札幌記念2024（第60回）の考察

札幌記念2024の出馬表

札幌記念2024の登録馬は12頭。

登録馬12頭全頭が出走してきた。

サンデーレーシングと金子真人ホールディングスは2頭出しで、なぜか、2番から5番に集められている。

サマー2000シリーズは、七夕賞、函館記念、小倉記念、札幌記念、新潟記念の5レースにより組まれているシリーズである。

この5レースのうち、函館記念と札幌記念は洋芝コースを舞台にする北海道の競馬場で行われるレースで、関連性は深い。

今年の函館記念は、 1回函館12日に行われており、この番組設計は2022年と重なる。

2022年の札幌記念の結果を、まずは見てみる。

2022年札幌記念（16頭立て）

1着　ジャックドール　牡4　57㎏　2枠4番（逆13番）藤岡佑介騎手　3人気

前走　大阪杯（阪神2000ｍ）2人気5着

前々走　金鯱賞（中京2000ｍ・指定・別定）1人気1着

2着　パンサラッサ　牡5　57㎏　2枠3番（逆14番）吉田豊騎手　2人気

前走　宝塚記念（阪神2200ｍ）6人気8着

前々走　ドバイターフ（ア首1800ｍ）1着

3着　ウインマリリン　牝5　55㎏　5枠9番（逆8番）松岡正海騎手　5人気

前走　宝塚記念（阪神2200ｍ）9人気7着

前々走　大阪杯（阪神2000ｍ）9人気最下位

2022年札幌記念を制したのは、4歳馬のジャックドール。

ジャックドールは、東京2000ｍの3勝クラスのウェルカムステークスを勝ってオープン入りした後、リステッド競走の特指別定戦である白富士ステークスをゾロ目で1着、指定別定戦の金鯱賞で勝利し、阪神2000ｍのＧ1の大阪杯を5着に敗れていた馬。

ゾロ目の2着になったパンサラッサは、リステッド競走の特指別定戦のオクトーバーステークス（東京2000ｍ）と福島2000ｍの特指ハンデ戦の福島記念を連勝した後、有馬記念13着、中山記念1着、ドバイターフ1着、宝塚記念8着の成績を残していた5歳馬。

3着に入ったウインマリリンは、前年の産経賞オールカマー1着歴を持つ5歳牝馬。

ウインマリリンの同枠のソダシは、2020年札幌2歳ステークス1着、前年の札幌記念優勝馬で、同年のヴィクトリアマイル1着歴を持つ1人気の4歳牝馬。

2022年札幌記念から考えると、前年の札幌記念1着馬のプログノーシス、特指戦を勝ってきた馬あたりは気になる。

札幌記念2024に出走するジオグリフは、札幌2歳ステークスの1着馬。

過去の札幌記念で、札幌2歳ステークス1着馬が初めて出走してきた場合、自身あるいは筋の馬が連対している。

今週の札幌競馬場の馬場傾向は内前が残る感じがあるので、内前にいそうなジオグリフを狙ってみたい。

相手は、アウスヴァール、プログノーシス、ノースブリッジ、ドゥラエレーデ、ボッケリーニあたり。