
降雪の影響で、土曜日の開催が中止となった京都競馬場だったが、日曜日は何とか開催されることになった。
開催できるまで、馬場を回復させてくれた関係者の方に、まずは感謝します。
今回は、土曜日開催分が月曜に代替されることになったため、京都競馬場の傾向は不明である。
まあ、競馬を楽しむという観点で、きさらぎ賞を予想してみる。
きさらぎ賞2025の出馬表
きさらぎ賞2025の登録馬は12頭。
登録馬12頭のうち、サウンドバッハとムーンライトラガーが回避し、10頭立てとなっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ジェットマグナム | 牡3 | 57.0kg | 丹内 祐次 | 安達 昭夫 | Him Rock Racingホールディングス(株) |
2枠 | 2番 | リンクスティップ | 牝3 | 55.0kg | M.デムーロ | 西村 真幸 | (有)サンデーレーシング |
3枠 | 3番 | ヒルノハンブルク | 牡3 | 57.0kg | 坂井 瑠星 | 武 英智 | (株)ヒルノ |
4枠 | 4番 | ミニトランザット | 牡3 | 57.0kg | 鮫島 克駿 | 杉山 佳明 | 谷掛 龍夫 |
5枠 | 5番 | ![]() |
牝3 | 55.0kg | 松山 弘平 | 吉岡 辰弥 | 三木 正浩 |
6枠 | 6番 | ショウヘイ | 牡3 | 57.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 | 石川 達絵 |
7枠 | 7番 | ランスオブカオス | 牡3 | 57.0kg | 吉村 誠之助 | 奥村 豊 | 五影 慶則 |
7枠 | 8番 | スリーキングス | 牡3 | 57.0kg | 岩田 康誠 | 上村 洋行 | 辻子 依旦 |
8枠 | 9番 | ウォーターガーベラ | 牝3 | 55.0kg | 団野 大成 | 河内 洋 | 山岡 正人 |
8枠 | 10番 | サトノシャイニング | 牡3 | 57.0kg | 西村 淳也 | 杉山 晴紀 | 里見 治 |
回避したサウンドバッハはデイリー杯2歳ステークス5着、1勝クラスのこうやまき賞(中京1600m)で6着に敗れていたモーニン産駒のマル地の牡馬、同じく回避したムーンライトラガーは、7回京都9日に行われた京都2000mの新馬戦を勝ってきたノーザンファーム生産、オルフェーヴル産駒の牝馬。
1800m戦からの考察
今年のきさらぎ賞は、京都1800mで行われる。
現3歳世代が過去に経験できるオープン以上の1800m戦は、コスモス賞、札幌2歳ステークス、 アイビーステークス、萩ステークス、東京スポーツ杯2歳ステークスの5レース。
まずは、この5レースを考えてみる。
2024年コスモス賞(札幌1800m・7頭立て)
1着 アスクシュタイン 牡2 55㎏ 1枠1番(逆7番)北村友一騎手 2人気
2着 ゴーゴータカシ 牡2 55㎏ 7枠7番(逆1番)横山武史騎手 3人気
2024年札幌2歳ステークス(札幌1800m・12頭立て)
1着 マジックサンズ 牡2 55㎏ 2枠2番(逆11番)佐々木大輔騎手 3人気
2着 アルマヴェローチェ 牝2 55㎏ 1枠1番(逆12番)横山武史騎手 6人気
2024年アイビーステークス(東京1800m・8頭立て)
1着 マスカレードボール 牡2 56㎏ 6枠6番(逆3番)戸崎圭太騎手 3人気
2着 ピコチャンブラック 牡2 56㎏ 7枠7番(逆2番)石橋脩騎手 1人気
2024年萩ステークス(京都1800m・6頭立て)
1着 テリオスララ 牝2 55㎏ 5枠5番(逆2番)鮫島克駿騎手 2人気
2着 ディアナザール 牡2 56㎏ 6枠6番(逆1番)C.デムーロ騎手 1人気
2024年東京スポーツ杯2歳ステークス(東京1800m・9頭立て)
1着 クロワデュノール 牡2 56㎏ 4枠4番(逆6番)北村友一騎手 1人気
2着 サトノシャイニング 牡2 56㎏ 8枠9番(逆1番)松山弘平騎手 3人気
コスモス賞、札幌2歳ステークス、 アイビーステークス、萩ステークス、東京スポーツ杯2歳ステークスの5レースのうち、アイビーステークス以外は正逆1番が連対している。
また、3人気以内の馬が連対している。
結論
昨年のきさらぎ賞に出走していなかった牝馬が3頭出走してきている。
出走してきた牝馬3頭の戦歴は、リンクスティップが5回京都7日の新馬戦(京都2000m)で2着、7回京都7日の未勝利戦(京都2000m)で1着、マル外のエリカアンディーヴが7回京都4日の新馬戦(京都1800m)で1着、ウォーターガーベラが2回中京4日(中京1600m)で2着、3回中京3日(中京1600m)で1着、KBS京都賞ファンタジーステークスで13着、4回中京3日の1勝クラスのつわぶき賞(中京1400m)で7着、年明けの日刊スポーツ賞シンザン記念(中京1600m)で14人気3着になっていた。
リンクスティップとエリカアンディーヴが重賞は未経験だったのに対し、ウォーターガーベラは重賞3着歴を持っている。
ウォーターガーベラの同枠は、東京スポーツ杯2歳ステークス2着馬のサトノシャイニングがいるので、ウォーターガーベラのいる8枠は、重賞経験馬が揃った枠となる。
サトノシャイニングとウォーターガーベラを見比べて見ると、サトノシャイニングの方が前で競馬をしているので、人気になるが、サトノシャイニングの方を上と見る。
相手は、ショウヘイ、ウォーターガーベラ、リンクスティップ、ランスオブカオスあたり。