ラジオNIKKEI賞2021のサインはハンデの斤量?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、ラジオNIKKEI賞2021について考えてみたいと思います。

ラジオNIKKEI賞2021の出馬表

ラジオNIKKEI賞2021には18頭が登録しましたが、ネクストストーリーが回避し、ジュンブルースカイが抽選で外れ、16頭立てになっています。

 

回避したネクストストーリーは、出走していれば51㎏の斤量を背負うことになっていた唯一の福島競馬場で勝利を挙げていた牝馬、抽選で外れたジュンブルースカイは、出走していれば54㎏の斤量を背負うことになっていた2勝馬ですね。

 

現在のところ、1人気はボーデン、2人気はリッケンバッカー、3人気はシュヴァリエローズとなっています。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 デルマセイシ 牝3 51.0kg 菅原 明良 音無 秀孝 浅沼 廣幸
1枠 2番 ヴァイスメテオール 牡3 54.0kg 丸山 元気 木村 哲也 (有)シルクレーシング
2枠 3番 アサマノイタズラ 牡3 56.0kg 嶋田 純次 手塚 貴久 星野 壽市
2枠 4番 プレイイットサム 牡3 54.0kg M.デムーロ 藤岡 健一 ゴドルフィン
3枠 5番 ボーデン 牡3 55.0kg 武藤 雅 木村 哲也 吉田 勝己
3枠 6番 リッケンバッカー 牡3 56.0kg 幸 英明 西村 真幸 安原 浩司
4枠 7番 シュヴァリエローズ 牡3 55.0kg 吉田 隼人 清水 久詞 (有)キャロットファーム
4枠 8番 ロードトゥフェイム 牡3 53.0kg 木幡 巧也 尾形 和幸 岡田 牧雄
5枠 9番 スペシャルドラマ 牡3 53.0kg 戸崎 圭太 宮田 敬介 大塚 亮一
5枠 10番 ワールドリバイバル 牡3 53.0kg 津村 明秀 牧田 和弥 鈴木 昭和
6枠 11番 タイソウ 牡3 53.0kg 三浦 皇成 西園 正都 中辻 明
6枠 12番 アイコンテーラー 牝3 51.0kg 亀田 温心 河内 洋 中西 浩一
7枠 13番 ワザモノ 牡3 53.0kg 柴田 善臣 尾関 知人 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
7枠 14番 ノースブリッジ 牡3 54.0kg 岩田 康誠 奥村 武 井山 登
8枠 15番 グランオフィシエ 牡3 53.0kg 大野 拓弥 久保田 貴士 (有)社台レースホース
8枠 16番 ヴェイルネビュラ 牡3 55.0kg 田辺 裕信 手塚 貴久 吉田 勝己

エピファネイア産駒のスペシャルドラマとワールドリバイバルが、5枠に同居していますね。

2012年ラジオNIKKEI賞からのサイン

ラジオNIKKEI賞は、2006年にラジオたんぱ賞からレース名が変更されたレースですが、レース名だけでなく、レースの設計も別定戦からハンデ戦に変わっています。

 

ラジオNIKKEI賞2021のトップハンデは、アサマノイタズラとリッケンバッカーの2頭ですが、57㎏の斤量ではなく、56㎏の斤量を主催者は課しています。

 

2006年以降のラジオNIKKEI賞で、トップハンデ2頭に56㎏の斤量を課していた年は、2012年と2018年。

 

ただし、2018年のラジオNIKKEI賞は13頭立てで、フルゲートで行われていないので、2012年の方が近い気がします。

 

では、2012年のラジオNIKKEI賞の結果を見てみます。

 

2012年ラジオNIKKEI賞(16頭立て)

1着  ファイナルフォーム 牡3 54㎏ 3枠6番(逆11番)戸崎圭太騎手 2人気

前走 3歳以上500万下条件戦・平場(東京1600m)1人気1着

前々走 3歳500万下条件戦・平場(東京1600m)1人気3着

1着同枠兼3着 オペラダンシング 牡3 53㎏ 江田照男騎手 最下位人気

前走 3歳以上1000万下条件戦・江の島特別(東京1600m)8人気8着(2着対角)

前々走 プリンシパルステークス(東京2000m・指定・馬齢)最下位人気11着

2着 ヤマニンファラオ 牡3 55㎏ 2枠4番(逆13番)安藤勝己騎手 1人気

前走 白百合ステークス(京都1800m・特指・別定)4人気2着

前々走 テレビ東京杯青葉賞(東京2400m・指定・馬齢)8人気4着

2着同枠 クリールカイザー 牡3 53㎏ 吉田豊騎手 9人気

前走 プリンシパルステークス(東京2000m・指定・馬齢)6人気9着(2着対角)

前々走 3歳500万下条件戦・山藤賞(中山2000m)2人気1着

 

2012年ラジオNIKKEI賞で優勝したのは、前走までオール1人気だったファイナルフォーム。

 

ファイナルフォームは、3歳デビューの馬で、前走で古馬との条件戦を勝利している馬。

 

ファイナルフォームの同枠のオペラダンシングは、最下位人気の馬でしたが、日本ダービーのステップレースであるプリンシパルステークスで11着に敗れた後、古馬との条件戦である江の島特別に出走していた馬でした。

 

2着になったヤマニンファラオは、日本ダービーのステップレースであるテレビ東京杯青葉賞で4着に敗れた後、京都1800mの特別指定交流競走別定戦である白百合ステークスで2着に入っている馬。

 

ヤマニンファラオの同枠のクリールカイザーは、3歳500万下条件戦を勝ってから、日本ダービーのステップレースであるプリンシパルステークスに出走し、9着に敗れていた馬。

 

2012年ラジオNIKKEI賞の結果から考えると、古馬戦への出走歴のある馬、プリンシパルステークスやテレビ東京杯青葉賞に出走し、日本ダービーへの優先出走権を獲得できなかった馬が気になります。

最後に

フジテレビ賞スプリングステークスで3着に入り、皐月賞への優先出走権を獲得しながら、皐月賞に出走しなかったボーデンは、2019年ラジオNIKKEI賞に出走していたディキシーナイトに似ています。

 

ディキシーナイトも、フジテレビ賞スプリングステークスで3着に入り、皐月賞への優先出走権を獲得しながら、皐月賞に出走しなかった馬で、ボーデンと同様に3枠5番配置となっていました。

 

ディキシーナイトが敗れた2019年ラジオNIKKEI賞は、1勝馬のブレイキングドーンが勝っていますが、ブレイキングドーンは、報知杯弥生賞で3着に入り、皐月賞への優先出走権を獲得した後、皐月賞に出走し11着、京都新聞杯で6着という着順を刻んでいます。

 

皐月賞への優先出走権を獲得しながら、皐月賞に出走しなかったディキシーナイトと皐月賞への優先出走権を獲得し、皐月賞に出走したブレイキングドーンは対の関係になると思います。

 

ラジオNIKKEI賞2021で考えれば、アサマノイタズラとボーデンも、対の関係になると考えていいと思います。

 

さて、ラジオNIKKEI賞の軸なんですが、古馬戦出走歴を重視して、グランオフィシエ(ヴェイルネビュラ)にしてみます。

 

相手は、アサマノイタズラ、ボーデン、タイソウ、ヴァイスメテオールあたりに軽く流してみます。