏斤量となります。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アネゴハダ 牝3 54.0kg 吉田 隼人 佐々木 晶三
2 イチゴキネンビ 牡3 56.0kg 小桧山 悟
3 ヴィアドロローサ 牡3 56.0kg 横山 和生 安田 隆行
4 ウインマーベル 牡3 57.0kg 松山 弘平 深山 雅史
5 ウインモナーク 牡3 56.0kg 松岡 正海 奥平 雅士
6 ウラカワノキセキ 牝3 54.0kg 藤岡 康太 田島 俊明
7 オタルエバー 牡3 56.0kg 幸 英明 中竹 和也
8 カイカノキセキ 牝3 54.0kg 鮫島 克駿 池添 学
9 カジュフェイス 牡3 56.0kg 秋山 真一郎 森田 直行
10 キミワクイーン 牝3 54.0kg 内田 博幸 奥村 武
11 グランアリエル 牡3 56.0kg 小野 次郎
12 ケイアイオメガ 牡3 56.0kg 藤懸 貴志 梅田 智之
13 コムストックロード 牝3 54.0kg 中野 栄治
14 コラリン 牝3 54.0kg 池添 謙一 木村 哲也
15 シゲルファンノユメ 牡3 56.0kg 藤岡 佑介 伊藤 圭三
16 ジャスパークローネ 牡3 56.0kg 武 豊 森 秀行
17 ショウナンマッハ 牡3 56.0kg 岩田 康誠 茶木 太樹
18 ゼットレヨン 牡3 56.0kg 酒井 学 吉田 直弘
19 ソウテン 牡3 56.0kg 和田 竜二 加藤 征弘
20 タヤスゴールド 牡3 56.0kg 江田 照男 岩戸 孝樹
21 ダークペイジ 牝3 54.0kg 浜中 俊 吉村 圭司
22 テイエムスパーダ 牝3 54.0kg 国分 恭介 五十嵐 忠男
23 トップキャスト 牝3 54.0kg 坂井 瑠星 高橋 康之
24 ニシノレバンテ 牡3 56.0kg 松田 大作 栗田 徹
25 ピラティス 牝3 54.0kg 横山 典弘 松永 幹夫
26 ブッシュガーデン 牝3 54.0kg 富田 暁 武井 亮
27 ブレスレスリー 牝3 54.0kg M.デムーロ 藤岡 健一
28 ペプチドヤマト 牡3 56.0kg 松若 風馬 武 英智
29 ホウオウノーサイド 牡3 56.0kg 斎藤 誠

参考 netkeiba

過去の葵ステークスからのサイン

葵ステークスは、2018年に重賞化されたため、重賞化以降のデータが4年しかありません。

 

しかも、2021年は京都競馬場改修工事のため、中京開催となっています。

 

ただし、レースの傾向というのはあるはずです。

 

では、2018年~2021年の葵ステークスの結果を見てみます。

 

2018年葵ステークス(京都1200m・16頭立て)

1着 ゴールドクイーン 牝3 54㎏ 2枠3番(逆14番)古川吉洋騎手 9人気

前走 橘ステークス(京都1400m・特指・別定・取消戦)6人気3着

3走前 フェニックス賞(小倉1200m・特指・別定)8人気1着

2着 ラブカンプー 牝3 54㎏ 1枠1番(逆16番) 和田竜二騎手 6人気

前走 アーリントンカップ(阪神1600m・指定・馬齢)9人気最下位

3走前 3歳500万下条件戦・かささぎ賞(小倉1200m)1人気1着

2着同枠 アサクサゲンキ マル外 牡3 57㎏ 武豊騎手 1人気

前走  中日スポーツ賞ファルコンステークス(中京1400m・特指・別定)7人気2着

4走前 小倉2歳ステークス(小倉1200m・特指・馬齢)3人気1着

2着 トゥラヴェスーラ 牡3 56㎏ 7枠14番(逆3番)福永祐一騎手 2人気

前走 3歳500万下条件戦・平場(阪神1200m)2人気1着

前々走 3歳500万下条件戦・萌黄賞(小倉1200m)6人気2着

2着同枠 タイセイプライド 牡3 57㎏ 岩田康誠騎手 4人気

前々走 クリスマスローズステークス(中山1200m・特指・別定)1人気1着

4走前 ダリア賞(新潟1400m・特指・別定)1人気1着

 

2018年葵ステークスで1着になったゴールドクイーンは、阪神ダート1200mの新馬戦で勝利し、次走のフェニックス賞で連勝を決めましたが、3歳になってからは連対すらなかった馬。

 

同着2着のラブカンプーは、牝馬限定の特別指定交流競走別定戦の紅梅賞で2着に入り、次走の3歳500万下条件戦のかささぎ賞で2勝目を挙げていた馬。

 

ラブカンプーの同枠のアサクサゲンキは、小倉2歳ステークス1着、ファルコンステークス2着の実績を持つ増量馬。

 

同着の2着のトゥラヴェスーラは、前走で阪神1200mの3歳500万下条件戦を勝ってきた馬。

 

トゥラヴェスーラの同枠のタイセイプライドは、オープンのダリア賞とクリスマスローズステークスを勝利していた増量馬。

 

2019年葵ステークス(京都1200m・16頭立て)

1着 ディアンドル 牝3 55㎏ 3枠6番(逆11番)藤岡佑介騎手 1人気

前走 マーガレットステークス(リステッド・阪神1200m・特指・別定)1人気1着

前々走 クリスマスローズステークス(中山1200m・特指・別定)1人気1着

2着 アスターペガサス マル外 牡3 57㎏ 7枠13番(逆4番)福永祐一騎手 13人気

前走 橘ステークス(リステッド・京都1400m・特指・別定)4人気13着

5走前 函館2歳ステークス(函館1200m・特指・馬齢)2人気1着

 

2019年の葵ステークスで勝利しているディアンドルは、オープンのカンナステークスとクリスマスローズステークスとマーガレットステークスを勝っている増量馬。

 

2着になったアスターペガサスは、函館2歳ステークスを勝っている増量馬。

 

2020年葵ステークス(京都1200m・16頭立て)

1着 ビアンフェ 牡3 57㎏ 6枠12番(逆7番) 藤岡佑介騎手 1人気

前走  中日スポーツ賞ファルコンステークス(中京1400m・特指・別定)2人気9着

3走前 京王杯2歳ステークス(東京1400m・指定・馬齢)3人気2着

2着 レジェーロ 牝3 54㎏ 2枠3番(逆14番)北村宏司騎手 11人気

前走 マーガレットステークス(リステッド・阪神1200m・特指・別定)1人気5着(2着同枠)

前々走 3歳1勝クラス・かささぎ賞(小倉1200m)8人気1着

2着同枠 マイネルグリット 牡3 57㎏ 国分優作騎手 8人気

前走 橘ステークス(リステッド・京都1400m・特指・別定)9人気5着

6走前 小倉2歳ステークス(小倉1200m・特指・馬齢)3人気1着

 

2020年葵ステークスで優勝したビアンフェは、函館2歳ステークスを勝ち、京王杯2歳ステークスで2着に入っている増量馬。

 

2着になったレジェーロは、小倉1200mの1勝クラスのかささぎ賞で2勝目を挙げた後、マーガレットステークスで1人気に支持され、2着同枠の5着になっていた馬。

 

レジェーロの同枠のマイネルグリットは、小倉2歳ステークスを勝利している増量馬。

 

2021年葵ステークス(中京1200m・18頭立て)

1着  レイハリア 牝3 54㎏ 4枠7番(逆12番)亀田温心騎手 13人気

前走 3歳1勝クラス・雪うさぎ賞(新潟1200m)6人気1着

前々走 3歳未勝利戦(中山ダート1200m)6人気1着

1着同枠 オールアットワンス 牝3 54㎏ 和田竜二騎手 9人気

前走 マーガレットステークス(リステッド・阪神1200m・特指・別定)4人気5着

3走前 カンナステークス(中山1200m・特指・別定)3人気4着

2着 ヨカヨカ 牝3 55㎏ 1枠2番(逆17番)幸英明騎手 3人気

前走 桜花賞(阪神1600m)11人気17着

前々走 報知杯フィリーズレビュー(阪神1400m・指定・馬齢)2人気2着

 

2021年葵ステークスは、中山ダート1200mの3歳未勝利戦で初勝利を挙げた後、福島から新潟に変更された1勝クラスの雪うさぎ賞を勝ってきたレイハリアが1着。

 

レイハリアの同枠のオールアットワンスは、オープンのカンナステークスを勝っていた馬。

 

2着になったヨカヨカは、オープンのフェニックス賞とひまわり賞を勝利し、G2の報知杯フィリーズレビューで2着になっている増量馬。

 

2018年~2021年の葵ステークスの結果から考えると、増量馬のウインマーベル、特別指定交流競走別定戦で連対している馬が気になります。

最後に

今年の葵ステークスは賞金増額戦なんですが、賞金増額戦の3歳重賞で連対していた馬は1頭も登録してきていません。

 

ただし、主催者は、何らかの方法を使って、このレースが賞金増額戦であることを示したいはずです。

 

出馬表が出たら、再検討してみます。