札幌2歳ステークス2024の出馬表
札幌2歳ステークス2024には15頭が登録。
登録馬15頭のうち、キングスコール、ホウオウガイア、マイユニバースが回避し、12頭立てとなっている。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | アルマヴェローチェ | 牝2 | 55.0kg | 横山 武史 | 上村 洋行 | 大野 照旺 |
| 2枠 | 2番 | マジックサンズ | 牡2 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 須貝 尚介 | (有)サンデーレーシング |
| 3枠 | 3番 |  マテンロウサン |
牡2 | 55.0kg | 横山 和生 | 昆 貢 | 寺田 千代乃 |
| 4枠 | 4番 | ショウナンマクベス | 牡2 | 55.0kg | 岩田 康誠 | 武市 康男 | 国本 哲秀 |
| 5枠 | 5番 | レーヴドロペラ | 牝2 | 55.0kg | 大野 拓弥 | 加藤 士津八 | ライオンレースホース(株) |
| 5枠 | 6番 | ニシノタンギー | 牡2 | 55.0kg | 永野 猛蔵 | 水野 貴広 | 西山 茂行 |
| 6枠 | 7番 | バセリーナ | 牡2 | 55.0kg | 丹内 祐次 | 松山 将樹 | (有)ビッグレッドファーム |
| 6枠 | 8番 | ファイアンクランツ | 牡2 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 堀 宣行 | (有)サンデーレーシング |
| 7枠 | 9番 | トップオンザヒル | 牡2 | 55.0kg | 菱田 裕二 | 岡田 稲男 | (株)マークス |
| 7枠 | 10番 | ローレルオーブ | 牡2 | 55.0kg | 斎藤 新 | 杉山 佳明 | (株)ローレルレーシング |
| 8枠 | 11番 | アスクシュタイン | 牡2 | 55.0kg | 北村 友一 | 藤原 英昭 | 廣崎利洋HD(株) |
| 8枠 | 12番 | モンドデラモーレ | 牡2 | 55.0kg | 杉原 誠人 | 千葉 直人 | 吉田 和美 |
コスモス賞を勝った唯一の2勝馬のアスクシュタインは、8枠11番に配置された。
2回札幌7日開催の札幌2歳ステークスからの考察
今年の札幌2歳ステークスは、2回札幌7日に行われる。
2020年に、2回札幌5日から2回札幌7日に変更されているので、2回札幌7日になってから5年目を迎えることになる。
では、2020年から2023年の札幌2歳ステークスを振り返ってみたい。
9月5日に行われた2020年札幌2歳ステークスは、14頭立てのフルゲートで行われた。
勝利したのは、8枠13番配置のソダシ（2人気）。
牝馬のソダシは、函館1800ｍの新馬戦（7頭立て）を3人気で勝っていた金子真人ホールディングスが馬主のノーザンファーム生産馬。
2020年札幌2歳ステークスの2着馬のユーバーレーベン（5枠8番配置・5人気）は、東京1800ｍの新馬戦を4人気で勝ってきたサラブレッドクラブ・ラフィアンが馬主の牝馬である。
9月4日に行われた2021年札幌2歳ステークスは、10頭立てで行われ、除外が発生していた。
勝利したのは、1人気の牡馬のジオグリフ。
8枠9番に配置されたジオグリフは、東京1800ｍの新馬戦を3人気で勝ってきたサンデーレーシングが馬主の馬。
2021年札幌2歳ステークスの2着馬のアスクワイルドモア（7枠7番配置・4人気）は、函館1800ｍの新馬戦と未勝利戦を2着に惜敗した後、3戦目となる函館1800ｍの未勝利戦を1人気で勝ってきた社台ファーム生産馬。
9月3日に行われた2022年札幌2歳ステークスは、14頭立てのフルゲートで行われた。
勝ったのは、1人気のドゥーラ。
7枠12番に配置されたドゥーラは、札幌1800ｍの新馬戦を4着に敗れた後、札幌1800ｍの未勝利戦を3人気で勝ってきた非社台系の牝馬。
2022年札幌2歳ステークスの2着馬のドゥアイズ（8枠13番配置・6人気）は、札幌1800ｍの新馬戦を5人気で勝った後、札幌1800ｍの別定戦のコスモス賞に出走して2着になっていたG1レーシングが馬主のノーザンファーム生産の牝馬。
9月2日に行われた2023年札幌2歳ステークスは、地方馬1頭を含む10頭立てで行われた。
優勝したのは、3人気のセットアップ。
4枠4番に配置されたセットアップは、函館1800ｍの新馬戦で2着に敗れた後、札幌1800ｍの未勝利戦を1人気で勝ってきた非社台系の馬。
2023年札幌2歳ステークスの2着馬のパワーホール（7枠8番配置・4人気）は、札幌1800ｍの新馬戦を6人気で勝ってきた非社台系の馬。
2020年から2023年の札幌2歳ステークスの結果をまとめると、2020年札幌2歳ステークスの2着馬のユーバーレーベンと2021年札幌2歳ステークス1着馬のジオグリフ以外の6頭は、洋芝1800ｍの1着歴があった。
そして、ユーバーレーベンとジオグリフの2頭は、東京1800ｍの1着歴があった。
また、2023年札幌2歳ステークス2着馬のパワーホール以外は、デビュー戦から札幌2歳ステークスまで、鞍上が同じだった。
クリーンエネルギー競馬からの考察
今年の札幌2歳ステークスが行われる8月31日は、札幌競馬場でクリーンエネルギー競馬が実施されるそうだ。
バイオマス由来の再生可能エネルギーによって発電された電力を使用することで、当日の競馬開催で必要とするすべての電力相当をまかなうということらしいのだが、だったら、競馬開催が行われる日はすべて、バイオマス由来の再生可能エネルギーを使って、必要とするすべての電力相当をまかなえば良いのではないだろうか。
まあ、そんな世迷言を言っても、仕方あるまいが…
さて、今年、クリーンエネルギー競馬は、6月1日と6月2日に東京競馬場と京都競馬場で行われていた。
6月1日には京都競馬場で鳴尾記念が行われ、6月2日には東京競馬場で安田記念が行われていた。
鳴尾記念、安田記念、そして、札幌2歳ステークスの3レースは、いずれも農林水産省賞典のレースである。
クリーンエネルギー競馬として行われた今年の鳴尾記念と安田記念の結果を見てみる。
2024年鳴尾記念（14頭立て・除外戦）
1着 ヨーホーレイク 牡6 57㎏ 6枠9番（逆6番）岩田望来騎手 1人気
2着 ボッケリーニ 牡8 57㎏ 3枠4番（逆11番）モレイラ騎手 2人気
3着 エアサージュ マル外 牡6 57㎏ 8枠14番（逆1番）松山弘平騎手 5人気
2024年安田記念（18頭立て）
1着 ロマンチックウォリアー 外国馬 せん6 58㎏ 4枠7番（逆12番）マクドナルド騎手 1人気
2着 ナミュール 牝5 56㎏ 3枠5番（逆14番）武豊騎手 4人気
3着 ソウルラッシュ 牡6 58㎏ 5枠10番（逆9番） モレイラ騎手 2人気
今年の鳴尾記念と安田記念は1人気が勝っている。
また、2着は3枠で統一されている。
結論
1回函館12日の新馬戦を制したアスクシュタイン、1回函館10日の新馬戦を勝ったマジックサンズ、1回函館10日の新馬戦で7着に敗れたローレルオーブが出走してきた。
1回函館が12日に設計されているのは、今年と2022年しかない。
2022年の札幌2歳ステークスは、1人気のドゥーラが勝ったが、1回函館12日の新馬戦で6着だったトーセンウォルト、1回函館10日の新馬戦で勝利しているブラストウェーブが出走していた。
トーセンウォルトは、2022年札幌2歳ステークスで11着に敗退し、連対馬の筋にも配置されていない。
一方、ブラストウェーブは、自身は5着に敗れているが、2着になったドゥアイズの平行配置になっている。
この2022年札幌2歳ステークスの結果から考えると、対角配置となっているマジックサンズとアスクシュタインのどちらかは連対するとみる。
そこで、軸はマジックサンズ（アスクシュタイン）を軸にする。
相手は、マテンロウサン、ローレルオーブ、ファイアンクランツ、トップオンザヒルあたり。
