朝日杯セントライト記念2024(第78回)の考察

朝日杯セントライト記念2024の出馬表

朝日杯セントライト記念2024は、14頭が登録。

 

登録馬14頭が、揃って出走してきた。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 アーバンシック 牡3 57.0kg C.ルメール 武井 亮 (有)シルクレーシング
2枠 2番 タガノデュード 牡3 57.0kg 丹内 祐次 宮 徹 八木 良司
3枠 3番 エコロレイズ 牡3 57.0kg 横山 和生 岩戸 孝樹 原村 正紀
3枠 4番 ルカランフィースト 牡3 57.0kg 横山 武史 鹿戸 雄一 (有)社台レースホース
4枠 5番 サルヴェージワーク 牡3 57.0kg 佐々木 大輔 田村 康仁 (有)社台レースホース
4枠 6番 エコロヴァルツ 牡3 57.0kg 岩田 康誠 牧浦 充徳 原村 正紀
5枠 7番 ログラール 牡3 57.0kg 北村 友一 松永 幹夫 (有)キャロットファーム
5枠 8番 コスモキュランダ 牡3 57.0kg M.デムーロ 加藤 士津八 有)ビッグレッドファーム
6枠 9番 アスクカムオンモア 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 藤原 英昭 廣崎利洋HD(株)
6枠 10番 ヤマニンアドホック 牡3 57.0kg 津村 明秀 辻 哲英 土井 肇
7枠 11番 パンジャ 牡3 57.0kg 小林 勝太 金成 貴史 (株)Deep Creek
7枠 12番 スティンガーグラス 牡3 57.0kg 武 豊 木村 哲也 エムズレーシング
8枠 13番 アスクハッピーモア 牡3 57.0kg 田辺 裕信 田村 康仁 廣崎利洋HD(株)
8枠 14番 タンゴバイラリン 牡3 57.0kg 菅原 明良 栗田 徹 山田 弘

 

1人気はコスモキュランダになりそうだ。

2014年朝日杯セントライト記念からの考察

今年の東京優駿は、メイショウタバルが出走取消となり、皐月賞優勝馬のジャスティンミラノが2着となっていた。

 

今年の東京優駿の結果と似ているのが、2014年の東京優駿である。

 

2014年の東京優駿は、ウインフルブルームが出走取消、皐月賞を勝ったイスラボニータが2着に入っていた。

 

まずは、2014年の朝日杯セントライト記念の結果から見てみる。

 

新潟2200mで行われた2014年朝日杯セントライト記念は、18頭立てのフルゲートで行われた。

 

2014年朝日杯セントライト記念を制したのは、1人気のイスラボニータ(3枠5番配置)。

 

イスラボニータは、共同通信杯を勝った後、皐月賞を制覇し、東京優駿で1人気2着に入り、夏は休養していた社台レースホースが馬主の5勝馬。

 

イスラボニータの同枠のマイネルフロストは、毎日杯を勝った後、テレビ東京杯青葉賞6着、東京優駿3着の成績を残し、夏季のレースに参加していなかった3勝馬。

 

2014年朝日杯セントライト記念で2着に入ったのは、報知杯弥生賞1着、皐月賞2着、東京優駿5着の後、夏季のレースに出走していなかった2人気のトゥザワールド(8枠16番配置)。

 

トゥザワールドの同枠馬は、メイクアップとクラリティシチーの2頭。

 

メイクアップは、前走で3歳以上500万下条件戦の燕特別(新潟2200m)を勝ってきた11人気の馬。

 

クラリティシチーは、皐月賞8着の後、3歳500万下条件戦(東京1600m・東京優駿と同日)を勝利し、ラジオNIKKEI賞で2着になっていた8人気の馬。

 

2014年朝日杯セントライト記念で3着になったタガノグランパ(7枠14番配置)は、中日スポーツ賞ファルコンステークス1着、皐月賞17着、東京優駿4着(2着同枠)の実績を持つ10人気の馬。

 

2014年の東京優駿の結果から考えると、上位人気の馬が気になるが…

結論

中山2000mで行われた今年の紫苑ステークスは、中山2000mの新馬戦と中山2200mの1勝クラスの水仙賞を連勝した後、サンケイスポーツ賞フローラステークスで4着、地方競馬の関東オークスで9着に敗れていた5人気のクリスマスパレードが1着、2着は別定戦から馬齢戦に変更されたフラワーカップを勝利した後、優駿牝馬で14着に敗れていたミアネーロが入っていた。

 

中京2000mで行われた今年の関西テレビ放送賞ローズステークスは、別定戦から馬齢戦に変更されたデイリー杯クイーンカップを勝利した後、桜花賞8着、優駿牝馬4着の成績を残していたクイーンズウォークが1着、2着は桜花賞終了後の4月13日に行われた3歳未勝利戦(阪神2000m)で初勝利を挙げ、小倉2000mの3歳以上1勝クラスで2勝目を勝ち取っていたチェレスタが入っていた。

 

この2レースは、別定戦から馬齢戦に変更されたG3重賞を勝利した後、優駿牝馬で馬券圏内に入れなかった馬と1勝クラスを勝っている馬が連対している。

 

朝日杯セントライト記念2024の出走馬に、別定戦から馬齢戦に変更されたG3重賞を勝利した馬は存在しないが、東京優駿敗退組は存在する。

 

東京優駿敗退組の中から軸を選ぶのが、今回は良いと思う。

 

3頭の東京優駿敗退組から、エコロヴァルツを軸にする。

 

相手は、皐月賞終了後に初勝利を挙げたサルヴェージワーク、中山コースで好成績を残しているヤマニンアドホック、中山ダートコースのみしか走っていないアスクハッピーモア、東京優駿敗退組のコスモキュランダあたり。