ヴィクトリアマイル2022のサインはコイウタ?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、古馬の牝馬G1であるヴィクトリアマイル2022について考えてみたいと思います。

ヴィクトリアマイル2022の出馬表

22頭が登録したヴィクトリアマイル2022でしたが、エイシンチラー、ギルデッドミラー、シャインガーネット、リフレイムが除外され、18頭立てとなっています。

 

現在のところ、1人気はレイパパレ、2人気はソダシ、3人気はファインルージュとなっています。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 デアリングタクト 牝5 55.0kg 松山 弘平 杉山 晴紀 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
1枠 2番 ソングライン 牝4 55.0kg 池添 謙一 林 徹 (有)サンデーレーシング
2枠 3番 メイショウミモザ 牝5 55.0kg 鮫島 克駿 池添 兼雄 松本 好雄
2枠 4番 マジックキャッスル 牝5 55.0kg 戸崎 圭太 国枝 栄 (有)社台レースホース
3枠 5番 ソダシ 牝4 55.0kg 吉田 隼人 須貝 尚介 金子真人ホールディングス(株)
3枠 6番 ディヴィーナ 牝4 55.0kg 武 豊 友道 康夫 佐々木 主浩
4枠 7番 レシステンシア 55.0kg 横山 武史 松下 武士 (有)キャロットファーム
4枠 8番 クリノプレミアム 牝5 55.0kg 松岡 正海 伊藤 伸一 栗本 博晴
5枠 9番 アブレイズ 牝5 55.0kg 菅原 明良 池江 泰寿 前田 幸貴
5枠 10番 ローザノワール 牝6 55.0kg 田中 勝春 西園 正都 渡邉 直樹
6枠 11番 ファインルージュ 牝4 55.0kg C.ルメール 木村 哲也 六井 元一
6枠 12番 ミスニューヨーク 牝5 55.0kg M.デムーロ 杉山 晴紀 (有)髙昭牧場
7枠 13番 レイパパレ 牝5 55.0kg 川田 将雅 高野 友和 (有)キャロットファーム
7枠 14番 アカイイト 牝5 55.0kg 幸 英明 中竹 和也 岡 浩二
7枠 15番 アンドヴァラナウト 牝4 55.0kg 福永 祐一 池添 学 (有)サンデーレーシング
8枠 16番 デゼル 牝5 55.0kg 藤岡 康太 友道 康夫 (有)社台レースホース
8枠 17番 シャドウディーヴァ 牝6 55.0kg 坂井 瑠星 斎藤 誠 (株)スリーエイチレーシング
8枠 18番 テルツェット 牝5 55.0kg D.レーン 和田 正一郎 (有)シルクレーシング

ルメール騎手騎乗のファインルージュとデムーロ騎手騎乗のミスニューヨークが同枠配置となっていますね。

桜花賞とNHKマイルカップからのサイン

今年のヴィクトリアマイルは、1着賞金が10500万円から13000万円に増額されますが、13000万円という1着賞金は、桜花賞、NHKマイルカップ、エリザベス女王杯と同額に設計されています。

 

ということは、既に終了した桜花賞とNHKマイルカップにヒントがあるかも知れません。

 

では、今年の桜花賞とNHKマイルカップの結果を見てみます。

 

2022年桜花賞(18頭立て)

1着 スターズオンアース 牝3 55㎏ 4枠8番(逆11番)川田将雅騎手 7人気

馬主 社台レースホース  社台ファーム生産  高柳瑞樹厩舎

1着同枠 サブライムアンセム 牝3 55㎏ 岩田望来騎手 11人気

馬主 サンデーレーシング  ノーザンファーム生産  藤原英昭厩舎

2着 ウォーターナビレラ 牝3 55㎏ 3枠6番(逆13番)武豊騎手 3人気

馬主 山岡正人  伏木田牧場生産  武幸四郎厩舎

2着同枠 ピンハイ 牝3 55㎏ 高倉稜騎手 13人気

馬主 北畑忍  ヒダカフアーム生産   田中克典厩舎

3着 ナムラクレア 牝3 55㎏ 1枠1番(逆18番)浜中俊騎手 6人気

馬主  奈村睦弘  谷川牧場生産   長谷川浩大厩舎

3着同枠 カフジテトラゴン 牝3 55㎏ 古川吉洋騎手 最下位人気

馬主 加藤守  タイヘイ牧場生産   武英智厩舎

 

2022年NHKマイルカップ(18頭立て)

1着 ダノンスコーピオン 牡3 57㎏ 8枠18番(逆1番)川田将雅騎手 4人気

馬主 ダノックス  ケイアイファーム生産  安田隆行厩舎

1着同枠 ステルナティーア 牝3 55㎏ 池添謙一騎手 14人気

馬主 サンデーレーシング  ノーザンファーム生産   木村哲也厩舎

1着同枠 プルパレイ 牡3 57㎏ M.デムーロ騎手 8人気

馬主 Gリビエール・レーシング  社台ファーム生産  須貝尚介厩舎

2着 マテンロウオリオン 牡3 57㎏ 1枠1番(逆18番)横山典弘騎手 3人気

馬主 寺田千代乃  ムラカミファーム生産  昆貢厩舎

2着同枠 ソネットフレーズ 牝3 55㎏ 横山武史騎手 7人気

馬主 キャロットファーム  ノーザンファーム生産  手塚貴久厩舎

3着 カワキタレブリー 牡3 57㎏ 5枠10番(逆9番)菅原明良騎手 最下位人気

馬主 川島和範  川島牧場生産   杉山佳明厩舎

3着同枠 ダンテスヴュー 牡3 57㎏ 吉田隼人騎手 12人気

馬主 金子真人ホールディングス  ノーザンファーム生産  友道康夫厩舎

 

今年の桜花賞とNHKマイルカップは、川田将雅騎手が騎乗した馬が1着になっています。

 

また、サンデーレーシングが馬主の馬、社台ファーム生産馬が1着枠にいます。

 

2着は3人気の馬が入っており、3着は最下位人気の馬あるいは最下位人気の馬と同枠になった馬となっています。

 

そして、1番に配置された馬が3着内におり、7人気が桜花賞では1着、NHKマイルカップでは2着同枠になっていました。

 

今年の桜花賞とNHKマイルカップの結果から考えると、川田将雅騎手が騎乗しているレイパパレは、サンデーレーシングが馬主のアンドヴァラナウト(現在7人気)と同枠になっていることから、一見良く見えますが、出来過ぎな感じも拭えません。

名馬の肖像からのサイン

名馬の肖像で取り上げられていたのは、2007年のヴィクトリアマイル1着馬のコイウタ!

 

コイウタは、2005年の阪神ジュベナイルフィリーズで6着に終わった後、中山1600mのオープンレースの菜の花賞と東京1600mのデイリー杯クイーンカップを連勝した馬でしたが、桜花賞3着、オークス競走中止、秋華賞17着と敗れ、その後も東京1400mのオーロカップで2着、船橋のクイーン賞で13着、京都牝馬ステークス(京都1600m)で9着、東風ステークス(中山1600m)で13着同着、ハンデ重賞のダービー卿チャレンジトロフィーで2着になっていた馬。

 

2007年のヴィクトリアマイルでは、18頭立ての2枠4番に配置され、12人気でゾロ目決着により、1着になっています。

 

2007年ヴィクトリアマイルで2着になっているのが、コイウタが勝った2006年デイリー杯クイーンカップで2着になったアサヒライジングであることからも、東京1600mのデイリー杯クイーンカップが、ヴィクトリアマイルにとって大事なレースであることは明白でしょう。

 

ヴィクトリアマイル2022の出走馬に、デイリー杯クイーンカップの1着馬はいませんが、2着馬はいます。

 

2枠4番に配置されたマジックキャッスルですが、この馬は前年のヴィクトリアマイル3着馬でもありますね。

最後に

今年行われた賞金増額戦のG1の中で、天皇賞(春)は異色の結果となりました。

 

1着になったタイトルホルダーは、賞金維持戦の日経賞を勝った馬ですし、2着になったディープボンドも賞金維持戦の阪神大賞典を勝った馬で、ゾロ目で決着しています。

 

3着になったテーオーロイヤルが、賞金増額戦のダイヤモンドステークスを勝った馬なので、賞金増額戦で行われる天皇賞(春)には1着馬あるいは1着同枠馬にふさわしいと思われますが、結果は賞金維持戦を勝った馬同士の決着となっています。

 

ここからは、ウマゾーの勝手な解釈なんですが、タイトルホルダーの平行配置に、賞金増額戦のダイヤモンドステークスを勝ったテーオーロイヤルがいたというのも大事だったと思いますが、タイトルホルダーとディープボンドの同枠に、賞金維持戦の阪神大賞典で3着だったシルヴァーソニックがいたというのが、大きかったのではと思います。

 

3着という着順は微妙な着順です。

 

連対はしていないけれど、掲示板も外していないし、ワイドや複勝で考えれば馬券圏内の着順です。

 

この天皇賞(春)の結果を踏まえて考えると、サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス3着馬のデゼルが大事になってきます。

 

デゼルは、前年のヴィクトリアマイルの1着同枠馬でもありますね。

 

前日の京王杯スプリングカップでも、前年の京王杯スプリングカップで1着同枠だったビオグラフィーが、メイケイエールの同枠に配置され、メイケイエールが京王杯スプリングカップを勝っています。

 

デゼルは、ヴィクトリアマイル2022で8枠16番に配置されているので、サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス1着馬のメイショウミモザと対角配置になります。

 

そこで、今回はメイショウミモザを軸にしてみます。

 

相手は、マジックキャッスル、ファインルージュ、ミスニューヨーク、ソダシ、アブレイズあたりで遊んでみます。