ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、新潟2歳ステークス2022について考えてみたいと思います。
新潟1200mを舞台に創設された新潟3歳ステークスは、1997年に距離が1200mから1400mに変更、そして、馬齢表示変更に伴い、2001年に新潟2歳ステークスにレース名が変わり、2002年に、現行と同じ1600mになっています。
ただし、同じ新潟1600mで行われる新潟2歳ステークスでも、2011年までは9月に行われているんですよね。
2012年から、新潟2歳ステークスは1週繰り上がって、8月に開催されており、2022年も8月開催となっています。
新潟2歳ステークス2022の出走予定
新潟2歳ステークス2022の登録馬は11頭。
昨年はいなかったマル地の馬が登録してきました。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アイスグリーン | 牡2 | 54.0kg | 坂井 瑠星 | 池添 学 |
2 | ウインオーディン | 牡2 | 54.0kg | 鹿戸 雄一 | |
3 | キタウイング | 牝2 | 54.0kg | 小島 茂之 | |
4 | グラニット | 牡2 | 54.0kg | 嶋田 純次 | 大和田 成 |
5 | シーウィザード | 牡2 | 54.0kg | 浜中 俊 | 鹿戸 雄一 |
6 | スタンレー | 牡2 | 54.0kg | 吉田 豊 | 小野 次郎 |
7 | タマモブラックタイ | 牡2 | 54.0kg | 角田 大河 | 角田 晃一 |
8 | チカポコ | 牝2 | 54.0kg | 石橋 脩 | 西園 正都 |
9 | バグラダス | 牡2 | 54.0kg | 三浦 皇成 | 嘉藤 貴行 |
10 | ピンクジン | 牝2 | 54.0kg | 南田 美知雄 | |
11 | ロードディフィート | 牡2 | 54.0kg | 田辺 裕信 | 和田 勇介 |
参考 netkeiba
マル地のいる新潟2歳ステークスからのサイン
新潟2歳ステークスにマル地が出走したのは、2001年、2002年、2004年、2010年。
ただし、2001年と2004年のマル地馬は、新潟2歳ステークスの前に、ダリア賞に出走していたので、中央競馬初出走ではありません。
では、残った2002年と2010年の新潟2歳ステークスの結果を見てみます。
2002年新潟2歳ステークス(9月開催・16頭立て・定量)
1着 ワナ 牝2 54㎏ 6枠12番(逆5番)田中勝春騎手 4人気
前走 新馬戦(阪神1400m)4人気1着
2着 ヨシサイバーダイン 牡2 54㎏ 6枠11番(逆6番)北村宏司騎手 6人気
前走 新馬戦(新潟1600m)2人気1着
前々走 新馬戦(新潟1400m)2人気3着
3着 マルロス 牡2 54㎏ 2枠3番(逆14番)村田一誠騎手 1人気
前走 ダリア賞(新潟1400m・特指・別定)3人気1着
前々走 新馬戦(阪神1400m)1人気1着
3着同枠 トラストセレビー 牡2 54㎏ 蛯名正義騎手 2人気
前走 新馬戦(新潟1400m)1人気1着
最下位 リリーキャスケード マル地 牝2 54㎏ 7枠13番(逆4番)小林淳一騎手 15人気
前走 フレッシュチャレンジ(札幌【地】ダート1000m)1人気1着
2002年新潟2歳ステークスを勝ったワナは、阪神1400mの新馬戦を4人気で勝ってきた牝馬。
2着に入ったヨシサイバーダインは、ワナの同枠馬で、新潟1600mのデビュー戦で4着、2戦目となる新潟1400mの新馬戦で3着、3戦目となる新潟1600mの新馬戦で1着になっていた牡馬。
3着になったマルロスは、オープンのダリア賞を勝っていた1人気の2勝馬。
マルロスの同枠のトラストセレビーは、新潟1400mの新馬戦を1人気で勝ってきた2人気の牡馬。
マル地のリリーキャスケードは最下位の惨敗し、連対馬の筋配置にもなっていません。
2010年新潟2歳ステークス(9月開催・18頭立て・馬齢)
1着 マイネイサベル 牝2 54㎏ 8枠16番(逆3番)松岡正海騎手 9人気
前走 新馬戦(新潟1400m)6人気1着
1着同枠 エーシンブラン 牡2 54㎏ 北村宏司騎手 4人気
前走 ダリア賞(新潟1400m・特指・別定)3人気1着
前々走 新馬戦(阪神1200m)5人気1着
1着同枠 キッズニゴウハン 牡2 54㎏ 田中勝春騎手 2人気
前走 未勝利戦(新潟1600m)3人気1着
前々走 新馬戦(新潟1400m)2人気7着(2着対角)
2着 マイネルラクリマ 牡2 54㎏ 1枠1番(逆18番)石橋脩騎手 10人気
前走 ダリア賞(新潟1400m・特指・別定)2人気3着(ゾロ目決着)
前々走 新馬戦(函館1200m)4人気1着
2着同枠 リーサムポイント 牡2 54㎏ 内田博幸騎手 3人気
前走 新馬戦(新潟1800m)4人気1着
3着 レッドセインツ 牡2 54㎏ 6枠12番(逆7番)四位洋文騎手 5人気
前走 新馬戦(新潟1600m)1人気1着
16着 ワイルドジュニア マル地 牡2 54㎏ 6枠11番(逆8番)伊藤工真騎手 16人気
前走 JRA認定ルーキーチャレンジ(門別ダート1000m)5人気1着
前々走 JRA認定フレッシュチャレンジ(門別ダート1200m)3人気4着
2010年新潟2歳ステークスを勝ったマイネイサベルは、新潟1400mの新馬戦を勝ってきた牝馬。
マイネイサベルの同枠のエーシンブランは、新潟1400mのダリア賞を勝ってきた2勝馬。
マイネイサベルの同枠のキッズニゴウハンは、新潟1600mの未勝利戦を勝利していた馬。
2着になったマイネルラクリマは、マイネイサベルと同じサラブレッドクラブ・ラフィアンが馬主の馬。
マイネルラクリマは、函館1200mを勝った後、新潟1400mのダリア賞に出走し、ゾロ目決着の3着になっていた馬。
マイネルラクリマの同枠のリーサムポイントは、新潟1800mの新馬戦を勝ってきた牡馬。
3着に入ったレッドセインツは、新潟1600mの新馬戦を勝ってきた牡馬。
マル地のワイルドジュニアは16着に惨敗し、連対馬の筋配置にもなっていません。
マル地が出走した2002年と2010年の新潟2歳ステークスは、1400mの新馬戦を勝利してきた牝馬が1着になっています。(1戦1勝馬)
また、2着馬は新潟1600mあるいは新潟1800mを勝った馬がいる枠の馬になっています。
新潟2歳ステークスの登録馬で考えると、前走で東京1400mの未勝利戦を勝っているロードディフィート、新潟1800mの未勝利戦で1着になっているウインオーディン、新潟1600mの未勝利戦勝ちがあるキタウイングあたりが気になります。
最後に
新潟2歳ステークスの登録馬の中で、ウインオーディンとキタウイングは出走してくれば連闘となります。
おそらく、この2頭は出走を見合わせると思いますが、2歳馬にとって負担のかかる連闘は避けてほしいところ。
また、出馬表が出たら、再検討してみたいと思います。