北海道新聞杯クイーンステークス2024の出馬表
北海道新聞杯クイーンステークス2024には14頭が登録し、14頭全頭が出走してきた。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ボンドガール | 牝3 | 51.0kg | 武 豊 | 手塚 貴久 | 藤田 晋 |
2枠 | 2番 | ウンブライル | 牝4 | 55.0kg | C.ルメール | 木村 哲也 | (有)サンデーレーシング |
3枠 | 3番 | イフェイオン | 牝3 | 52.0kg | 西村 淳也 | 杉山 佳明 | (有)社台レースホース |
3枠 | 4番 | ラリュエル | 牝5 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 矢作 芳人 | (有)社台レースホース |
4枠 | 5番 | モズゴールドバレル | 牝5 | 55.0kg | 高杉 吏麒 | 藤岡 健一 | (株)キャピタル・システム |
4枠 | 6番 | コンクシェル | 牝4 | 56.0kg | 横山 武史 | 清水 久詞 | 前田 晋二 |
5枠 | 7番 | アルジーヌ | 牝4 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 中内田 充正 | (株)ロードホースクラブ |
5枠 | 8番 | ウインピクシス | 牝5 | 55.0kg | 横山 和生 | 上原 博之 | (株)ウイン |
6枠 | 9番 | スタニングローズ | 牝5 | 57.0kg | 北村 友一 | 高野 友和 | (有)サンデーレーシング |
6枠 | 10番 | キタウイング | 牝4 | 55.0kg | 黛 弘人 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
7枠 | 11番 | エリカヴィータ | 牝5 | 56.0kg | 池添 謙一 | 国枝 栄 | 三木 正浩 |
7枠 | 12番 | コガネノソラ | 牝3 | 51.0kg | 丹内 祐次 | 菊沢 隆徳 | (有)ビッグレッドファーム |
8枠 | 13番 | ドゥアイズ | 牝4 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 庄野 靖志 | (株)G1レーシング |
8枠 | 14番 | モリアーナ | 牝4 | 57.0kg | 武藤 雅 | 武藤 善則 | 高橋 文男 |
社台レースホースのイフェイオンとラリュエルが、同枠になったので、北海道新聞杯クイーンステークス2024は染め分け帽戦となった。
JRA70周年記念からの考察
今年の北海道新聞杯クイーンステークスには、JRA70周年記念という冠が付けられている。
今年、各競馬場ごとに、JRA70周年記念の冠が付いた重賞が行われているが、札幌競馬場は、北海道新聞杯クイーンステークスが、その役目を背負うことになる。
さて、札幌競馬場といえば、賞金額が高いのは、札幌記念なのだが、なぜ、札幌記念ではなく、北海道新聞杯クイーンステークスが、JRA70周年記念という冠を付けて行う必要があるのだろうか?
ココに違和感があると思うのはウマゾーだけだろうか?
今年、主催者は、夏季競馬における新たな暑熱対策として、第2回新潟競馬において、気温が特に高い時間帯での競馬を休止する「競走時間帯の拡大」を打ち出した。
この暑熱対策により、第2回新潟競馬のメインレースは第7レースとなった。
昨年の北海道新聞杯クイーンステークス(第11レース)の裏は、アイビスサマーダッシュ(第11レース)だったが、今年の北海道新聞杯クイーンステークス(第11レース)の裏は、アイビスサマーダッシュ(第7レース)となるのだ。
ここからは、勝手な推論として展開していく。
昔、北海道新聞杯クイーンステークスは、第9レースとして行われていたことがある。
2004年から2010年という7年間だったが、1回札幌2日(2009年のみ2回札幌6日)の第9レースとして行われていたのだ。
今年の北海道新聞杯クイーンステークスは、1回札幌4日の第11レースに行われる。
北海道新聞杯クイーンステークスが、第9レースとしてスタートした2004年の1回札幌4日の第9レースは、札幌記念だった。
しかも、2004年の札幌記念は、日本中央競馬会創立50周年記念という冠が付いていたのだ。
だからこそ、主催者は、今年、1回札幌4日に行われるメインレースの北海道新聞杯クイーンステークスに、JRA70周年記念という冠を付けたのではないだろうか?
では、日本中央競馬会創立50周年記念という冠が付いた2004年札幌記念の結果を見てみる。
2004年札幌記念(11頭立て)
1着 ファインモーション マル外 牝5 57㎏ 6枠6番(逆6番)武豊騎手 1人気
2着 バランスオブゲーム 牡5 57㎏ 3枠3番(逆9番)田中勝春騎手 2人気
3着 ローエングリン 牡5 57㎏ 8枠11番(逆1番)横山典弘騎手 3人気
2004年札幌記念は、上位3頭が人気順で決まった。
1着になったファインモーションは、2002年の秋華賞とエリザベス女王杯を制しているG1馬で、前年の北海道新聞杯クイーンステークスでも2着になっている洋芝適性のあった増量馬。
2着になったバランスオブゲームは、2002年ラジオ日本賞セントライト記念や2003年毎日王冠を勝っていた増量馬。
3着になったローエングリンは、2003年中山記念や2003年読売マイラーズカップを勝っていた増量馬だった。
日本中央競馬会創立50周年記念という冠が付いた2004年札幌記念の結果から考えると、上位人気馬、増量馬は気になる。
結論
現在、馬場状態は重になっている。
重馬場の適性があり、かなり力のある馬でないと、追い込み馬はきついと思う。
前残りを意識した馬券の組み立てを意識したい。
3連係の軸として、1人気のボンドガールを指名してみる。
相手は、ウインピクシス、 コンクシェル、イフェイオン、スタニングローズ、アルジーヌあたり。