東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス2023の考察

東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス2023の出馬表

東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス2023には18頭が登録。

18頭の登録馬のうち、ミステリオーソとルコルセールが回避し、16頭立てのフルゲートで行われることになった。

3歳馬のペリエールとペースセッティングが対角配置になっている。

また、安田隆行厩舎のメイショウウズマサとレッドルゼルが同枠となっている。

今年の東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスは、同年のフェブラリーステークス2着馬とユニコーンステークス1着馬がいる出走馬構成となっている。

しかも、ユニコーンステークス1着馬であるペリエールが1人気となりそうだ。

ユニコーンステークス1着馬が1人気で、フェブラリーステークス2着馬がいる東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスは、2017年となる。

では、2017年東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスの結果を見てみる。

2017年東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス（16頭立て）

1着　インカンテーション　牡7　57㎏　7枠13番（逆4番）三浦皇成騎手　6人気

前走　白山大賞典（金沢2100ｍ）1人気1着

前々走　かしわ記念（船橋1600ｍ）5人気2着

2着　サンライズソア　牡3　55㎏　5枠9番（逆8番）吉田豊騎手　8人気

前走　ブラジルカップ（東京2100ｍ・特指・ハンデ）1人気3着（2着同枠）

前々走　ラジオ日本賞（中山1800ｍ・特指・別定）1人気3着（ゾロ目決着）

3着　アキトクレッセント　牡5　56㎏　4枠7番（逆10番）荻野極騎手　15人気

前走　グリーンチャンネルカップ（東京1400ｍ・特指・別定）4人気4着

前々走　プロキオンステークス（中京1400ｍ・指定・別定）2人気12着

2017年東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスで勝利したインカンテーションは、2015年フェブラリーステークス2着歴を持つ7歳馬。

インカンテーションは、2017年フェブラリーステークスで13着に敗れた後、マーチステークスで1着、かしわ記念で2着、白山大賞典で1着になっていた馬。

2着になったサンライズソアは、ユニコーンステークス1着馬で1人気となったサンライズノヴァと同じ馬主の3歳馬で、ジャパンダートダービーで2着実績があった。

3着になったアキトクレッセントは、1600万下条件戦の鎌倉ステークス（東京1400ｍ）を勝った後、欅ステークスで2着になっていたブービー人気の5歳馬。

ユニコーンステークス1着馬で1人気となったサンライズノヴァは12着、同年のフェブラリーステークス2着馬のベストウォーリアは7着に敗退し、連対馬の筋にもなっていなかったが、ベストウォーリアとインカンテーションは7歳馬という共通点があった。

キャロットファームが馬主のカテドラルとシルクレーシングが馬主のペースセッティングが同枠になっている。

このキャロットファームとシルクレーシングの馬が同枠になっているのは、デイリー杯2歳ステークスでも見られる。

そこで、ペースセッティングを軸にしてみる。

相手は、7歳馬のレッドルゼル、メイショウウズマサ、ヘリオス、カテドラル、ドライスタウトあたりに軽く。