シルクロードステークス2024(第29回)の考察

シルクロードステークス2024の出馬表

シルクロードステークス2024の登録馬は20頭。

 

登録馬20頭のうち、カルネアサーダが回避、ドグマが除外となり、18頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 カイザーメランジェ 牡9 56.0kg 津村 明秀 中野 栄治 ライフエンタープライズ(株)
1枠 2番 リバーラ 牝4 54.0kg 田口 貫太 高柳 瑞樹 荒井 泰樹
2枠 3番 ホープフルサイン 牡8 57.0kg 太宰 啓介 本間 忍 (株)アドバンス・サッポロ
2枠 4番 ルガル 牡4 57.5kg 西村 淳也 杉山 晴紀 江馬 由将
3枠 5番 エターナルタイム 牝5 54.0kg C.ルメール 中川 公成 (有)サンデーレーシング
3枠 6番 サトノラムセス 牡6 55.0kg 池添 謙一 橋口 慎介 里見 治
4枠 7番 ジューンオレンジ 牝4 54.0kg 横山 和生 長谷川 浩大 吉川 潤
4枠 8番 ディヴィナシオン 牡7 56.0kg 古川 吉洋 森 秀行 一村 哲也
5枠 9番 サンライズロナウド 牡5 55.0kg 横山 典弘 安田 隆行 (株)ライフハウス
5枠 10番 カワキタレブリー 牡5 55.0kg 岩田 康誠 杉山 佳明 川島 和範
6枠 11番 サンライズオネスト 牡7 57.0kg 和田 竜二 河内 洋 松岡 隆雄
6枠 12番 メイショウソラフネ 牡5 56.0kg 角田 大河 石橋 守 松本 好雄
7枠 13番 アグリ 牡5 58.0kg 坂井 瑠星 安田 隆行 三木 正浩
7枠 14番 テイエムスパーダ 牝5 56.0kg 富田 暁 木原 一良 竹園 正繼
7枠 15番 バースクライ 牝4 54.0kg 岩田 望来 千田 輝彦 ゴドルフィン
8枠 16番 トゥラヴェスーラ 牡9 58.0kg 永島 まなみ 高橋 康之 吉田 照哉
8枠 17番 オタルエバー 牡5 57.0kg 松山 弘平 中竹 和也 住谷 幾久子
8枠 18番 ショウナンハクラク 牡5 55.0kg 浜中 俊 松下 武士 国本 哲秀

回避したカルネアサーダは、今年の淀短距離ステークスで4着同着だった馬である。

スポーツニッポン賞京都金杯からの考察

今年のシルクロードステークスは、前年の中京開催から通常の京都開催に戻る。

 

シルクロードステークスは、特指ハンデ戦として行われるレースなので、今年、中京開催から京都開催に変更されているスポーツニッポン賞京都金杯と日経新春杯が参考になるだろう。

 

では、今年のスポーツニッポン賞京都金杯と日経新春杯の結果を見てみる。

 

2024年スポーツニッポン賞京都金杯(18頭立て)

1着 コレペティトール 牡4 54㎏ 1枠2番(逆17番)岩田康誠騎手 8人気

前走 3勝クラス・元町ステークス(阪神1800m)9人気1着

前々走 3勝クラス・秋色ステークス(東京1600m)6人気4着

2着 セッション 牡4 55㎏ 6枠11番(逆8番)坂井瑠星騎手 3人気

前走 キャピタルステークス(リステッド・東京1600m・特指・別定)3人気4着

前々走 3勝クラス・仲秋ステークス(阪神1600m)2人気1着

3着 トゥードジボン 牡5 55㎏ 2枠4番(逆15番)藤岡佑介騎手 1人気

前走 3勝クラス・清水ステークス(京都1600m)4人気1着

前々走 2勝クラス・宝ケ池特別(京都1600m)3人気1着

 

2024年スポーツニッポン賞京都金杯を制したコレペティトールは、阪神1800mの3勝クラスの元町ステークスを勝ってきた4歳馬。

 

コレペティトールが勝った元町ステークスは、開催時期や距離が、その年によって異なるレースで、来年は阪神では行われないレースとなっている。(阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事等による)

 

2着に入ったセッションは、阪神1600mの3勝クラスの仲秋ステークスを前々走で勝っていた4歳馬。

 

3着のトゥードジボンは、整備工事を終え、2年半ぶりに再開した京都競馬場で行われた2勝クラスと3勝クラスを勝ってきた5歳馬。

 

2024年日経新春杯(14頭立て)

1着 ブローザホーン 牡5 57㎏ 5枠8番(逆7番)菅原明良騎手 1人気

前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)競走中止

前々走 札幌日経オープン(リステッド・札幌2600m・指定・別定)1人気1着

2着 サヴォーナ 牡4 56㎏ 8枠13番(逆2番)池添謙一騎手 4人気

前走 菊花賞(京都3000m)7人気5着(2着同枠)

前々走 神戸新聞杯(阪神2400m・指定・馬齢)10人気2着

2着同枠兼3着 サトノグランツ 牡4 57.5㎏ 8枠14番(逆1番)川田将雅騎手 3人気

前走 菊花賞(京都3000m)3人気10着

前々走 神戸新聞杯(阪神2400m・指定・馬齢)3人気1着

 

2024年日経新春杯を勝ったブローザホーンは、京都2200mの3勝クラスの烏丸ステークスを勝った後、函館記念3着、札幌日経オープン1着、京都大賞典競走中止の戦歴を残してきた5歳馬。

 

ブローザホーンの同枠のハーツコンチェルトは、来年、中京開催が決定している神戸新聞杯で1人気になっていた4歳馬。

 

2着に入ったサヴォーナは、2勝クラスの信夫山特別(福島2600m)を勝った後、阪神開催の神戸新聞杯で2着、京都開催に戻った菊花賞で5着に入っていた4歳馬。

 

サヴォーナの同枠馬で3着になったサトノグランツは、サヴォーナが2着になった神戸新聞杯で優勝していた4歳馬。

 

今年のスポーツニッポン賞京都金杯と日経新春杯の結果から考えると、前年に阪神競馬場で開催され、今年、阪神競馬場で開催されないレースで連対していた馬が気になる。

結論

土曜日の京都メインは、3勝クラスのダート戦の舞鶴ステークスであった。

 

舞鶴ステークスは2人気のバハルダールが勝利し、1人気のクールミラボーが2着に入っていた。

 

勝利したバハルダールは、年明けの京都ダート1800mの雅ステークスで2着になっていたG1レーシングが馬主の5歳馬で、同枠には年明けの寿ステークス(京都芝2000m)で10着に惨敗していた7歳馬のメイショウボサツがいた。

 

メイショウボサツは、2024年2月に定年で引退する松永昌博調教師が管理する馬である。

 

2着に入ったクールミラボーは、ルメートル騎手が騎乗していたG1レーシングが馬主の4歳馬で、同枠には年明けの招福ステークス(中山ダート1800m)で8着に敗れていたヒミノフラッシュがいた。

 

舞鶴ステークスの結果から考えると、年明けのレースに出走している馬、外国人騎手が騎乗している馬、2024年2月に定年で引退する調教師が管理する馬、2頭出しの馬主の馬などが候補になってくると思う。

 

年明けの淀短距離ステークスでカルネアサーダ(回避馬)と共に4着同着になったサトノラムセスと同枠になったエターナルタイムを軸にしてみたい。

 

相手は、サンライズロナウド、ルガル、アグリ、メイショウソラフネ、トゥラヴェスーラあたりで。