神戸新聞杯2020のサインはブルボンとブライアン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、神戸新聞杯2020について考えてみたいと思います。

 

菊花賞の前哨戦は、神戸新聞杯と朝日杯セントライト記念の2レースですよね。

 

2007年に神戸新聞杯は2000mから2400mに距離変更されていますが、2000mも2400mも根幹距離といえます。

 

対して、朝日杯セントライト記念は2200mという非根幹距離で行われるレースです。

 

つまり、昨年までは、菊花賞の前哨戦は根幹距離の神戸新聞杯と非根幹距離の朝日杯セントライト記念で行われていたということです。

 

ところが、今年は、なぜか、神戸新聞杯は中京の2200mという非根幹距離で実施されます。

 

2006年に神戸新聞杯は中京で行われていますが、2006年の神戸新聞杯は2000mという根幹距離で行われています。

神戸新聞杯2020の出走予定

神戸新聞杯2020の出走予定は18頭。

 

皐月賞と日本ダービーを制しているコントレイルは、前哨戦の神戸新聞杯に登録してきました。

 

おそらく、出走してくれば、一本かぶりの人気になることは間違いないところでしょう。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アイアンバローズ 牡3 56.0kg 北村 友一 角居 勝彦
2 イロゴトシ 牡3 56.0kg 小崎 綾也 牧田 和弥
3 ヴェルトライゼンデ 牡3 56.0kg 池添 謙一 池江 泰寿
4 エンデュミオン 牡3 56.0kg 秋山 真一郎 清水 久詞
5 グランデマーレ 牡3 56.0kg 藤岡 佑介 藤岡 健一
6 コントレイル 牡3 56.0kg 福永 祐一 矢作 芳人
7 ターキッシュパレス 牡3 56.0kg 富田 暁 昆 貢
8 ディープキング 牡3 56.0kg 岩田 望来 藤原 英昭
9 ディープボンド 牡3 56.0kg 和田 竜二 大久保 龍志
10 パンサラッサ 牡3 56.0kg 坂井 瑠星 矢作 芳人
11 ビターエンダー 牡3 56.0kg 吉田 隼人 相沢 郁
12 ファルコニア 牡3 56.0kg 川田 将雅 角居 勝彦
13 マイラプソディ 牡3 56.0kg 武 豊 友道 康夫
14 マンオブスピリット 牡3 56.0kg M.デムーロ 斉藤 崇史
15 メイショウボサツ 牡3 56.0kg 藤岡 康太 西浦 勝一
16 レクセランス 牡3 56.0kg 松山 弘平 池添 学
17 ロバートソンキー 牡3 56.0kg 伊藤 工真 林 徹
18 シンボ 牡3 56.0kg 古川 吉洋 斉藤 正弘

参考 netkeiba

ミホノブルボンとナリタブライアンからのサイン

皐月賞と日本ダービーを制し、クラシック2冠を達成しているコントレイルですが、忘れていけないのは、ホープフルステークスという2歳G1を勝っていること!

 

つまり、コントレイルはディープインパクトやオルフェーヴルとは別のタイプの馬ということです。

 

コントレイルに近い馬といえば、2歳G1の朝日杯3歳ステークスを勝っているミホノブルボンやナリタブライアンでしょう。

 

といっても、コントレイルは、まだ菊花賞に出走していませんが…

 

では、コントレイルに近い馬とウマゾーが勝手に思っているミホノブルボンやナリタブライアンの戦歴を見てみます。

 

ミホノブルボンは、中京1000mの新馬戦を1人気で勝った後、500万下の条件戦(東京1600m)を1人気で勝利し、朝日杯3歳ステークス(中山1600m)も1人気で勝ち上がり、フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m)を2人気で4連勝し、その後、皐月賞と日本ダービーを1人気で勝利してきた馬。

 

日本ダービーを勝った後は休養に入り、秋初戦の京都2200mの京都新聞杯で8枠10番に配置され、1人気で勝利し、菊花賞で2着になっています。

 

一方、ナリタブライアンは、函館1200mの新馬戦を2着に敗れた後、函館1200mの新馬戦で初勝利を挙げ、函館3歳ステークスで6着に敗れた後、500万下の条件戦(福島1700m)で1着、デイリー杯3歳ステークスで3着に終わるも、京都3歳ステークス1着、朝日杯3歳ステークス(中山1600m)1着、共同通信杯4歳ステークス(東京1800m)1着、フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m)1着と連勝し、皐月賞と日本ダービーを1人気で制しています。

 

日本ダービーを勝った後は休養に入り、秋初戦の京都2200mの京都新聞杯(10頭立て)で6枠6番に配置され、1人気に支持されたものの、2着に終わっています。

 

ちなみに、ナリタブライアンが2着に終わった京都新聞杯で、勝利したのは8枠9番に配置されたスターマンという馬で、阪神1600mの白藤ステークス(900万下条件戦)を勝った後、神戸新聞杯(阪神2000m)を3人気で勝っていた馬でした。

 

ミホノブルボンとナリタブライアンは、皐月賞と日本ダービーを勝った後、2200mの京都新聞杯に出走しています。

 

ここが、ミソなのではないでしょうか。

 

コントレイルは、フジテレビ賞スプリングステークスを勝たずに、皐月賞と日本ダービーを勝利した馬なので、ミホノブルボンとナリタブライアンとは異なりますが、阪神1800mの新馬戦と東京1800mの東京スポーツ杯2歳ステークスを制しているので、非根幹距離でも対応できるでしょう。

 

今のところ、コントレイルが連軸にふさわしい馬といえるでしょう。

最後に

神戸新聞杯2020の登録馬で、嫌らしいのは地方馬のシンボの存在!

 

3歳G2では、フジテレビ賞スプリングステークスに地方馬が出走していましたが、フジテレビ賞スプリングステークス2着馬のヴェルトライゼンデの連対入りの暗示でしょうか?