
高松宮記念の裏番組に設計されているマーチステークスは、中山ダート1800mを舞台とするハンデ戦である。
今年のマーチステークスには、NHKマイルカップを勝ったダノンスコーピオン、中山記念を勝利しているマテンロウスカイが出走してくるが、ダート路線も甘くはないだろう。
果たして、この2頭はダート路線への転換が吉と出るのか?
マーチステークス2025の出馬表
マーチステークス2025には、17頭が登録。
17頭の登録馬のうち、オンザラインとスパイダーゴールドの2頭が回避し、15頭立てとなっている。
回避したオンザラインは、出走してくれば、53㎏を背負うことになっていた社台ファーム生産の7歳騙馬、スパイダーゴールドは、出走してくれば、56㎏を背負うことになっていた6歳牡馬。
スパイダーゴールドは、芝のレースばかり使われていた馬でもあった。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ロードクロンヌ | 牡4 | 57.0kg | 藤岡 佑介 | 四位 洋文 | (株)ロードホースクラブ |
2枠 | 2番 | キタノリューオー | 牡7 | 57.0kg | 原 優介 | 萱野 浩二 | 北所 直人 |
2枠 | 3番 | スレイマン | 牡7 | 57.5kg | 戸崎 圭太 | 池添 学 | (有)サンデーレーシング |
3枠 | 4番 | ブレイクフォース | 牡6 | 57.5kg | 菅原 明良 | 中舘 英二 | 水上 行雄 |
3枠 | 5番 | ホウオウルーレット | 牡6 | 57.0kg | 田辺 裕信 | 栗田 徹 | 小笹 芳央 |
4枠 | 6番 | ハビレ | 牡4 | 57.0kg | 三浦 皇成 | 武井 亮 | 古賀 慎一 |
4枠 | 7番 | ミッキーヌチバナ | 牡7 | 58.0kg | 丹内 祐次 | 高橋 亮 | 野田 みづき |
5枠 | 8番 | ![]() |
牡5 | 55.0kg | 石橋 脩 | 加藤 士津八 | 松谷 翔太 |
5枠 | 9番 | ![]() |
牡7 | 58.0kg | 石川 裕紀人 | 庄野 靖志 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
6枠 | 10番 | コパノニコルソン | 牡6 | 55.0kg | 内田 博幸 | 宮 徹 | 小林 祥晃 |
6枠 | 11番 | ダノンスコーピオン | 牡6 | 59.0kg | 大野 拓弥 | 福永 祐一 | (株)ダノックス |
枠 | 12番 | ブライアンセンス | 牡5 | 57.5kg | 岩田 望来 | 斎藤 誠 | 林 正道 |
7枠 | 13番 | ピュアキアン | 牡4 | 55.0kg | 吉田 豊 | 竹内 正洋 | 鶴見 芳子 |
8枠 | 14番 | マテンロウスカイ | せん6 | 59.0kg | 横山 典弘 | 松永 幹夫 | 寺田 千代乃 |
8枠 | 15番 | ペイシャエス | 牡6 | 59.0kg | 横山 和生 | 小西 一男 | 北所 直人 |
マル地のストライクとヴァンヤールが同枠配置となっている。
NHKマイルカップ優勝馬参戦からの考察
2022年NHKマイルカップ1着馬のダノンスコーピオンが、マーチステークス2025に参戦してきた。
NHKマイルカップ優勝馬が、マーチステークスに出走してきたのは、2002年のイーグルカフェ以来となる。
まずは、イーグルカフェが出走した2002年マーチステークスから考えてみる。
2002年マーチステークス(16頭立て)
1着 マンボツイスト マル外 牡7 57.5㎏ 7枠14番(逆3番)安藤勝己騎手 5人気
2着 スマートボーイ 牡7 58㎏ 8枠15番(逆2番)伊藤直人騎手 4人気
7着 イーグルカフェ マル外 牡5 57㎏ 7枠13番(逆4番)岡部幸雄騎手 3人気
2002年マーチステークスで勝利したマンボツイストは、指定別定戦の平安ステークス(京都1800m)で3着になった後、地方競馬の佐賀記念(佐賀2000m)に出走して2着になっていた7歳馬。
マンボツイストの同枠のイーグルカフェは、2000年NHKマイルカップ1着馬で、前走のフェブラリーステークスでは14着に敗れていたマル外の馬。
2着になったスマートボーイは、同年の平安ステークス1着馬。
スマートボーイの同枠のタガノフォーティは、平安ステークスで1人気14着に終わった後、仁川ステークス(阪神1800m)で1着になっていた1人気の馬。
2002年マーチステークスの結果から考えると、NHKマイルカップ1着馬(同枠馬を含む)、指定別定戦を勝っていた馬あるいは1人気に支持されていた馬は気になる。
中山記念1着馬参戦からの考察
中山記念は中山芝1800mを舞台とするレースである。
一方、マーチステークスは、中山ダート1800mで行われるレースである。
芝とダートの違いはあるが、中山1800mを舞台とするという観点で考えれば、興味深い。
今年のマーチステークスに、中山記念優勝歴を持つマテンロウスカイが出走してきた。
中山記念優勝歴を持つ馬が、マーチステークスに出走してきたのは2014年。
2014年マーチステークス(16頭立て)
1着 ソロル 牡4 56㎏ 8枠15番(逆2番)蛯名正義騎手 3人気
2着 ジェベルムーサ 牡4 57㎏ 3枠5番(逆12番)田辺裕信騎手 2人気
10着 ナカヤマナイト 牡6 58㎏ 2枠4番(逆13番)柴田善臣騎手 6人気
2014年マーチステークスを制したソロルは、中山1800mの別定戦のポルックスステークスを勝った後、フェブラリーステークスに出走し、12着に終わっていた4歳馬。
ソロルの同枠のバーディバーディは、前年のマーチステークスで2着になっていた7歳馬。
2着に入ったジェベルムーサは、中山1800mの1600万下条件戦のながつきステークスと中山1800mの2013フェアウェルステークスを連勝していた4歳馬。
ジェベルムーサの同枠のシンゲンは、中山芝1600mのダービー卿チャレンジトロフィーで15着に敗れてから1年間休養していた11歳馬。
中山記念優勝歴を持つナカヤマナイトは、同年の中山記念で13着に敗れた後、2014年マーチステークスに出走してきたが、10着に敗れ、連対馬の筋にもなっていない。
2014年マーチステークスの結果から考えると、中山1800m連続連対歴のある馬、G1敗退馬などが気になる。
結論
土曜日中山メインの日経賞は、2人気のマイネルエンペラーが勝ち、2着は5人気のチャックネイト、3着はチャックネイトの同枠馬で1人気のアーバンシックが入っていた。
アーバンシックとマイネルエンペラーの同枠馬のハヤヤッコは、前走が中山2500mのG1有馬記念で、年明け出走がなかった馬。
マイネルエンペラーは、中京2200mのG2日経新春杯3着からの出走、チャックネイトは中山2200mのアメリカジョッキークラブカップ13着からの出走となっていた。
今年の日経賞の結果から考えると、1人気の馬、2人気の馬、斤量の重い馬、1回中京出走馬あたりが気になる。
そこで、現在1人気のロードクロンヌを軸にしてみる。
相手は、ペイシャエス、ブライアンセンス、マテンロウスカイ、ミッキーヌチバナ、ダノンスコーピオンあたりで。