鳴尾記念2025(第78回)の考察

鳴尾記念2025の出馬表

鳴尾記念2025には16頭が登録。

 

16頭の登録馬のうち、オメガギネスとダノンエアズロックが回避し、14頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 オニャンコポン せん6 57.0kg 武 豊 小島 茂之 田原 邦男
2枠 2番 マテンロウレオ 牡6 57.0kg 横山 典弘 昆 貢 寺田 千代乃
3枠 3番 ブラックシールド 牡6 57.0kg 国分 優作 小栗 実 吉田 勝己
3枠 4番 センツブラッド 牡3 56.0kg 坂井 瑠星 斉藤 崇史 ゴドルフィン
4枠 5番 サンストックトン 牡6 57.0kg 高杉 吏麒 堀内 岳志 (株)加藤ステーブル
4枠 6番 ショウナンマグマ せん6 57.0kg 池添 謙一 尾関 知人 国本 哲秀
4枠 7番 ラーグルフ 牡6 57.0kg 丸田 恭介 田中 勝春 村木 隆
5枠 8番 ナムラエイハブ 牡4 57.0kg 吉田 隼人 長谷川 浩大 奈村 睦弘
6枠 9番 ウエストナウ 牡4 57.0kg 団野 大成 佐々木 晶三 寺田 寿男
6枠 10番 デビットバローズ せん6 57.0kg 猪熊 広次 上村 洋行 岩田 望来
7枠 11番 ドゥラエレーデ 牡5 57.0kg 西村 淳也 池添 学 (株)スリーエイチレーシング
7枠 12番 ニホンピロキーフ 牡5 57.0kg 田口 貫太 大橋 勇樹 小林 英一
8枠 13番 グランヴィノス 牡5 57.0kg 川田 将雅 友道 康夫 佐々木 主浩
8枠 14番 オールナット 牡4 58.0kg 北村 友一 高野 友和 (有)シルクレーシング

キタサンブラック産駒のブラックシールドとニホンピロキーフが対角配置となっている。

旧競馬場からの考察

鳴尾記念は、かつてあった鳴尾競馬場に由来して名付けられたレースである。

 

鳴尾記念と同じように、旧競馬場に由来してレース名になったレースに、根岸ステークス、目黒記念、関屋記念がある。

 

今年行われた根岸ステークス、目黒記念、関屋記念を振り返ってみる。

 

2025年根岸ステークス(16頭立て)

1着 コスタノヴァ 牡5 57㎏ 5枠9番(逆8番)横山武史騎手 2人気

2着 ロードフォンス 牡5 57㎏ 7枠13番(逆4番)横山和生騎手 3人気

3着 アルファマム 牝6 55㎏ 6枠11番(逆6番)キング騎手 7人気

 

2025年目黒記念(18頭立て)

1着 アドマイヤテラ 牡4 57.5㎏ 5枠10番(逆9番)武豊騎手 1人気

2着 ホーエリート 牝4 55㎏ 5枠9番(逆10番)戸崎圭太騎手 6人気

3着 マイネルクリソーラ 牡6 57㎏ 2枠4番(逆15番)横山武史騎手 9人気

 

2025年関屋記念(18頭立て)

1着 カナテープ 牝6 54㎏ 7枠14番(逆5番)キング騎手 1人気

2着同着 オフトレイル マル外 牡4 57.5㎏ 1枠1番(逆18番)菅原明良騎手 10人気

2着同着 ボンドガール 牝4 56㎏ 6枠11番(逆8番)ルメール騎手 2人気

 

今年の根岸ステークスと目黒記念は、正逆9番の馬が連対で一致。

 

今年の目黒記念と関屋記念は、1人気が1着で一致。

 

そして、関屋記念は10人気(逆9人気)が連対している。

阪神1800m戦からの考察

今年から鳴尾記念は、阪神2000mから阪神1800mに変更された。

 

今年、阪神1800mで行われたオープン以上のレースは、大阪城ステークス、毎日杯、関西テレビ放送賞ローズステークスの3レース。

 

2025年大阪城ステークス(14頭立て)

1着 デビットバローズ せん6 57㎏ 7枠12番(逆3番)岩田望来騎手 3人気

2着 トーセンリョウ 牡6 57㎏ 5枠7番(逆8番)団野大成騎手 4人気

 

2025年毎日杯(10頭立て)

1着 ファンダム 牡3 57㎏ 7枠7番(逆4番)北村宏司騎手 2人気

2着 ガルダイア 牡3 57㎏ 3枠3番(逆8番)藤岡佑介騎手 7人気

 

2025年関西テレビ放送賞ローズステークス(18頭立て)

1着 カムニャック 牝3 55㎏ 6枠11番(逆8番)川田将雅騎手 1人気

2着 テレサ 牝3 55㎏ 5枠10番(逆9番)松山弘平騎手 7人気

 

今年の大阪城ステークス、毎日杯、関西テレビ放送賞ローズステークスの共通項は逆8番が連対していること。

 

また、重賞の毎日杯と関西テレビ放送賞ローズステークスは、2着馬が7人気で統一している。

結論

今年、鳴尾記念の負担重量が変わっている。

 

去年までは、1年以内のG3重賞を勝っても、負担重量は変わらなかったが、今年から1年以内のG3重賞で勝利すると、負担重量が1㎏増えることになる。

 

今年のチャレンジカップを勝ったオールナットと、チャレンジカップで2着だったグランヴィノスが、今年の鳴尾記念に出走してきたというのは、気になる。

 

そこで、グランヴィノスを軸にしてみる。

 

相手は、ウエストナウ、センツブラッド、ナムラエイハブ、デビットバローズ 、オールナットあたり。