ユニコーンステークス2022に芝路線組が登録!サイン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、3歳ダート重賞のユニコーンステークス2022について考えてみたいと思います。

 

1996年に中山ダート1800mの3歳限定ダート重賞としてスタートしたユニコーンステークスは、2001年に東京ダート1600mのレースに変更となり、開催時期も6月になりました。

 

2001年~2009年、そして、2011年は3回東京5日(土曜日開催)に行われ、2012年は3回東京2日に行われていましたが、2013年以降は3回東京6日(日曜日開催)でレースは行われ、今年も3回東京6日開催は変わっていません。

 

昨年との変更点は、地方馬と騙馬が出走しないこと、賞金額が増額されることといったところ。

 

まあ、週初めなので、のんびり考えてみましょう。

ユニコーンステークス2022の出走予定

ユニコーンステークス2022の登録馬は17頭。

 

マル外のジュタロウは登録してきました。

 

インダストリア、タイセイディバイン、ティーガーデンは出走してくれば、初のダート出走となりますね。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 イグザルト 牡3 56.0kg 田中 剛
2 インダストリア 牡3 56.0kg D.レーン 宮田 敬介
3 ヴァルツァーシャル 牡3 56.0kg 三浦 皇成 高木 登
4 コンバスチョン 牡3 56.0kg 田辺 裕信 伊藤 圭三
5 ジュタロウ 牡3 56.0kg 武 豊 河内 洋
6 スマートラプター 牡3 56.0kg 石橋 脩 西園 正都
7 セキフウ 牡3 56.0kg M.デムーロ 武 幸四郎
8 タイセイディバイン 牡3 56.0kg 松若 風馬 高野 友和
9 ティーガーデン 牡3 56.0kg 萩原 清
10 テーオーステルス 牡3 56.0kg 団野 大成 奥村 豊
11 ハセドン 牡3 56.0kg 横山 典弘 安田 翔伍
12 バトルクライ 牡3 56.0kg 戸崎 圭太 高木 登
13 ビヨンドザファザー 牡3 56.0kg 藤岡 健一
14 ペイシャエス 牡3 56.0kg 菅原 明良 小西 一男
15 リメイク 牡3 56.0kg 福永 祐一 新谷 功一
16 レッドゲイル 牡3 56.0kg 手塚 貴久
17 ロードジャスティス 牡3 56.0kg 石川 裕紀人 安田 隆行

参考 netkeiba

アーリントンカップ2着馬出走からのサイン

ユニコーンステークス2022に登録しているタイセイディバインは、中日スポーツ賞ファルコンステークス2着、アーリントンカップ2着歴を持つダート未出走の1勝馬。

 

アーリントンカップ2着馬が、ユニコーンステークスに出走してきたケースは、2003年のエコルプレイスと2011年のキョウエイバサラの2頭。

 

では、エコルプレイスが出走した2003年ユニコーンステークスとキョウエイバサラが出走した2011年ユニコーンステークスの結果を見てみます。

 

2003年ユニコーンステークス(16頭立て)

1着 ユートピア 牡3 56kg 7枠14番(逆3番)安藤勝己騎手 1人気

前走 NHKマイルカップ(東京芝1600m)4人気4着

前々走 毎日杯(阪神芝2000m・特指・別定)5人気2着

1着同枠兼3着 ワンダフルデイズ マル外 牡3 56kg 武豊騎手 3人気

前走 NHKマイルカップ(東京芝1600m)7人気8着

前々走 ニュージーランドトロフィー(中山芝1600m・指定・馬齢)2人気11着

2着 ブイロッキー 牡3 56kg 3枠6番(逆11番)松永幹夫騎手 5人気

前走 昇竜ステークス(中京ダート1700m・特指・別定)4人気1着

前々走 端午ステークス(京都ダート1800m・特指・別定)6人気3着

2着同枠 エコルプレイス マル外 牡3 56kg デザーモ騎手 4人気

前走 NHKマイルカップ(東京芝1600m)13人気最下位

前々走 アーリントンカップ(阪神芝1600m・特指・別定)4人気2着

 

2003年ユニコーンステークスを勝ったユートピアは、2戦目の京都ダート1400mの2歳新馬戦で初勝利を挙げた後、阪神ダート1400mのシクラメンステークスを勝ち、川崎競馬の全日本2歳優駿で3勝目を達成し、芝の毎日杯で2着、東京1600mの芝のG1レースのNHKマイル4着と芝とダートで活躍していた馬。

 

ユートピアの同枠馬で3着だったワンダフルデイズは、京都ダート1200mの2歳新馬戦、京都芝1400mの2歳500万下条件戦、京都芝1400mのもみじステークスを3連勝した後、朝日杯フューチュリティステークスとアーリントンカップで共に5着となり、中山芝1200mの夕刊フジ賞クリスタルカップ(G3重賞)で4勝目を挙げ、ニュージーランドトロフィーとNHKマイルカップで惨敗していた馬。

 

2着になったブイロッキーは、阪神芝1200mの2歳新馬戦でデビューしましたが、初勝利を挙げるまでに7戦を要していた馬で、阪神ダート1400mの2歳未勝利戦で初勝利を達成した後、シクラメンステークスやきさらぎ賞など芝とダート戦に出走しつつ、徐々に成長していき、前走の昇竜ステークスで3勝目を挙げていた馬。

 

ブイロッキーの同枠のエコルプレイスは、京都ダート1400mの2歳未勝利で初勝利を挙げた後、阪神芝1600mの500万下条件戦で10着に惨敗、その後、京都ダート1400mの3歳500万下条件戦とバイオレットステークス(オープン・京都1400m)を連勝し、アーリントンカップでも2着になった馬でしたが、NHKマイルカップでは最下位に沈んでいます。

 

2011年ユニコーンステークス(16頭立て)

1着 アイアムアクトレス 牝3 54kg 6枠11番(逆6番)秋山真一郎騎手 3人気

前走 昇竜ステークス(京都ダート1400m・特指・別定)2人気1着

前々走 報知杯フィリーズレビュー(阪神芝1400m・指定・馬齢)7人気11着

1着同枠 ディアフォルティス 牡3 56kg  丸田恭介騎手 13人気

前走 ヒヤシンスステークス(東京ダート1600m・特指・別定)6人気9着(2着対角)

前々走 3歳500万下条件戦・黒竹賞(中山ダート1800m)2人気1着

2着 グレープブランデー 牡3 56kg 5枠9番(逆8番) 横山典弘騎手 1人気

前走 いぶき賞(京都ダート1800m・カク指定・別定)1人気1着

前々走 すみれステークス(阪神芝2200m・特指・別定)2人気2着

2着同枠 タイセイファントム 牡3 56kg 蛯名正義騎手 15人気

前走 昇竜ステークス(京都ダート1400m・特指・別定)8人気6着(1着同枠)

前々走 3歳500万下条件戦・平場(阪神ダート1400m)1人気1着

3着 ボレアス 牡3 56kg 7枠14番(逆3番)ウィリアムズ騎手 2人気

前走 いぶき賞(京都ダート1800m・カク指定・別定)3人気2着

前々走 毎日杯(阪神芝1800m・特指・別定)8人気12着

 

2011年ユニコーンステークスで勝利したアイアムアクトレスは、阪神芝1600mの2歳新馬戦で2着、京都芝1600mの3歳未勝利戦で6着に終わった後、京都ダート1400mの3歳未勝利戦で初勝利!

 

その後、京都ダート1400mの 3歳500万下条件戦を勝利し、報知杯フィリーズレビューに挑戦するも11着に敗退し、再び、ダート路線の昇竜ステークスに向かい、2人気で勝利しています。

 

アイアムアクトレスの同枠のディアフォルティスは、東京ダート1600mの2歳新馬戦と中山ダート1800mの3歳500万下条件戦の黒竹賞を勝った後、東京ダート1600mのヒヤシンスステークスに出走し、2着対角の9着に敗れていた馬。

 

2着になったグレープブランデーは、阪神ダート1800mの2歳未勝利戦を勝った後、5戦目の3歳500万下条件戦(京都ダート1800m)で2勝目を挙げ、阪神芝2200mのすみれステークスで2着、京都ダート1800mのいぶき賞を勝っていた馬。

 

グレープブランデーの同枠のタイセイファントムは、函館芝1200mの2歳新馬戦で勝利した後、芝のレースで2勝目を挙げられず、ダート路線に転向し、10戦目の阪神ダート1400mの3歳500万下条件戦で2勝目を飾り、次戦の昇竜ステークスで自身は6着に敗れていたものの、1着同枠に配置されていた馬。

 

3着になったボレアスは、3戦目の京都ダート1800mの2歳未勝利戦と4戦目の小倉ダート1800mの2歳500万下条件戦の樅の木賞を連勝した後、東京ダート1600mのヒヤシンスステークスで4着、阪神芝1800mの毎日杯で11着、京都ダート1800mのいぶき賞で2着になっていた馬。

 

なお、2011年ユニコーンステークスに出走したアーリントンカップ2着馬のキョウエイバサラは15着に大敗していますが、2着対角に配置されていました。

 

アーリントンカップ2着馬が出走した2003年と2011年のユニコーンステークスの結果から考えると、アーリントンカップ2着馬自身あるいは筋配置になる馬、芝のオープン以上のレースで連対していた馬、1人気の馬あたりが気になります。

最後に

ユニコーンステークスは比較的堅い決着が多いレースでしたが、マーメイドステークスが裏番組になった昨年は、波乱の決着となっています。

 

出馬表が出たら、再検討してみたいと思います。