日刊スポーツ賞シンザン記念2025(第59回)の考察

日刊スポーツ賞シンザン記念2025の出馬表

日刊スポーツ賞シンザン記念2025の登録馬は24頭。

 

24頭の登録馬のうち、エストゥペンダ、エリカエクスプレス、シホリーン、ホウオウガイア、ルージュミレネールが回避、グラフィティアート、マイエレメント、ミニトランザットの3頭が抽選で外れ、16頭立てとなっていたが、馬番決定前にポッドドンナーが取消、15頭立てとなっている。

 

回避したエストゥペンダ、エリカエクスプレス、ホウオウガイア、ルージュミレネールの4頭はフェアリーステークスに出走、シホリーンはフェアリーステークスで抽選漏れした牝馬である。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 マイネルチケット 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 宮 徹 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
2枠 2番 タイセイカレント 牡3 57.0kg 武 豊 矢作 芳人 田中 成奉
2枠 3番 アクルクス 牡3 57.0kg 幸 英明 池添 学 増田 江利子
3枠 4番 リラエンブレム 牡3 57.0kg 浜中 俊 武 幸四郎 (株)Gリビエール・レーシング
3枠 5番 ジーティーマン 牡3 57.0kg 藤岡 佑介 小栗 実 田畑 利彦
4枠 6番 カラヴァジェスティ 牡3 57.0kg 池添 謙一 奥村 武 (有)サンデーレーシング
4枠 7番 オンザムーブ 牡3 57.0kg M.デムーロ 矢作 芳人 平田 修
5枠 8番 アルテヴェローチェ 牡3 57.0kg 川田 将雅 須貝 尚介 大野 照旺
5枠 9番 リカントロポ 牡3 57.0kg 菱田 裕二 梅田 智之 薪浦 亨
6枠 10番 ゴールデンカイト 牡3 57.0kg A.ルメートル 中内田 充正 (株)山紫水明
6枠 11番 メイショウツヨキ 牡3 57.0kg 北村 友一 飯田 祐史 松本 好雄
7枠 12番 ラージギャラリー 牝3 55.0kg 岩田 望来 高橋 亮 前田 葉子
7枠 13番 レーヴブリリアント 牡3 57.0kg 松山 弘平 田中 博康 松田 和志
8枠 14番 アーリントンロウ 牡3 57.0kg 西村 淳也 松下 武士 (有)シルクレーシング
8枠 15番 ウォーターガーベラ 牝3 55.0kg 団野 大成 河内 洋 山岡 正人

馬番決定前に出走取消となったポッドドンナーは、2戦目の京都ダート1400mの未勝利戦(53㎏斤量)を勝った後、京都1400mの1勝クラスの万両賞を5着に敗れているサートゥルナーリア産駒の馬だった。

フェアリーステークスからの考察

3日間開催の中日に行われたフェアリーステークスは、5回京都6日に行われた京都1600mの新馬戦を1人気で勝ってきたエリカエクスプレスが1着、2着は、5回東京4日に行われた東京1600mの新馬戦を3人気で勝利し、5回中山5日に行われた1勝クラスのひいらぎ賞(中山1600m)で4着に敗れていたティラトーレが入った。

 

そして、3着にはエリカエクスプレスと同枠のエストゥペンダ。

 

エストゥペンダは、夏季の東京1600mの新馬戦で4着、夏季の新潟1600mの未勝利戦で3着、秋季の東京1600mの未勝利戦を勝ってきた馬だった。

 

通常開催で行われたフェアリーステークスは、秋季で賞金加算した3頭で決まっている。

結論

通常の中山開催で行われた今年のフェアリーステークスは、代替開催で行われた阪神ジュベナイルフィリーズに出走していたジャルディニエとミーントゥビー、そして、ジャルディニエとミーントゥビーが入った枠にいた2頭も馬券圏内から外し、秋季で賞金加算した3頭を馬券圏内に招き入れた。

 

ならば、代替開催の中京開催となった今年の日刊スポーツ賞シンザン記念で、馬券圏内に入れる馬は、代替開催のレースに出走していた馬なのではないだろうか。

 

代替開催の朝日杯フューチュリティステークスに出走していたアルテヴェローチェ、タイセイカレント、最後の小倉2歳ステークスに出走していたアーリントンロウあたりが候補になってくる。

 

この3頭の中から、タイセイカレントを軸にしてみる。

 

相手は、アルテヴェローチェ、アーリントンロウ、マイネルチケットあたり。