ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
日本ダービーが終了し、ちょっと、のんびりしたい気分…
でも、競馬は毎週のようにやってきます。
今週は土曜日に鳴尾記念、日曜日に安田記念と農林水産省賞典のレースが続きます。
そういえば、日本ダービーの後に行われた目黒記念も農林水産省賞典のレースでしたよね。
さて、今回は、鳴尾記念2023について考えてみたいと思います。
鳴尾記念2023(第76回)の出走予定
鳴尾記念2023の登録馬は16頭。
目黒記念を回避したモズベッロが登録してきました。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アドマイヤハダル | 牡5 | 57.0kg | 鮫島 克駿 | 大久保 龍志 |
2 | インダストリア | 牡4 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 宮田 敬介 |
3 | インプレス | 牡4 | 57.0kg | 鮫島 克駿 | 佐々木 晶三 |
4 | カラテ | 牡7 | 57.0kg | 菅原 明良 | 辻野 泰之 |
5 | グラティアス | 牡5 | 57.0kg | M.デムーロ | 宮田 敬介 |
6 | サトノルークス | 牡7 | 57.0kg | 大野 拓弥 | 池江 泰寿 |
7 | スカーフェイス | 牡7 | 57.0kg | 横山 和生 | 中竹 和也 |
8 | ソーヴァリアント | 牡5 | 57.0kg | 横山 武史 | 大竹 正博 |
9 | ディアマンミノル | 牡6 | 57.0kg | 幸 英明 | 本田 優 |
10 | ヒンドゥタイムズ | せん7 | 57.0kg | 池添 謙一 | 斉藤 崇史 |
11 | フェーングロッテン | 牡4 | 57.0kg | 松若 風馬 | 宮本 博 |
12 | ボッケリーニ | 牡7 | 57.0kg | 浜中 俊 | 池江 泰寿 |
13 | マイネルファンロン | 牡8 | 57.0kg | 丹内 祐次 | 手塚 貴久 |
14 | マリアエレーナ | 牝5 | 55.0kg | 浜中 俊 | 吉田 直弘 |
15 | モズベッロ | 牡7 | 57.0kg | 角田 大和 | 森田 直行 |
16 | ワンダフルタウン | 牡5 | 57.0kg | 和田竜二 | 高橋 義忠 |
参考 netkeiba
鳴尾記念2023のポイント
1.中京開催から阪神開催に(代替開催から通常開催に戻る)
2.斤量規定の変更で、ベースの斤量が1㎏増に
3.1年以内のG1およびG2重賞馬不在(増量馬が不在)
4.3歳馬が不在
5.騙馬が登録
6.インダストリアが安田記念とのW登録
2017年鳴尾記念からのサイン
鳴尾記念が現在の開催時期に変更されたのは、2012年になります。
ただし、2021年と2022年は中京での代替開催だったので、通常開催と異なります。
中京開催だった2021年と2022年を除き、2012年以降で、3歳馬と増量馬が出走しなかったのは、2016年~2019年の4年。
この4年の中で、気になるのは2017年です。
2022年にG3重賞は一部を除き、賞金増額が行われました。
2022年と同じように、G3重賞で賞金増額が行われたのは2016年で、今年と2017年は賞金増額年の翌年という共通項があります。
では2017年の鳴尾記念の結果を見てみます。
2017年鳴尾記念(10頭立て)
1着 ステイインシアトル 牡6 56㎏ 8枠9番(逆2番)武豊騎手 3人気
前走 福島民報杯(福島2000m・ハンデ)2人気6着(1着同枠)
前々走 1600万下条件戦・尼崎ステークス(阪神2200m)2人気1着
1着同枠 ミュゼエイリアン せん5 56㎏ 松山弘平騎手 9人気
前走 谷川岳ステークス(新潟1600m・指定・別定)6人気5着(1着対角)
前々走 東風ステークス(中山1600m・カク指定・別定)8人気7着
2着 スマートレイアー 牝7 54㎏ 7枠8番(逆3番)M.デムーロ騎手 1人気
前走 ヴィクトリアマイル(東京1600m)4人気4着
前々走 京都記念(京都2200m・カク指定・別定)2人気1着
2着同枠 レッドソロモン 牡5 56㎏ 岩田康誠騎手 8人気
前走 新潟大賞典(新潟2000m・ハンデ)5人気13着
前々走 小倉大賞典(小倉1800m・ハンデ)12人気7着
3着 マイネルフロスト 牡6 56㎏ 3枠3番(逆8番)丹内祐次騎手 7人気
前走 新潟大賞典(新潟2000m・ハンデ)11人気2着
前々走 アメリカジョッキークラブカップ(中山2200m・カク指定・別定)13人気11着
2017年鳴尾記念を勝ったのは、ノーザンファーム生産馬の6歳馬のステイインシアトル。
ステイインシアトルは、1600万条件戦のジェンティルドンナメモリアル(京都2000m)で2着、阪神2200mの1600万条件戦の尼崎ステークス(8頭立て)で1着、ハンデ戦の福島民報杯で6着になっていた馬。(最終賞金加算が条件戦の馬)
ステイインシアトルの同枠のミュゼエイリアンは、2015年毎日杯(阪神1800m)の優勝歴がある騙馬。
2着になったスマートレイアーは、2013年秋華賞2着、2016年東京新聞杯1着、2016年サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス1着など重賞で活躍していた7歳牝馬。
スマートレイアーの同枠のレッドソロモンは、2015年若葉ステークス(阪神2000m)の1着馬。
3着になったマイネルフロストは、新潟2000mのハンデ戦の新潟大賞典で2着になっていた馬。
2017年鳴尾記念の結果から考えると、牝馬のマリアエレーナ、阪神2400mの3勝クラスの尼崎ステークスを勝ってから賞金を加算していないインプレス、2021年若葉ステークス1着馬のアドマイヤハダルあたりは気になります。
最後に
鳴尾記念は夏競馬最初の重賞なので、現段階では正直よくわかりません。
まして、今年の鳴尾記念は中京から阪神に戻る形だし、週末の天気も、あまり良くないみたい。
また、出馬表が出たら、再検討してみたいと思います。