ヴィクトリアマイル2024(第19回)の考察

ヴィクトリアマイル2024の出馬表

ヴィクトリアマイル2024には15頭が登録し、15頭全頭が出走してきた。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ライラック 牝5 56.0kg 戸崎 圭太 相沢 郁 芹澤 精一
2枠 2番 フィアスプライド 牝6 56.0kg C.ルメール 国枝 栄 ゴドルフィン
2枠 3番 スタニングローズ 牝5 56.0kg 西村 淳也 高野 友和 (有)サンデーレーシング
3枠 4番 コンクシェル 牝4 56.0kg 岩田 望来 清水 久詞 前田 晋二
3枠 5番 ウンブライル 牝4 56.0kg 川田 将雅 木村 哲也 (有)サンデーレーシング
4枠 6番 マスクトディーヴァ 牝4 56.0kg J.モレイラ 辻野 泰之 (有)社台レースホース
4枠 7番 ハーパー 牝4 56.0kg 池添 謙一 友道 康夫 エムズレーシング
5枠 8番 サウンドビバーチェ 牝5 56.0kg 松山 弘平 高柳 大輔 増田 雄一
5枠 9番 テンハッピーローズ 牝6 56.0kg 津村 明秀 高柳 大輔 天白 泰司
6枠 10番 ナミュール 牝5 56.0kg 武 豊 高野 友和 (有)キャロットファーム
6枠 11番 ルージュリナージュ 牝5 56.0kg 横山 和生 宗像 義忠 (株)東京ホースレーシング
7枠 12番 キタウイング 牝4 56.0kg 杉原 誠人 小島 茂之 (有)ミルファーム
7枠 13番 モリアーナ 牝4 56.0kg 横山 典弘 武藤 善則 高橋 文男
8枠 14番 フィールシンパシー 牝5 56.0kg 横山 琉人 小島 茂之 岡田 牧雄
8枠 15番 ドゥアイズ 牝4 56.0kg 鮫島 克駿 庄野 靖志 (株)G1レーシング

高柳大輔厩舎のサウンドビバーチェとテンハッピーローズが、同枠配置となっている。

天皇賞(春)からの考察

今年のヴィクトリアマイルは、ナミュールとマスクトディーヴァの2強といわれている。

 

しかも、この2頭が対角配置になっているのも、微妙な感じである。

 

さて、今年のヴィクトリアマイルだが、指定レースの福島牝馬ステークスで優勝したコスタボニータが不在となっている。

 

2強が人気を集め、ステップレースの福島牝馬ステークス優勝馬が不在という出走構成は、テーオーロイヤルとドゥレッツァが人気になり、日経賞1着馬のシュトルーヴェが未出走だった今年の天皇賞(春)と似ている。

 

今年の天皇賞(春)は、シルクレーシングが馬主のサリエラとヒンドゥタイムズが同枠配置となり、染め分け帽戦として行われる予定だった。

 

しかし、ヒンドゥタイムズが出走を取消し、染め分け帽戦ではなくなっている。

 

結果は、6歳牡馬のテーオーロイヤルが勝利し、2着には5歳牡馬のブローザホーンが入り、3着には、ブローザホーンの同枠のディープボンドが入着し、ワイドゾロ目で決着している。

 

テーオーロイヤルは、ハンデ戦のダイヤモンドステークスで58.5㎏斤量を背負い、1着になった後、指定戦の阪神大賞典に57㎏斤量で出走し、1着になっている馬である。

 

天皇賞(春)は、4歳以上の牡馬と騙馬には58㎏斤量が課せられるレースであるが、テーオーロイヤルは、ダイヤモンドステークスで58㎏斤量を超える斤量で勝利しているので、58㎏斤量というハードルをクリアしている馬である。

 

そして、テーオーロイヤルは、指定戦の阪神大賞典で勝利しているので、天皇賞(春)の優先出走権を獲得している馬でもあった。

 

今年の天皇賞(春)で2着になったブローザホーンは、今年の日経新春杯を57㎏斤量で勝ち、テーオーロイヤルが勝利した阪神大賞典に1人気で出走し、58㎏斤量で3着に敗れていた馬である。

 

ブローザホーンは、58㎏斤量で出走したのは、今年の阪神大賞典と天皇賞(春)の2レースだけで、G1レースに出走するのは、今年の天皇賞(春)が初だった。

 

3着に入ったディープボンドは、前年の天皇賞(春)の2着馬で、前年の天皇賞(春)で2着になってから連対のなかった馬だった。

 

子の天皇賞(春)の結果を踏まえて、今年のヴィクトリアマイルを考えてみる。

 

今年のヴィクトリアマイルは染め分け帽戦になっておらず、現段階では出走取消馬は発生していない。

 

違う点は、天皇賞(春)が出走取消馬を含めたフルゲートになっているのに対し、今年のヴィクトリアマイルは15頭立てになっている。

 

今年の天皇賞(春)は、ダイヤモンドステークスで58㎏斤量を超える斤量で勝ったテーオーロイヤルが勝っていたが、今年のヴィクトリアマイルの出走馬で56㎏斤量以上の斤量で1年以内に連対していたのが、マスクトディーヴァ、ナミュール、ルージュリナージュの3頭である。

 

ただし、ルージュリナージュの56㎏斤量以上の斤量での勝利は、3勝クラスという条件戦のものだった。

 

残ったのは、マスクトディーヴァとナミュールの2頭。

 

おそらく、この2頭のどちらかが勝つのであろう。

 

今年の天皇賞(春)で2着になったブローザホーンは、テーオーロイヤルと異なり、天皇賞(春)まで、58㎏斤量で連対するというハードルを越えていなかった馬で、G1は初出走の馬だった。

 

ヴィクトリアマイル2024の出走馬で、今年のヴィクトリアマイルがG1初出走となるのは、フィアスプライド、テンハッピーローズ、ルージュリナージュ、フィールシンパシーの4頭。

結論

土曜日に行われた京王杯スプリングカップは、1人気のウインマーベルが1着、2人気のレッドモンレーヴが2着、8人気のスズハロームが3着となっていた。

 

ヴィクトリアマイルも、前日に行われた京王杯スプリングカップと同じ15頭立てというのも、嫌らしい流れで、いかにも、1人気と2人気で決まりそうな雰囲気を醸し出している。

 

さて、色々考えてみたが、今回の軸はマスクトディーヴァにしてみる。

 

京王杯スプリングカップで1着になったウインマーベルと同じ個性を持っていると思う。

 

相手は、ナミュール、フィールシンパシー、テンハッピーローズ、フィアスプライド、ルージュリナージュあたり。

後検証

15頭立てとなった今年のヴィクトリアマイルは、ブービー人気のテンハッピーローズが1着。

 

2着には、4人気のフィアスプライドが入り、3着に1人気のマスクトディーヴァが入着している。

 

マスクトディーヴァと人気を二分したナミュールは、8着に惨敗という結果に終わった。

 

ヴィクトリアマイルは、昨年から56㎏斤量になったレースだが、56㎏斤量初年度の昨年は18頭立てで行われていた。

 

昨年のヴィクトリアマイルの結果は、2022年安田記念を56㎏斤量で勝利したソングラインが1着、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスで56㎏斤量を背負い2着になっていたソダシが2着という結果になっていた。

 

そして、フルゲート割れとなった今年のヴィクトリアマイルは、ヴィクトリアマイルの前走まで56㎏斤量を背負ったことがなかったテンハッピーローズが1着、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで56㎏斤量を背負い、1人気に支持されたものの、9着に敗れていたフィアスプライドが2着になっている。

 

3着になったマスクトディーヴァは、サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスで56㎏斤量を背負い、1着という成績を残している。

 

つまり、今年のヴィクトリアマイルは、フルゲート割れとなったことで、昨年のヴィクトリアマイルを反転させたということなのだ。(56㎏斤量の連対歴がない馬が1着と2着、56㎏斤量の連対歴がある馬が3着)

 

テンハッピーローズとフィアスプライド、そして、フィールシンパシーは似たタイプの馬であったが、フィアスプライドとフィールシンパシーは対角配置だったことが大きかったと思う。

 

今年のダイヤモンドステークスと京王杯スプリングカップ、そして、フェブラリーステークスの結果からテンハッピーローズは要注意の馬だったが、1着になるとは思わなかった。

 

ウマゾーは、テンハッピーローズとマスクトディーヴァの馬連は購入していたが、テンハッピーローズとフィアスプライドの馬連は押さえられず、外れという結果で終わりました。

 

当たった方はおめでとうございます。

 

外れた方は、来週頑張りましょう!