ラジオNIKKEI賞2024(第73回)の考察

ラジオNIKKEI賞2024の出馬表

13頭が登録したラジオNIKKEI賞2024だったが、セッカチドラゴンが回避し、12頭立てとなっている。

 

唯一、回避したセッカチドラゴンは、3歳デビュー馬で、4月21日に行われた東京ダート1400mの未勝利戦で初勝利を挙げていた51㎏斤量に設定されていた馬である。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 シリウスコルト 牡3 56.0kg 三浦 皇成 宗像 義忠 飯田 正剛
2枠 2番 メイショウヨゾラ 牝3 51.0kg 吉田 豊 高柳 瑞樹 松本 好雄
3枠 3番 セットアップ 牡3 58.0kg 戸崎 圭太 鹿戸 雄一 嶋田 賢
4枠 4番 ヤマニンアドホック 牡3 54.0kg 津村 明秀 辻 哲英 土井 肇
5枠 5番 オフトレイル 牡3 56.0kg 田辺 裕信 吉村 圭司 ゴドルフィン
5枠 6番 ウインマクシマム 牡3 55.0kg 松岡 正海 畠山 吉宏 (株)ウイン
6枠 7番 アレグロブリランテ 牡3 56.0kg 横山 和生 上原 佑紀 (有)サンデーレーシング
6枠 8番 サトノシュトラーセ 牡3 56.0kg M.デムーロ 友道 康夫 里見 治
7枠 9番 ログラール 牡3 54.0kg 北村 友一 松永 幹夫 (有)キャロットファーム
7枠 10番 ミナデオロ 牡3 57.0kg 西塚 洸二 藤原 英昭 (有)サンデーレーシング
8枠 11番 ジュンゴールド 牡3 54.0kg 荻野 極 友道 康夫 河合 純二
8枠 12番 ショーマンフリート 牡3 54.0kg 菅原 明良 手塚 貴久 星野 壽市

 

トップハンデは58㎏斤量のセットアップ、最軽量ハンデはメイショウヨゾラの51㎏となっている。

2021年ラジオNIKKEI賞からの考察

ラジオNIKKEI賞2024に、フジテレビ賞スプリングステークス2着馬のアレグロブリランテが出走してきた。

 

ラジオたんぱ賞からラジオNIKKEI賞にレース名が変更されるともに、ハンデ戦となった2006年以降で、フジテレビ賞スプリングステークス2着馬が出走してきたのは、今年と2021年しかない。

 

2021年ラジオNIKKEI賞(16頭立て)

1着 ヴァイスメテオール 牡3 54㎏ 1枠2番(逆15番)丸山元気騎手 4人気

前走 プリンシパルステークス(リステッド・東京2000m・指定・馬齢)1人気4着

前々走 3歳1勝クラス・平場(中山2000m)1人気1着

2着 ワールドリバイバル 牡3 53㎏ 5枠10番(逆7番)津村明秀騎手 11人気

前走 皐月賞(中山2000m)14人気12着

前々走 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)10人気6着(1着対角)

3着 ノースブリッジ 牡3 54㎏ 7枠14番(逆3番)岩田康誠騎手 7人気

前走 テレビ東京杯青葉賞(東京2400m・指定・馬齢)4人気13着

前々走 2歳1勝クラス・葉牡丹賞(中山2000m)5人気1着

 

2021年ラジオNIKKEI賞を勝利したヴァイスメテオールは、東京1800mの2歳新馬戦を勝った後、京成杯で4着、中山2000mの3歳1勝クラスで1着、皐月賞のステップレースのプリンシパルステークスで1人気4着になっていた馬。

 

ヴァイスメテオールの同枠のデルマセイシは、前走の3歳1勝クラスで2勝目を挙げていた最軽量ハンデの馬。(ブービー人気)

 

2着になったワールドリバイバルは、フジテレビ賞スプリングステークスで1着馬の対角に配置されていた馬で、皐月賞に出走して12着に敗れていた馬。

 

ワールドリバイバルの同枠のスペシャルドラマは、プリンシパルステークスで6着に敗れていた馬。

 

3着になったノースブリッジは、新馬戦と2歳1勝クラスの葉牡丹賞を連勝した後、テレビ東京杯青葉賞に出走して13着と大敗してきた馬。

 

フジテレビ賞スプリングステークスで2着になった後、皐月賞に出走して最下位に敗れていたアサマノイタズラは12着に敗れ、3着馬のノースブリッジの対角止まりだった。

 

2021年ラジオNIKKEI賞の結果から考えると、皐月賞あるいは日本ダービーのステップレースに出走してきた馬には注意したい。

結論

ラジオNIKKEI賞は、今年、第73回として行われる。

 

今年、第73回として行われた重賞は、日刊スポーツ賞中山金杯とフジテレビ賞スプリングステークスの2レース。

 

日刊スポーツ賞中山金杯は、1人気のエピファニーと同枠になった5人気のリカンカブールが1着。

 

2着は、8人気のキャロットファームが馬主の6歳牝馬のククナ(4枠7番配置)が入っている。

 

一方、フジテレビ賞スプリングステークスは、1人気のキャロットファームが馬主のシックスペンスが勝ち、2着には7枠7番配置のアレグロブリランテ(9人気)が入っている。

 

また、今年のラジオNIKKEI賞は、70thサンクスデーのメインレースとして行われ、前回は70thサンクスデーのメインレースとして函館スプリントステークスが行われていた。

 

函館スプリントステークスは、1人気のアサカラキングと同枠となった2人気のサトノレーヴが1着、2着は逆7番配置の5人気のウイングレイテストとなっていた。

 

ココから考えると、1人気の入った枠の馬、正逆7番の馬、7人気の馬が気になる。

 

現在の1人気はウインマクシマムなので、ウインマクシマム(オフトレイル)から入りたい。

 

相手は、アレグロブリランテ、ジュンゴールド、ショーマンフリート、メイショウヨゾラあたりで。