富士ステークス2023

富士ステークス2023の出馬表

富士ステークス2023の登録馬は13頭。

登録馬13頭のうち、今年のNHKマイルカップ1着馬のシャンパンカラーが回避したことで、12頭立てになっている。

シャンパンカラーが回避したことにより、富士ステークス2023に出走するG1馬はキラーアビリティだけになっている。

シャンパンカラーが回避したことにより、3歳馬の出走はダノンタッチダウンだけになった。

ダノンタッチダウンの持っている個性は、1勝馬、朝日杯フューチュリティステークス2着歴を持つ馬、3歳戦で連対していないといったところ。

ココでは、朝日杯フューチュリティステークス2着という個性について考えてみたい。

ダノンタッチダウンが2着になった朝日杯フューチュリティステークスは、ドルチェモアが1:33.9のタイムで勝利している。

2001年に朝日杯フューチュリティステークスというレース名になってから、朝日杯フューチュリティステークス1着馬が1:33.9のタイムで勝利していたのは、2010年、2018年、2022年の3回。

2010年朝日杯フューチュリティステークスで2着になったリアルインパクトは、2011年富士ステークスには出走していない。

一方、2018年朝日杯フューチュリティステークスで2着になったクリノガウディーは、2019年富士ステークスには出走。

では、クリノガウディーが出走した2019年富士ステークスの結果を見てみる。

2019年富士ステークス（G3・18頭立て・地方馬出走アリ）

1着　ノームコア　牝4　56㎏　8枠16番（逆3番）ルメール騎手　2人気

前走　ヴィクトリアマイル（東京1600ｍ）5人気1着　レーン騎手騎乗

前々走　ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（中山1800ｍ・カク指定・ハンデ）1人気7着

1着同枠　クリノガウディー　牡3　54㎏　戸崎圭太騎手　6人気

前走　京成杯オータムハンデキャップ（中山1600ｍ・特指・ハンデ）2人気7着

前々走　トヨタ賞中京記念（中京1600ｍ・特指・ハンデ）6人気2着（ゾロ目）

2着　レイエンダ　牡4 　57㎏　5枠9番（逆10番）スミヨン騎手　3人気

前走　新潟記念（新潟2000ｍ・特指・ハンデ）1人気10着　ルメール騎手騎乗

前々走　エプソムカップ（東京1800ｍ・特指・別定）5人気1着

2着同枠　カテドラル　牡3　54㎏　シュタルケ騎手　7人気

前走　トヨタ賞中京記念（中京1600ｍ・特指・ハンデ）2人気8着

前々走　NHKマイルカップ（東京1600ｍ）7人気3着（ゾロ目決着）

3着　レッドオルガ　牝5　54㎏　1枠2番（逆17番）福永祐一騎手　4人気

前走　ヴィクトリアマイル（東京1600ｍ）3人気11着

前々走　サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス（阪神1600ｍ・指定・別定）3人気7着

G3だった2019年富士ステークスで優勝したのは、同年のヴィクトリアマイルを勝っていた4歳牝馬のノームコア。

ノームコアは、前年の紫苑ステークスを勝利し、秋華賞の優先出走権を獲得していながら、秋華賞に出走せず、次戦でエリザベス女王杯に出走していた4歳牝馬。

ノームコアの同枠のクリノガウディーは、2018年朝日杯フューチュリティステークスで2着になってから、フジテレビ賞スプリングステークス6着（2着同枠）、皐月賞16着、NHKマイルカップ14着（2着対角）、トヨタ賞中京記念2着、京成杯オータムハンデキャップ7着の成績を残していた3歳馬。

2着になったレイエンダは、同年のエプソムカップ1着、新潟記念10着の成績を残していた4歳馬。

レイエンダの同枠のカテドラルは、NHKマイルカップで3着（ゾロ目決着）になっている3歳馬。

3着になったレッドオルガは、同年の東京新聞杯（東京1600ｍ）で2着になっていた牝馬。

ルメール騎手騎乗の4歳牝馬のエターナルタイムを軸にしてみる。

相手はダノンタッチダウン、ナミュール、イルーシヴパンサー、ステラヴェローチェあたり。