根岸ステークス2024(第38回)の考察

根岸ステークス2024の出馬表

根岸ステークス2024の登録馬は19頭。

 

登録馬19頭のうち、オセアダイナスティ、ジャスパーゴールド、ボイラーハウスが除外され、16頭立てのフルゲートで行われることになった。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 アイオライト 牡7 57.0kg 団野 大成 武藤 善則 田頭 勇貴
1枠 2番 ヘリオス せん8 57.0kg 武 豊 西園 正都 黒川 暁子
2枠 3番 フルム 牡5 57.0kg 水口 優也 浜田 多実雄 (株)京都ホースレーシング
2枠 4番 ライラボンド 牡5 57.0kg 小林 勝太 杉浦 宏昭 (株)YGGホースクラブ
3枠 5番 ベルダーイメル 牡7 57.0kg 柴田 善臣 本田 優 ケーエスHD
3枠 6番 シャマル 牡6 57.0kg 川須 栄彦 松下 武士 金山 敏也
4枠 7番 エンペラーワケア 牡4 56.0kg 川田 将雅 杉山 晴紀 草間 庸文
4枠 8番 ピアシック 牡8 57.0kg 落合 玄太 森 秀行 (株)キーファーズ
5枠 9番 エクロジャイト 牡4 56.0kg 横山 武史 安田 隆行 (有)サンデーレーシング
5枠 10番 サンライズフレイム 牡4 56.0kg 藤岡 康太 石坂 公一 (株)ライフハウス
6枠 11番 パライバトルマリン 牝4 54.0kg 戸崎 圭太 林 徹 吉田 和美
6枠 12番 タガノビューティー 牡7 57.0kg 石橋 脩 西園 正都 八木 良司
7枠 13番 オマツリオトコ 牡4 56.0kg 石川 裕紀人 伊藤 圭三 是枝 浩平
7枠 14番 アルファマム 牝5 55.0kg 菅原 明良 佐々木 晶三 平井 裕
8枠 15番 ケンシンコウ 牡7 57.0kg 田辺 裕信 小西 一男 天野 克彦
8枠 16番 アームズレイン 牡4 56.0kg 松若 風馬 上村 洋行 杉山 忠国

除外となったオセアダイナスティ、ジャスパーゴールド、ボイラーハウスは、いずれも6歳の牡馬である。

東海テレビ杯東海ステークスからの考察

根岸ステークスは、東海テレビ杯東海ステークスとともに、フェブラリーステークスの前哨戦として設計されているレースである。

 

今年の東海テレビ杯東海ステークスは、通常の中京開催ではなく、京都で開催されたイレギュラーなレースとなっている。

 

イレギュラーなレースとなった東海テレビ杯東海ステークスに対し、今年の根岸ステークスは前年と負担重量や賞金額は変わっておらず、前年の根岸ステークスを引き継いだ形となっている。

 

では、今年の東海テレビ杯東海ステークスの結果を見てみる。

 

2024年東海テレビ杯東海ステークス(京都1800m・16頭立て)

1着 ウィリアムバローズ 牡6 57㎏ 7枠14番(逆3番)坂井瑠星騎手 2人気

前走 みやこステークス(京都1800m・指定・別定)2人気3着

前々走 ラジオ日本賞(中山1800m・特指・別定)2人気1着

1着同枠 ブライアンセンス 牡4 56㎏ 岩田望来騎手 5人気

前走 3勝クラス・花園ステークス(京都1800m)1人気1着

前々走 2勝クラス・平場(京都1800m)1人気1着

2着 オメガギネス 牡4 56㎏ 5枠10番(逆7番)戸崎圭太騎手 1人気

前走 グリーンチャンネルカップ(リステッド・東京1600m・特指・別定)2人気1着

前々走 レパードステークス(新潟1800m・指定・馬齢)3人気2着

2着同枠 レッドファーロ 牡5 57㎏ 岩田康誠騎手 10人気

前走 カノープスステークス(京都1900m・指定・ハンデ)3人気4着(2着同枠)

前々走 スレイプニルステークス(東京2100m・特指・別定)1人気3着

3着 ヴィクティファルス せん6 57㎏ 2枠3番(逆14番)池添謙一騎手 4人気

前走 太秦ステークス(京都1800m・特指・別定)7人気1着

前々走 小倉日経オープン(小倉芝1800m・指定・別定)8人気7着

 

2024年東海テレビ杯東海ステークスを勝ったウィリアムバローズは、中山1800mの別定戦を勝った後、2024年東海テレビ杯東海ステークスと同じ京都1800mを舞台に行われた2023年みやこステークスで3着になっていた6歳馬。

 

ウィリアムバローズの同枠のブライアンセンスは、2024年東海テレビ杯東海ステークスと同じ京都1800mを舞台に行われた2勝クラスと3勝クラスを連勝していた4歳馬。

 

2着になったオメガギネスは、中山1800mの新馬戦と1勝クラスを連勝した後、レパードステークス2着、グリーンチャンネルカップ1着になっていた4歳馬。

 

オメガギネスの同枠のレッドファーロは、東京2100mの3勝クラスの丹沢ステークスを勝った後、スレイプニルステークス3着、カノープスステークス4着と掲示板内着順を確保していた馬。

 

3着のヴィクティファルスは、デビュー戦から前々走の小倉日経オープンまで、芝のレースに出走していた馬だったが、前走の太秦ステークスで、ダート路線に変更し、優勝していた馬。

 

開催地変更戦となったG2の2024年東海テレビ杯東海ステークスは、オープン戦での賞金加算を連対馬に求めた。

 

ならば、開催地維持戦のG3の2024年根岸ステークスの連対馬には、2024年東海テレビ杯東海ステークスと逆の戦歴を求めるのではないだろうか。

結論

エンペラーワケアを軸にしてみる。

 

相手はサンライズフレイム、エクロジャイト、フルㇺ、タガノビューティー、ベルダーイメルあたり。