東京スポーツ杯2歳ステークス2024の出馬表
東京スポーツ杯2歳ステークス2024には9頭が登録し、9頭全頭が出走してきた。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ニシノタンギー | 牡2 | 56.0kg | 武藤 雅 | 水野 貴広 | 西山 茂行 |
2枠 | 2番 | ジーティーマン | 牡2 | 56.0kg | 西村 淳也 | 小栗 実 | 田畑 利彦 |
3枠 | 3番 | ファイアンクランツ | 牡2 | 56.0kg | 菅原 明良 | 堀 宣行 | (有)サンデーレーシング |
4枠 | 4番 | クロワデュノール | 牡2 | 56.0kg | 北村 友一 | 斉藤 崇史 | (有)サンデーレーシング |
5枠 | 5番 | デルアヴァー | 牡2 | 56.0kg | 三浦 皇成 | 松永 幹夫 | 前田 幸治 |
6、 | 6番 | プレシャスデイ | 牡2 | 56.0kg | 横山 武史 | 伊坂 重信 | 保坂 和孝 |
7枠 | 7番 | レッドキングリー | 牡2 | 56.0kg | C.ルメール | 木村 哲也 | (株)東京ホースシング |
8枠 | 8番 | ニシノイストワール | 牡2 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 鹿戸 雄一 | 西山 茂行 |
8枠 | 9番 | サトノシャイニング | 牡2 | 56.0kg | 松山 弘平 | 杉山 晴紀 | 里見 治 |
8枠はキズナ産駒同士の枠となっている。
京王杯2歳ステークスとデイリー杯2歳ステークスからの考察
東京スポーツ杯2歳ステークスは、1着賞金3800万円の2歳G2重賞。
現在、2歳G2重賞は、京王杯2歳ステークス、デイリー杯2歳ステークス、東京スポーツ杯2歳ステークスの3レースなので、まずは、既に行われた京王杯2歳ステークスとデイリー杯2歳ステークスの結果を振り返ってみたい。
2024年京王杯2歳ステークス(東京1400m・14頭立て・裏開催は京都と福島)
1着 パンジャタワー 牡2 56㎏ 5枠7番(逆8番)松山弘平騎手 8人気
前走 新馬戦(秋季・中京1200m)1人気1着
2着 マイネルチケット 牡2 56㎏ 7枠11番(逆4番)戸崎圭太騎手 5人気
前走 サウジアラビアロイヤルカップ(秋季・東京1600m・特指・馬齢)5人気3着
前々走 未勝利戦(秋季・中京1600m)2人気1着
3着 ヤンキーバローズ 牡2 56㎏ 3枠4番(逆11番)岩田康誠騎手 4人気
前走 函館2歳ステークス(夏季・函館1200m・特指・馬齢)5人気4着(1着平行)
前々走 新馬戦(夏季・函館1200m)1人気1着
東京1400mで行われた2024年京王杯2歳ステークスで覇者となったのは、秋季の中京1200mの新馬戦を1人気で勝ってきたパンジャタワー(非社台系)。
パンジャタワーの同枠のマリノトニトゥルスは、福島1200mの新馬戦でデビューし、3戦目となる新潟1400mの未勝利戦で初勝利を挙げた非社台系の牝馬。
2着になったマイネルチケットは、秋季の中京1600mの未勝利戦を2人気で勝った後、東京1600mの重賞のサウジアラビアロイヤルカップで3着になっていた非社台系の馬。
マイネルチケットの同枠のシンフォーエバーは、夏季の新潟1600mの新馬戦を勝った後、新潟2歳ステークスで2人気9着、サウジアラビアロイヤルカップで6人気4着だった非社台系の馬。
3着に入ったヤンキーバローズは、夏季の函館1200mの新馬戦を勝った後、函館2歳ステークスに出走して4着だった非社台系の馬。
2024年デイリー杯2歳ステークス(京都1600m・7頭立て・裏開催は東京と福島)
1着 ランフォーヴァウ 牝2 55㎏ 5枠5番(逆3番)坂井瑠星騎手 1人気
前走 未勝利戦(秋季・京都1400m)3人気1着
前々走 新馬戦(秋季・中山1600m)1人気6着
2着 ドラゴンブースト 牡2 56㎏ 6枠6番(逆2番)田口貫太騎手 3人気
前走 未勝利戦(秋季・京都1600m)8人気1着
前々走 新馬戦(秋季・中京1600m)11人気7着
3着 ダイシンラー 牡2 56㎏ 1枠1番(逆7番)岩田望来騎手 2人気
前走 新馬戦(夏季・札幌1500m)4人気1着
京都1600mで行われたデイリー杯2歳ステークスを制したのは、秋季の中山1600mの新馬戦でデビューし、2戦目の京都1400mの未勝利戦で初勝利を達成していた社台ファーム生産の牝馬のランフォーヴァウ。
2着になったドラゴンブーストは、秋季の中京1600mの新馬戦で7着に敗れた後、京都1600mの未勝利戦で勝ちあがった非社台系の馬。
3着のダイシンラーは、夏季の札幌1500mの新馬戦を勝った非社台系の馬。
2024年京王杯2歳ステークスは、秋季の新馬戦を1人気で勝った馬が1着、2着が秋季の未勝利戦を勝った馬、3着が夏季のレースのみに出走していた馬、2024年デイリー杯2歳ステークスは、秋季の未勝利戦を勝った馬が1着、2着が秋季の未勝利戦を勝った馬、3着が夏季のレースのみに出走していた馬が入着している。
結論
東京1800mで行われるG2重賞は、東京スポーツ杯2歳ステークス、毎日王冠、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスの3レース。
既に行われた今年の毎日王冠は、ルメール騎手騎乗の3歳馬のシックスペンス(1人気)が1着、2着は岩田康誠騎手が騎乗した4人気のホウオウビスケッツ、3着は西村淳也騎手が騎乗した5人気のエルトンバローズが入っている。
一方、今年のアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスは、ルメール騎手騎乗のブレイディヴェーグ(2人気)が1着、2着は戸崎圭太騎手が騎乗した10人気のシンティレーション、3着は川田将雅騎手が騎乗した1人気のマスクトディーヴァが入っている。
今年の毎日王冠とアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスは、ルメール騎手騎乗の馬が1着、2着は美浦所属の馬となっている。
今年の東京スポーツ杯2歳ステークスで、ルメール騎手が騎乗するレッドキングリーは、秋季の東京2000mの新馬戦を勝ってきた馬。
今年の京王杯2歳ステークスやデイリー杯2歳ステークスで1着になった馬が秋季のレースで賞金加算していることからも、レッドキングリーは連対できると読む。
相手は、秋季の新馬戦(中京2000m)を勝っているサトノシャイニング、1人気が予想されるクロワデュノール、マル外のデルアヴァー、逃げ馬のニシノイストワールあたり。