中日スポーツ賞ファルコンステークス2024(第38回)の考察

中日スポーツ賞ファルコンステークス2024の出馬表

17頭が登録した中日スポーツ賞ファルコンステークス2024だったが、17頭全頭が出走してきた。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ロジリオン 牡3 57.0kg 三浦 皇成 古賀 慎明 久米田 正明
1枠 2番 フェンダー 牡3 57.0kg 西村 淳也 斉藤 崇史 (有)シルクレーシング
2枠 3番 サトミノキラリ 牡3 57.0kg 横山 武史 鈴木 伸尋 田代 洋己
2枠 4番 クリスアーサー 牡3 57.0kg 幸 英明 渡辺 薫彦 大戸 志浦
3枠 5番 シュトラウス 牡3 57.0kg 北村 宏司 武井 亮 (有)キャロットファーム
3枠 6番 オーキッドロマンス 牡3 57.0kg 内田 博幸 手塚 貴久 (有)ミルファーム
4枠 7番 ハクサンイーグル 牡3 57.0kg 丸山 元気 土田 稔 河﨑 五市
4枠 8番 キャプテンネキ 牝3 55.0kg 松山 弘平 杉山 晴紀 程田 真司
5枠 9番 ソンシ 牡3 57.0kg 川田 将雅 中内田 充正 藤田 晋
5枠 10番 ヴァルドルチャ 牡3 57.0kg 団野 大成 田中 博康 (株)NICKS
6枠 11番 ナムラアトム 牡3 57.0kg 浜中 俊 長谷川 浩大 奈村 睦弘
6枠 12番 エンヤラヴフェイス 牡3 57.0kg 菊沢 一樹 森田 直行 STレーシング
7枠 13番 エイムフォーエース 牡3 57.0kg 本田 正重 山下 貴之 星加 浩一
7枠 14番 アンクルクロス 牡3 57.0kg 長岡 禎仁 高橋 亮 塚本 能交
8枠 15番 ダノンマッキンリー 牡3 57.0kg 北村 友一 藤原 英昭 (株)ダノックス
8枠 16番 タイキヴァンクール 牡3 57.0kg 吉田 隼人 中尾 秀正 (有)大樹ファーム
8枠 17番 ミルテンベルク 牡3 57.0kg 藤岡 康太 武 英智 (有)キャロットファーム

中日スポーツ賞ファルコンステークスに地方馬が出走するのは、2019年以来となるようだ。

2022年中日スポーツ賞ファルコンステークスからの考察

中日スポーツ賞ファルコンステークス2024に出走するロジリオンは、東京1400mの京王杯2歳ステークスの2着馬。

 

2012年に中日スポーツ賞ファルコンステークスは、1200mから1400mに距離変更されたレースだが、2012年に距離が1400mになってから、東京1400mの京王杯2歳ステークスの2着馬が出走してきたのは、2020年、2021年、2022年の3回。

 

ただし、今年の中日スポーツ賞ファルコンステークスに出走するロジリオンは、京王杯2歳ステークスで2着になった後、リステッド競走のクロッカスステークスで1着になり、賞金を加算している馬である。

 

2020年、2021年、2022年の中日スポーツ賞ファルコンステークスに出走した京王杯2歳ステークスの2着馬の中で、京王杯2歳ステークスの後、賞金を加算していたのは、2022年中日スポーツ賞ファルコンステークスに出走していたトウシンマカオ。

 

トウシンマカオは、京王杯2歳ステークスで2着になった後、朝日杯フューチュリティステークス6着、リステッド競走のクロッカスステークスで1着の成績を残していた馬である。

 

では、トウシンマカオが出走した2022年中日スポーツ賞ファルコンステークスの結果を見てみる。

 

2022年中日スポーツ賞ファルコンステークス(18頭立て)

1着 プルパレイ 牡3 56㎏ 1枠1番(逆18番)M.デムーロ騎手 2人気

前走 クロッカスステークス(リステッド・東京1400m・特指・別定)1人気1着

前々走 朝日杯フューチュリティステークス(阪神1600m)6人気8着(1着同枠)

1着同枠 ヴィアドロローサ 牡3 56㎏ 吉田隼人騎手 11人気

前走 マーガレットステークス(リステッド・阪神1200m・特指・別定)2人気8着(1着同枠)

前々走 朝日杯フューチュリティステークス(阪神1600m)10人気11着(2着同枠)

2着 タイセイディバイン 牡3 56㎏ 2枠3番(逆16番)松若風馬騎手 13人気

前走 1勝クラス・あすなろ賞(小倉2000m)1人気6着(2着対角)

前々走 京成杯(中山2000m・特指・別定)10人気10着(1着対角)

2着同枠 カジュフェイス 牡3 56㎏ 田辺裕信騎手 7人気

前走 マーガレットステークス(リステッド・阪神1200m・特指・別定)5人気9着

前々走 朝日杯フューチュリティステークス(阪神1600m)11人気14着

3着 オタルエバー 牡3 56㎏ 7枠14番(逆5番)幸英明騎手 6人気

前走 朝日杯フューチュリティステークス(阪神1600m)7人気12着(3着同枠)

前々走 1勝クラス・秋明菊賞(阪神1400m)1人気1着

 

2022年中日スポーツ賞ファルコンステークスで勝利したプルパレイは、デビュー戦から朝日杯フューチュリティステークスまで1600m戦のみに出走していた馬で、前走で初めて1400m戦のクロッカスステークスに出走して2着になっていた社台ファーム生産馬。

 

プルパレイの同枠のヴィアドロローサは、朝日杯フューチュリティステークスで2着馬の同枠になっていた馬。

 

2着に入ったタイセイディバインは、デビューから1800mと2000mしか使っていなかった馬。

 

タイセイディバインの同枠のカジュフェイスは、1400m戦で2戦2勝だった馬。

 

3着になったオタルエバーは、朝日杯フューチュリティステークスで3着馬の同枠になっていた馬。

 

2022年中日スポーツ賞ファルコンステークスは、朝日杯フューチュリティステークスの1着同枠馬が1着、朝日杯フューチュリティステークスの2着同枠馬が2着、朝日杯フューチュリティステークスの3着同枠馬が3着に入っているが、1400m戦に出走していなかった馬あるいは1400m戦に出走している場合は好成績を残している馬が連対している。

結論

朝日杯フューチュリティステークス1着同枠馬のサトミノキラリを軸にしてみる。

 

相手は、ロジリオン、ミルテンベルク、シュトラウス、ダノンマッキンリーあたり。