皐月賞2023は2歳G1馬不在!それってサイン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、皐月賞2023について考えてみたいと思います。

皐月賞2023の出走予定

皐月賞2023の登録馬は20頭。

 

タッチウッドが追加登録しましたが、現在のところ、セブンマジシャンとメイテソーロが除外対象となっています。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 ウインオーディン 牡3 57.0kg 三浦 皇成 鹿戸 雄一
2 グラニット 牡3 57.0kg 嶋田 純次 大和田 成
3 グリューネグリーン 牡3 57.0kg 石川 裕紀人 相沢 郁
4 シャザーン 牡3 57.0kg 岩田 望来 友道 康夫
5 ショウナンバシット 牡3 57.0kg M.デムーロ 須貝 尚介
6 セブンマジシャン 牡3 57.0kg 高野 友和
7 ソールオリエンス 牡3 57.0kg 横山 武史 手塚 貴久
8 タスティエーラ 牡3 57.0kg 松山 弘平 堀 宣行
9 タッチウッド 牡3 57.0kg 武 豊 武 幸四郎
10 ダノンタッチダウン 牡3 57.0kg 川田 将雅 安田 隆行
11 トップナイフ 牡3 57.0kg 横山 典弘 昆 貢
12 ファントムシーフ 牡3 57.0kg C.ルメール 西村 真幸
13 フリームファクシ 牡3 57.0kg D.レーン 須貝 尚介
14 ベラジオオペラ 牡3 57.0kg 田辺 裕信 上村 洋行
15 ホウオウビスケッツ 牡3 57.0kg 横山 和生 奥村 武
16 マイネルラウレア 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 宮 徹
17 メイテソーロ 牡3 57.0kg 武市 康男
18 メタルスピード 牡3 57.0kg 津村 明秀 斎藤 誠
19 ラスハンメル 牡3 57.0kg 石橋 脩 松永 幹夫
20 ワンダイレクト 牡3 57.0kg 藤岡 佑介 藤岡 健一

参考 netkeiba

2歳G1馬不在年からのサイン

今年の皐月賞は、ホープフルステークス1着馬のドゥラエレーデもいなければ、朝日杯フューチュリティステークス優勝馬のドルチェモアもいない出走馬構成となります。

 

馬齢表記が変更になった2001年以降で、2歳G1馬がいなかった皐月賞は2001年、2008年、2011年、2012年の4回。

 

ただし、今年の皐月賞には、2歳G1の2着馬が2頭登録してきているので、朝日杯フューチュリティステークス2着馬が出走しなかった2001年皐月賞や2011年皐月賞とはイメージが異なります。

 

では、残った2008年皐月賞と2012年皐月賞の結果を見てみます。

 

2008年皐月賞(18頭立て)

1着 キャプテントゥーレ 牡3 57㎏ 3枠6番(逆13番)川田将雅騎手 7人気

前走 報知杯弥生賞(中山2000m・指定・馬齢)5人気4着

前々走 朝日杯フューチュリティステークス(中山1600m)4人気3着

1着同枠 レインボーペガサス 牡3 57㎏  安藤勝己騎手 5人気

前走 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)4人気7着

前々走 きさらぎ賞(京都1800m・特指・別定)8人気1着

2着 タケミカヅチ 牡3 57㎏ 1枠1番(逆18番)柴田善臣騎手 6人気

前走 報知杯弥生賞(中山2000m・指定・馬齢)7人気3着

前々走 共同通信杯(東京1800m・特指・別定)5人気2着

2着同枠  スマイルジャック 牡3 57㎏ 小牧太騎手 4人気

前走 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)6人気1着

前々走 きさらぎ賞(京都1800m・特指・別定)5人気2着

3着 マイネルチャールズ 牡3 57㎏ 5枠9番(逆10番)松岡正海騎手 1人気

前走 報知杯弥生賞(中山2000m・指定・馬齢)2人気1着

前々走 京成杯(中山2000m・特指・別定)1人気1着

 

報知杯弥生賞を勝ったマイネルチャールズが1人気となった2008年皐月賞を制したのは、デイリー杯2歳ステークスを勝っていたキャプテントゥーレでした。

 

キャプテントゥーレは、小倉1800mの2歳未勝利戦で初勝利を挙げ、阪神1800mの野路菊ステークス3着、デイリー杯2歳ステークス1着、朝日杯フューチュリティステークス3着の後、報知杯弥生賞に出走して4着に敗れ、皐月賞の優先出走権を獲得できなかった2勝馬。

 

キャプテントゥーレの同枠のレインボーペガサスは、別定戦のきさらぎ賞を勝った後、フジテレビ賞スプリングステークスに出走し、7着に終わっていた3勝馬。

 

2着に入ったタケミカヅチは、デイリー杯2歳ステークス2着、共同通信杯2着歴を持つ1勝馬で、前走の報知杯弥生賞で3着になり、皐月賞の優先出走権を取っていました。

 

タケミカヅチの同枠のスマイルジャックは、きさらぎ賞2着の後、フジテレビ賞スプリングステークスに出走し1着になっていた2勝馬。

 

3着になったマイネルチャールズは、ホープフルステークス(OP)、京成杯、報知杯弥生賞の中山2000m戦を3連勝していた1人気の馬。

 

朝日杯フューチュリティステークス2着馬のレッツゴーキリシマは、朝日杯フューチュリティステークス以後は、きさらぎ賞4着、フジテレビ賞スプリングステークス9着の成績を残していましたが、皐月賞では5着に敗れ、連対馬の筋にもなっていません。

 

2012年皐月賞(18頭立て)

1着 ゴールドシップ 牡3 57㎏ 7枠14番(逆5番)内田博幸騎手 4人気

前走 共同通信杯(東京1800m・特指・別定)2人気1着 増量馬

前々走 ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(阪神2000m・特指・馬齢)3人気2着

1着同枠 コスモオオゾラ 牡3 57㎏ 柴田大知騎手 6人気

前走 報知杯弥生賞(中山2000m・指定・馬齢)9人気1着

前々走 共同通信杯(東京1800m・特指・別定)7人気5着

2着  ワールドエース 牡3 57㎏ 5枠9番(逆10番)福永祐一騎手 2人気

前走 若葉ステークス(阪神2000m・指定・馬齢)1人気1着

前々走 きさらぎ賞(京都1800m・特指・別定)1人気1着

2着同枠 スノードン 牡3 57㎏ 北村友一騎手 最下位人気

前走 きさらぎ賞(京都1800m・特指・別定)8人気7着

前々走 京成杯(中山2000m・特指・別定)9人気5着

3着 ディープブリランテ 牡3 57㎏ 3枠6番(逆13番)岩田康誠騎手 3人気

前走 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)1人気2着

前々走 共同通信杯(東京1800m・特指・別定)1人気2着

 

フジテレビ賞スプリングステークス1着馬のグランデッツァが1人気になった2012年皐月賞を勝ったのは、札幌1800mの別定戦のコスモス賞を勝った後、札幌2歳ステークス2着、ラジオNIKKEI杯2歳ステークス2着、共同通信杯1着という成績を刻んだ3勝馬のゴールドシップ。

 

ゴールドシップの同枠のコスモオオゾラは、中山2000mの2歳500万下条件戦の葉牡丹賞で2勝目を挙げた後、共同通信杯5着、報知杯弥生賞1着だった馬。

 

2着になったワールドエースは、きさらぎ賞と若葉ステークスを連勝していた3勝馬で、皐月賞の前まで1人気を維持していた馬。

 

ワールドエースの同枠のスノードンは、萩ステークスを勝った後、朝日杯フューチュリティステークス12着、京成杯5着、きさらぎ賞7着だった馬。

 

3着になったディープブリランテは、東京スポーツ杯2歳ステークスを勝った後、共同通信杯2着、フジテレビ賞スプリングステークス2着になっていた馬で、ワールドエースと同様に皐月賞の前まで1人気を維持していた馬でした。

 

朝日杯フューチュリティステークス2着馬のマイネルロブストは、京成杯2着、フジテレビ賞スプリングステークス7着の成績を残し、皐月賞に出走しましたが、皐月賞では16着に惨敗し、連対馬の筋にもなっていません。

 

2008年皐月賞と2012年皐月賞の結果を見ると、1着馬は2000mを勝っていないうえに、皐月賞の優先出走権を持っていない馬になります。

 

また、2着馬は、皐月賞の優先出走権を獲得していた馬で、指定レースの1着馬あるいは同枠馬になっています。

最後に

今年の桜花賞は、2歳女王のリバティアイランドが勝っています。

 

リバティアイランドは、桜花賞のステップレースに出走せず、桜花賞に出走してきました。

 

桜花賞のステップレースに出走しないで、桜花賞を勝った馬は、リバティアイランド以外ではソダシがいますね。

 

ソダシが桜花賞を勝った2021年に行われた皐月賞は、共同通信杯を勝った後、皐月賞の指定レースに出走しなかったエフフォーリアが勝っています。

 

また、出馬表が出たら、再検討してみます。