ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
日曜日に産経賞オールカマーがありますが、オールカマーって出走馬に広く門戸を開けたレースのようですよ!
だから、3歳馬も牝馬も地方馬も出走していいし、サラブレッドだけでなくアラブだって出走してもいいレースのようです。
でも、今年の登録馬には3歳馬もいなければ、牝馬も地方馬もいません。
全然、オールカマーじゃないんですよね。
今回は、オールカマーとは名ばかりの産経賞オールカマー2019について考えてみたいと思います。
産経賞オールカマー2019の出走予定
産経賞オールカマー2019の出走予定は10頭。
連覇を狙うレイデオロ、クイーンエリザベス2世カップを制しG1馬の仲間入りを果たしたウインブライト、七夕賞で久々の勝利をつかんだミッキースワローの名前があります。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | ウインブライト | 牡5 | 58.0kg | 松岡 正海 | 畠山 吉宏 |
2 | エンジニア | 牡6 | 56.0kg | 津村 明秀 | 牧 光二 |
3 | グレイル | 牡4 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 野中 賢二 |
4 | クレッシェンドラヴ | 牡5 | 56.0kg | 内田 博幸 | 林 徹 |
5 | ゴーフォザサミット | 牡4 | 56.0kg | 石橋 脩 | 藤沢 和雄 |
6 | ショウナンバッハ | 牡8 | 56.0kg | 吉田 豊 | 上原 博之 |
7 | スティッフェリオ | 牡5 | 56.0kg | 丸山 元気 | 音無 秀孝 |
8 | トニーファイブ | せん4 | 56.0kg | 森 秀行 | |
9 | ミッキースワロー | 牡5 | 56.0kg | 菊沢 一樹 | 菊沢 隆徳 |
10 | レイデオロ | 牡5 | 58.0kg | 福永 祐一 | 藤沢 和雄 |
参考 netkeiba
産経賞セントウルステークスからのサイン
産経新聞社から寄贈賞を受けているレースは、産経賞オールカマーと産経賞セントウルステークス。
産経賞セントウルステークスは、秋季に行われる最初の古馬のG2レースで、産経賞オールカマーと同じ指定交流競走の別定戦です。
古馬のG2レースという見地からも、今年の産経賞セントウルステークスの結果を見ておくことは必要でしょう。
2019年産経賞セントウルステークス(13頭立て)
1着 タワーオブロンドン 牡4 57kg 5枠7番(逆7番)ルメール騎手 1人気
前走 キーンランドカップ(札幌1200m・指定・別定)2人気2着
3走前 京王杯スプリングカップ(東京1400m・指定・別定)1人気1着(レコード)
2着 ファンタジスト 牡3 54kg 5枠6番(逆8番)和田竜二騎手 7人気
前走 テレビ西日本賞北九州記念(小倉1200m)4人気14着
4走前 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)1人気2着
3着 イベリス 牝3 52kg 4枠4番(逆10番)浜中俊騎手 3人気
前走 NHKマイルカップ(東京1600m)11人気16着
前々走 アーリントンカップ(阪神1600m・指定・馬齢)12人気1着(ゾロ目)
2019年産経賞セントウルステークスはゾロ目決着でしたが、1着となったタワーオブロンドンは、G2の指定交流競走の別定戦である京王杯スプリングカップの1着歴のある馬。
また、2着となったファンタジストは、G2の指定交流競走の馬齢戦であるフジテレビ賞スプリングステークスで2着になった実績があります。
産経賞オールカマー2019の出走予定馬で、1年以内にG2の指定交流競走の別定戦を制したのはウインブライトのみです。
アメリカジョッキークラブカップからのサイン
中山2200mで行われるG2は、アメリカジョッキークラブカップ、朝日杯セントライト記念、そして、産経賞オールカマーの3レース。
このうち、古馬戦は、カク指定の別定戦であるアメリカジョッキークラブカップと指定交流競走の別定戦の産経賞オールカマーです
同じ中山2200mで行われるG2なので、連動があるはず!
2016年アメリカジョッキークラブカップ(16頭立て)
1着 ディサイファ 牡7 57kg 2枠3番(逆14番)武豊騎手 2人気
2着 スーパームーン 牡7 56kg 6枠11番(逆6番)ルメール騎手 3人気
2016年産経賞オールカマー(12頭立て)
1着 ゴールドアクター 牡5 58kg 5枠6番(逆7番)吉田隼人騎手 1人気
2着 サトノノブレス 牡6 56kg 1枠1番(逆12番)福永祐一騎手 3人気
2017年アメリカジョッキークラブカップ(17頭立て)
1着 タンタアレグリア 牡5 56kg 4枠8番(逆10番) 蛯名正義騎手 7人気
2着 ゼーヴィント 牡4 55kg 5枠10番(逆8番)戸崎圭太騎手 1人気
2017年産経賞オールカマー(17頭立て)
1着 ルージュバック 牝5 55kg 3枠6番(逆12番)北村宏司騎手 5人気
2着 ステファノス 牡6 56kg 4枠8番(逆10番) 戸崎圭太騎手 1人気
2018年アメリカジョッキークラブカップ(11頭立て)
1着 ダンビュライト 牡4 55kg 6枠7番(逆5番) M.デムーロ騎手 2人気
2着 ミッキースワロー 牡4 56kg 3枠3番(逆9番)横山典弘騎手 1人気
2018年産経賞オールカマー(12頭立て)
1着 レイデオロ 牡4 57kg 6枠7番(逆6番)ルメール騎手 1人気
2着 アルアイン 牡4 57kg 1枠1番(逆12番) 北村友一騎手 3人気
ここまでは、馬番と人気で連動しています。
2019年アメリカジョッキークラブカップ(11頭立て)
1着 シャケトラ 牡6 56kg 7枠8番(逆4番)石橋脩騎手 7人気
2着 フィエールマン 牡4 57kg 4枠4番(逆8番)ルメール騎手 1人気
最後に
連覇を狙うレイデオロですが、過去に産経賞オールカマーを2連覇以上した馬は、2007年から2009年にかけて3連覇を達成したマツリダゴッホのみ。
2連覇を狙った2008年のマツリダゴッホは、1人気で前年と同じ蛯名正義騎手が騎乗していました。
はたして、レイデオロは連覇を達成できるのでしょうか?