ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2024の出馬表
18頭が登録したローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2024だったが、ホウオウラスカーズが回避、ハギノメーテルが抽選で外れ、16頭立てとなっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | タガノパッション | 牝6 | 53.0kg | 大野 拓弥 | 武 幸四郎 | 八木 良司 |
1枠 | 2番 | ルージュリナージュ | 牝5 | 53.0kg | 丸田 恭介 | 宗像 義忠 | (株)東京ホースレーシング |
2枠 | 3番 | クリノプレミアム | 牝7 | 55.5kg | 松岡 正海 | 伊藤 伸一 | 栗本 博晴 |
2枠 | 4番 | キタウイング | 牝4 | 53.0kg | 杉原 誠人 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
3枠 | 5番 | シンリョクカ | 牝4 | 54.0kg | 木幡 初也 | 竹内 正洋 | 由井 健太郎 |
3枠 | 6番 | グランスラムアスク | 牝5 | 52.0kg | 古川 奈穂 | 矢作 芳人 | 廣崎利洋HD(株) |
4枠 | 7番 | コンクシェル | 牝4 | 53.0kg | 岩田 望来 | 清水 久詞 | 前田 晋二 |
4枠 | 8番 | ヒップホップソウル | 牝4 | 55.0kg | 北村 宏司 | 木村 哲也 | (有)社台レースホース |
5枠 | 9番 | ファンタジア | 牝5 | 51.0kg | 原 優介 | 堀 宣行 | 石川 達絵 |
5枠 | 10番 | アレグロモデラート | 牝5 | 50.0kg | 木幡 巧也 | 武井 亮 | (株)グリーンファーム |
6枠 | 11番 | コスタボニータ | 牝5 | 55.0kg | 西村 淳也 | 杉山 佳明 | 谷掛 龍夫 |
6枠 | 12番 | ルージュエクレール | 牝5 | 52.0kg | 菅原 明良 | 萩原 清 | (株)東京ホースレーシング |
7枠 | 13番 | フィアスプライド | 牝6 | 56.0kg | C.ルメール | 国枝 栄 | ゴドルフィン |
7枠 | 14番 | ククナ | 牝6 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 栗田 徹 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 15番 | フィールシンパシー | 牝5 | 53.0kg | 横山 琉人 | 小島 茂之 | 岡田 牧雄 |
8枠 | 16番 | ラヴェル | 牝4 | 54.0kg | 横山 武史 | 矢作 芳人 | (有)キャロットファーム |
トップハンデのフィアスプライドは7枠13番、最軽量ハンデのアレグロモデラートは5枠10番に配置された。
日刊スポーツ賞中山金杯2着馬出走からの考察
今年の日刊スポーツ賞中山金杯2着馬のククナが、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス2024に出走してきた。
今年の日刊スポーツ賞中山金杯は、通常の1月5日開催ではなく、イレギュラーな1月6日開催である。
1月6日開催の日刊スポーツ賞中山金杯は、2007年と2018年に行われているが、2007年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスには、2007年日刊スポーツ賞中山金杯2着同枠馬のキープクワイエットが出走し、2018年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスには、2018日刊スポーツ賞中山金杯2着馬および2着馬の筋となる馬は出走していない。
まずは、2007年日刊スポーツ賞中山金杯2着同枠馬のキープクワイエットが出走していた2007年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスを振り返ってみる。
重馬場で行われた2007年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで1着になっているのは、1枠1番に配置された56㎏斤量の7歳馬のマイネサマンサ。(8人気)
2007年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスのトップハンデは、56.5㎏斤量のアサヒライジングだったので、マイネサマンサはトップハンデの馬ではなかった。
マイネサマンサは、2006年1月に行われた別定戦の京都牝馬ステークスを勝っていた馬だが、その後は連対すらなかった馬だった。
マイネサマンサと同枠になっていたキストゥヘヴン(56㎏斤量の4歳馬)は、2006年桜花賞を勝っているG1馬だが、この馬の強調材料は、中山1800mのフラワーカップを勝っていることである。
また、キストゥヘヴンも、マイネサマンサと同様に、2006年桜花賞を勝ってから、連対すらなかった馬であった。
2007年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2着になったウイングレットは、2005年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスを勝っている55㎏斤量の6歳馬。
2006年エリザベス女王杯で14着に敗れてから、OPのターコイズステークスでゾロ目の2着、別定戦の京都牝馬ステークスで2着と近走は安定した成績を残していた。
1人気のトップハンデ馬であるアサヒライジングと同枠になっていた12人気のヤマニンメルベイユ(12人気)が3着。
ヤマニンメルベイユは、前年のエリザベス女王杯を出走取消していた53㎏斤量の5歳馬であった。
1月6日開催の2007年日刊スポーツ賞中山金杯で、2着馬の同枠に配置されていたキープクワイエットは、2着になったウイングレットの対角に配置されていた。
2007年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの結果から考えると、1月6日開催の日刊スポーツ賞中山金杯で2着に入っているククナ、2023年フラワーカップ2着馬のヒップホップソウルは気になる。
結論
トップハンデがターコイズステークス1着馬のフィアスプライドという観点で考えれば、2017年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスが一番近いと思う。
2017年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスは、前年のターコイズステークス優勝馬でトップハンデのマジックタイムが7枠13番に配置され、1人気になっていた。
この時のマジックタイムもルメール騎手が騎乗しており、2着になっている。
マジックタイムの同枠に配置されていたのが、国枝栄厩舎のフロンテアクイーン(4歳牝馬)であり、今年と配置は似ている。
そして、2017年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで1着になったのは、1600万下条件戦のジェンティルドンナメモリアル(京都2000m)を勝った後、京都2000mのオープンハンデ戦のアンドロメダステークスで8着に敗れていたトーセンビクトリーである。
トーセンビクトリーは、2017年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2枠4番に配置された5歳牝馬で、53㎏斤量を課せられていた。
さて、今回のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの軸にしようと考えているのが、フィアスプライドの同枠馬のククナである。
やはり、1月6日開催というイレギュラーな日程で組まれた日刊スポーツ賞中山金杯で2着になっているのは、どうしても気になる。(2着候補?)
相手は、クリノプレミアム、コンクシェル、フィアスプライド、コスタボニータあたりで軽く遊んでみる。