ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
日曜日に行われた2重賞は荒れましたね。
でも、荒れるには、荒れる原因というのがあるはずなんですよね。
それを検証するというのが大切なことだと思います。
さて、今回は、ユニコーンステークス2021とマーメイドステークス2021の回顧を行ってみようと思います。
ユニコーンステークス2021の回顧
ユニコーンステークス2021は、7人気のスマッシャーが勝利し、14人気のサヴァが2着に入る波乱の決着となりました。
スマッシャーが3着となった端午ステークスは、京都から阪神替わりとなった特別指定交流競走別定戦です。
スマッシャーは、阪神替わりとなった端午ステークスで、2着同枠の3着だった馬。
端午ステークスで2着だったレディバグは、ユニコーンステークス2021で除外となっているので、スマッシャーにとっては、いい流れだったのでしょうね。
そして、スマッシャーは、ユニコーンステークス2021で、東京1600mの特別指定交流競走別定戦の青竜ステークスで1着となったゲンパチフォルツァの同枠配置となっていたのも、大きかったのでしょうね。
2着となったサヴァは、阪神替わりとなった端午ステークス1着馬の同枠馬。
つまり、ユニコーンステークス2021は、特別指定交流競走別定戦で1着になった馬が入った枠の馬で決着していることになります。
3着に入ったケイアイロベージは、阪神ダート1800mの連勝馬でしたが、ケイアイロベージ自身も、同枠のサンライズウルスも、特別指定交流競走別定戦に出走していなかった馬。
3着に入るのが、精いっぱいだったのでしょうね。
マーメイドステークス2021の回顧
マーメイドステークス2021は、10番人気のシャムロックヒルが優勝し、2着には51㎏斤量のクラヴェルが入るハンデ戦らしい結果になっています。
シャムロックヒルの同枠のアブレイズは、特別指定交流競走ハンデ戦の愛知杯で2着同枠の4着、同じく特別指定交流競走ハンデ戦のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2着対角に配置されていた馬。
愛知杯もローレル競馬場賞中山牝馬ステークスも、マーメイドステークスと同じ牝馬限定の特別指定交流競走ハンデ戦なので、この2レースは、マーメイドステークスにとっては大事なレースです。
マーメイドステークス2021は、前年の3回阪神4日から3回阪神2日に変更されているレースで、開幕週で、斤量50㎏という軽ハンデに恵まれた先行馬のシャムロックヒルにとっては、好都合だったということでしょうね。
2着に入ったクラヴェルは、昨年のマーメイドステークスには存在していなかった3勝クラスのシドニートロフィー4着馬。
シドニートロフィーは、前年は京都ダート1200mで行われていたレースで、2021年は開催場所も開催距離も変更されているレースでした。
シドニートロフィー組は、クラヴェルとソフトフルートの2頭が出走しており、どちらかが連対すると思っていましたが、ハンデの軽いクラヴェルの方でしたね。
3着に入ったシャドウディーヴァは、新潟に開催替わりとなった福島牝馬ステークス4着馬のフィリアプーラの同枠馬。
マーメイドステークス2021の2着馬であるクラヴェルの同枠馬が、福島牝馬ステークス3着馬のサンクテュエールなので、納得です。
最後に
次の日曜日は、宝塚記念ですね。
前年の宝塚記念優勝馬で、有馬記念も勝ったクロノジェネシスが1人気となるでしょうが、宝塚記念連覇が達成できるのでしょうか。
宝塚記念で連覇を達成したのは、2013年と2014年の宝塚記念を勝ったゴールドシップのみ。
ではまた。