新潟2歳ステークス2021のサインはダリア賞?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、新潟2歳ステークス2021について考えてみたいと思います。

 

1981年に新潟1200mとしてスタートした新潟2歳ステークス(当時は新潟3歳ステークス)は、1997年に1400mに距離延長され、2002年に現行の1600mになったレースです。

 

1600mといえば、2歳G1レースの朝日杯フューチュリティステークスや阪神ジュベナイルフィリーズと同じ距離なんですよね。

 

時期は早いですが、朝日杯フューチュリティステークスや阪神ジュベナイルフィリーズのステップレースといっていいかも知れません。

 

実際、新潟2歳ステークスを勝ったハープスターは阪神ジュベナイルフィリーズで2着、同じく新潟2歳ステークスを勝ったマイネルレコルトやセイウンワンダーは朝日杯フューチュリティステークスを勝っています。

新潟2歳ステークス2021の出走予定

新潟2歳ステークス2021の出走予定は14頭。

 

マル外のオカンモシャチョウとピンクダイヤは未出走の馬ですが、森秀行厩舎の管理馬なので、出走してこないかも知れません。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アライバル 牡2 54.0kg C.ルメール 栗田 徹
2 ウインピクシス 牝2 54.0kg 丸山 元気 上原 博之
3 オカンモシャチョウ 牝2 54.0kg 森 秀行
4 オタルエバー 牡2 54.0kg 幸 英明 中竹 和也
5 キミワクイーン 牝2 54.0kg M.デムーロ 奥村 武
6 クラウンドマジック 牡2 54.0kg 岩田 康誠 加用 正
7 グランドライン 牡2 54.0kg 三浦 皇成 高木 登
8 クレイドル 牝2 54.0kg 福永 祐一 黒岩 陽一
9 コムストックロード 牝2 54.0kg 柴田 大知 中野 栄治
10 サイード 牡2 54.0kg 戸崎 圭太 角田 晃一
11 スタニングローズ 牝2 54.0kg 松山 弘平 高野 友和
12 セリフォス 牡2 54.0kg 川田 将雅 中内田 充正
13 タガノフィナーレ 牝2 54.0kg 田辺 裕信 浅見 秀一
14 ピンクダイヤ 牡2 54.0kg 森 秀行

参考 netkeiba

ダリア賞2着・3着馬出走からのサイン

新潟2歳ステークス2021に登録しているコムストックロードはダリア賞2着歴のある牝馬で、タガノフィナーレはダリア賞3着歴のある牝馬。

 

ダリア賞は、新潟1400mで行われる特別指定交流競走別定戦ですが、新潟2歳ステークスが1600mに距離延長されてから、ダリア賞の2着馬と3着馬が揃って、新潟2歳ステークスに出走してきたのは、2005年、2006年、2009年、2010年、2013年。

 

ただし、今年のダリア賞で2着になったコムストックロードが柴田大知騎手騎乗で1人気に支持されていたことを考えると、2013年が一番近い感じがします。

 

では、2013年の新潟2歳ステークスの結果を見てみます。

 

2013年新潟2歳ステークス(18頭立て)

1着 ハープスター 牝2 54kg 8枠17番(逆2番)川田将雅騎手 1人気

前走 新馬戦(中京1400m)1人気1着

1着同枠兼3着 ピークトラム 牡2 54kg 小牧太騎手 6人気

前走 未勝利戦(中京1600m)7人気1着(レコード・ゾロ目)

1着同枠 コロナプリンセス 牝2 54kg 二本柳壮騎手 最下位人気

前走 未勝利戦(福島1200m)15人気1着

2着 イスラボニータ 牡2 54kg 2枠3番(逆16番) 蛯名正義騎手 4人気

前走 新馬戦(東京1600m)2人気1着

2着同枠 ダウトレス 牡2 54kg 横山典弘騎手 2人気

前走 未勝利戦(新潟1600m)4人気1着

 

2013年新潟2歳ステークスで1着になったハープスターは、中京1400mの新馬戦を1人気で勝ってきた当日1人気の牝馬。

 

ハープスターの同枠のピークトラムは、中京1600mの未勝利戦をゾロ目で勝ってきた馬。

 

なお、ピークトラムはデスティニーラブと並んで、出走馬中最多の戦歴(3戦)を持っていた馬でした。

 

また、ハープスターの同枠のコロナプリンセスは、最下位人気の牝馬でした。

 

2着になったイスラボニータは、東京1600mの新馬戦を2人気で勝ってきた馬。

 

イスラボニータの同枠のダウトレスが2人気の馬だったので、1人気と2人気の枠で、2013年新潟2歳ステークスは決着したといえます。

 

2013年新潟2歳ステークスの結果から考えると、前走で1人気あるいは2人気で勝ってきた馬、当日1人気の馬、最下位人気の同枠馬あたりが気になります。

最後に

直線の長さ658.7mという新潟芝外回りコースなので、良馬場ならば瞬発力のある馬が浮上してきそうです。

 

東京1600mの新馬戦で上り33.7秒で差し切ったアライバル、新潟1600mの新馬戦を1分34秒6で逃げ切ったオタルエバーあたりは注意すべきでしょうね。