マーチステークス2025(第32回)の考察

高松宮記念の裏番組に設計されているマーチステークスは、中山ダート1800mを舞台とするハンデ戦である。

 

今年のマーチステークスには、NHKマイルカップを勝ったダノンスコーピオン、中山記念を勝利しているマテンロウスカイが出走してくるが、ダート路線も甘くはないだろう。

 

果たして、この2頭はダート路線への転換が吉と出るのか?

マーチステークス2025の出馬表

マーチステークス2025には、17頭が登録。

 

17頭の登録馬のうち、オンザラインとスパイダーゴールドの2頭が回避し、15頭立てとなっている。

 

回避したオンザラインは、出走してくれば、53㎏を背負うことになっていた社台ファーム生産の7歳騙馬、スパイダーゴールドは、出走してくれば、56㎏を背負うことになっていた6歳牡馬。

 

スパイダーゴールドは、芝のレースばかり使われていた馬でもあった。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ロードクロンヌ 牡4 57.0kg 藤岡 佑介 四位 洋文 (株)ロードホースクラブ
2枠 2番 キタノリューオー 牡7 57.0kg 原 優介 萱野 浩二 北所 直人
2枠 3番 スレイマン 牡7 57.5kg 戸崎 圭太 池添 学 (有)サンデーレーシング
3枠 4番 ブレイクフォース 牡6 57.5kg 菅原 明良 中舘 英二 水上 行雄
3枠 5番 ホウオウルーレット 牡6 57.0kg 田辺 裕信 栗田 徹 小笹 芳央
4枠 6番 ハビレ 牡4 57.0kg 三浦 皇成 武井 亮 古賀 慎一
4枠 7番 ミッキーヌチバナ 牡7 58.0kg 丹内 祐次 高橋 亮 野田 みづき
5枠 8番 ストライク 牡5 55.0kg 石橋 脩 加藤 士津八 松谷 翔太
5枠 9番 ヴァンヤール 牡7 58.0kg 石川 裕紀人 庄野 靖志 (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
6枠 10番 コパノニコルソン 牡6 55.0kg 内田 博幸 宮 徹 小林 祥晃
6枠 11番 ダノンスコーピオン 牡6 59.0kg 大野 拓弥 福永 祐一 (株)ダノックス
12番 ブライアンセンス 牡5 57.5kg 岩田 望来 斎藤 誠 林 正道
7枠 13番 ピュアキアン 牡4 55.0kg 吉田 豊 竹内 正洋 鶴見 芳子
8枠 14番 マテンロウスカイ せん6 59.0kg 横山 典弘 松永 幹夫 寺田 千代乃
8枠 15番 ペイシャエス 牡6 59.0kg 横山 和生 小西 一男 北所 直人

マル地のストライクとヴァンヤールが同枠配置となっている。

NHKマイルカップ優勝馬参戦からの考察

2022年NHKマイルカップ1着馬のダノンスコーピオンが、マーチステークス2025に参戦してきた。

 

NHKマイルカップ優勝馬が、マーチステークスに出走してきたのは、2002年のイーグルカフェ以来となる。

 

まずは、イーグルカフェが出走した2002年マーチステークスから考えてみる。

 

2002年マーチステークス(16頭立て)

1着 マンボツイスト マル外 牡7 57.5㎏ 7枠14番(逆3番)安藤勝己騎手 5人気

2着 スマートボーイ 牡7 58㎏ 8枠15番(逆2番)伊藤直人騎手 4人気

7着 イーグルカフェ マル外 牡5 57㎏ 7枠13番(逆4番)岡部幸雄騎手 3人気

 

2002年マーチステークスで勝利したマンボツイストは、指定別定戦の平安ステークス(京都1800m)で3着になった後、地方競馬の佐賀記念(佐賀2000m)に出走して2着になっていた7歳馬。

 

マンボツイストの同枠のイーグルカフェは、2000年NHKマイルカップ1着馬で、前走のフェブラリーステークスでは14着に敗れていたマル外の馬。

 

2着になったスマートボーイは、同年の平安ステークス1着馬。

 

スマートボーイの同枠のタガノフォーティは、平安ステークスで1人気14着に終わった後、仁川ステークス(阪神1800m)で1着になっていた1人気の馬。

 

2002年マーチステークスの結果から考えると、NHKマイルカップ1着馬(同枠馬を含む)、指定別定戦を勝っていた馬あるいは1人気に支持されていた馬は気になる。

中山記念1着馬参戦からの考察

中山記念は中山芝1800mを舞台とするレースである。

 

一方、マーチステークスは、中山ダート1800mで行われるレースである。

 

芝とダートの違いはあるが、中山1800mを舞台とするという観点で考えれば、興味深い。

 

今年のマーチステークスに、中山記念優勝歴を持つマテンロウスカイが出走してきた。

 

中山記念優勝歴を持つ馬が、マーチステークスに出走してきたのは2014年。

 

2014年マーチステークス(16頭立て)

1着 ソロル 牡4 56㎏ 8枠15番(逆2番)蛯名正義騎手 3人気

2着 ジェベルムーサ 牡4 57㎏ 3枠5番(逆12番)田辺裕信騎手 2人気

10着 ナカヤマナイト 牡6 58㎏ 2枠4番(逆13番)柴田善臣騎手 6人気 

 

2014年マーチステークスを制したソロルは、中山1800mの別定戦のポルックスステークスを勝った後、フェブラリーステークスに出走し、12着に終わっていた4歳馬。

 

ソロルの同枠のバーディバーディは、前年のマーチステークスで2着になっていた7歳馬。

 

2着に入ったジェベルムーサは、中山1800mの1600万下条件戦のながつきステークスと中山1800mの2013フェアウェルステークスを連勝していた4歳馬。

 

ジェベルムーサの同枠のシンゲンは、中山芝1600mのダービー卿チャレンジトロフィーで15着に敗れてから1年間休養していた11歳馬。

 

中山記念優勝歴を持つナカヤマナイトは、同年の中山記念で13着に敗れた後、2014年マーチステークスに出走してきたが、10着に敗れ、連対馬の筋にもなっていない。

 

2014年マーチステークスの結果から考えると、中山1800m連続連対歴のある馬、G1敗退馬などが気になる。

結論

土曜日中山メインの日経賞は、2人気のマイネルエンペラーが勝ち、2着は5人気のチャックネイト、3着はチャックネイトの同枠馬で1人気のアーバンシックが入っていた。

 

アーバンシックとマイネルエンペラーの同枠馬のハヤヤッコは、前走が中山2500mのG1有馬記念で、年明け出走がなかった馬。

 

マイネルエンペラーは、中京2200mのG2日経新春杯3着からの出走、チャックネイトは中山2200mのアメリカジョッキークラブカップ13着からの出走となっていた。

 

今年の日経賞の結果から考えると、1人気の馬、2人気の馬、斤量の重い馬、1回中京出走馬あたりが気になる。

 

そこで、現在1人気のロードクロンヌを軸にしてみる。

 

相手は、ペイシャエス、ブライアンセンス、マテンロウスカイ、ミッキーヌチバナ、ダノンスコーピオンあたりで。