ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、エプソムカップ2022について考えてみたいと思います。
今年のエプソムカップは、エリザベス女王即位70年記念という副題がついて行われます。
そして、この副題はエプソムカップだけでなく、エリザベス女王杯にも付いています。
つまり、今年に限れば、エプソムカップとエリザベス女王杯は繋がっているということになりますね。
エプソムカップ2022の出走予定
エプソムカップ2022の登録馬は12頭。
昨年のエプソムカップ優勝馬のザダルが登録してきました。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | ガロアクリーク | 牡5 | 56.0kg | 石橋 脩 | 上原 博之 |
2 | コルテジア | 牡5 | 56.0kg | 三浦 皇成 | 鈴木 孝志 |
3 | ザダル | 牡6 | 58.0kg | D.レーン | 大竹 正博 |
4 | ジャスティンカフェ | 牡4 | 56.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
5 | シャドウディーヴァ | 牝6 | 56.0kg | 坂井 瑠星 | 斎藤 誠 |
6 | タイムトゥヘヴン | 牡4 | 56.0kg | 戸崎 圭太 | 戸田 博文 |
7 | ダーリントンホール | 牡5 | 56.0kg | C.ルメール | 木村 哲也 |
8 | トーセングラン | 牡6 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 田村 康仁 |
9 | トーラスジェミニ | 牡6 | 58.0kg | 原 優介 | 小桧山 悟 |
10 | ノースブリッジ | 牡4 | 56.0kg | 岩田 康誠 | 奥村 武 |
11 | ハッピーアワー | 牡6 | 56.0kg | 杉山 佳明 | |
12 | ヤマニンサンパ | 牡4 | 56.0kg | 川田 将雅 | 斉藤 崇史 |
参考 netkeiba
東京新聞杯からのサイン
エプソムカップの負担重量は、3歳馬が52㎏、4歳以上の馬が56㎏(牝馬は2㎏減)を基本とし、収得賞金が3000万円を超える馬は2000万円ごとに1㎏加算されることになっています。
このため、エプソムカップ2022に登録しているザダルは収得賞金が7500万円のため2㎏加算の58㎏、シャドウディーヴァは収得賞金が7000万円のため2㎏加算の56㎏、トーラスジェミニは収得賞金が8450万円のため2㎏加算の58㎏の負担重量となっています。
エプソムカップと同じ設定のグレード別定の重賞で、今年既に終了しているレースは東京新聞杯、福島牝馬ステークスの2レース。
ただし、今年の福島牝馬ステークスは増量馬が出走していないので、参考にするとすれば東京新聞杯の方でしょう。
では、今年の東京新聞杯の結果を見てみます。
2022年東京新聞杯(東京1600m・15頭立て)
1着 イルーシヴパンサー 牡4 56㎏ 6枠11番(逆5番) 田辺裕信騎手 4人気
前走 3勝クラス・ノベンバーステークス(東京1800m)1人気1着
前々走 2勝クラス・鷹巣山特別(東京1600m)1人気1着
1着同枠 エイシンチラー 牝4 54㎏ 柴田大知騎手 14人気
前走 3勝クラス・若潮ステークス(中山1600m)1人気1着
前々走 紫苑ステークス(中山2000m・指定・馬齢)5人気14着(2着平行)
2着 ファインルージュ 牝4 55㎏ 4枠6番(逆10番)ルメール騎手 1人気
前走 秋華賞(阪神2000m)2人気2着
前々走 紫苑ステークス(中山2000m・指定・馬齢)2人気1着
2着同枠 ケイデンスコール 牡6 59㎏ 石橋脩 13人気
前走 阪神カップ(阪神1400m・特指・定量)9人気9着
前々走 マイルチャンピオンシップ(阪神1600m)
3着 カラテ 牡6 56㎏ 5枠9番(逆7番)菅原明良騎手 2人気
前走 ニューイヤーステークス(リステッド・中山1600m・特指・別定)1人気1着
前々走 京成杯オータムハンデキャップ(中山1600m・特指・ハンデ)3人気5着(2着同枠)
2021年東京新聞杯1着馬
東京1600mで行われた2022年東京新聞杯は、東京コースの1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスを3連勝していた4歳馬のイルーシヴパンサーが1着。
イルーシヴパンサーは、東京コースは4戦3勝、2着1回だった馬。
イルーシヴパンサーの同枠のエイシンチラーは、1勝クラスと2勝クラスを連勝した後、紫苑ステークスで14着に出走したものの惨敗し、ハンデ戦の3勝クラスで勝ち上がってきた馬。
2着になったファインルージュは、秋華賞2着歴がある1人気の4歳牝馬。
ファインルージュの同枠のケイデンスコールは、2019年のNHKマイルカップ2着、2021年読売マイラーズカップ1着歴のある増量馬。
3着になったカラテは、前年の東京新聞杯の1着馬。
エプソムカップと同じ設定の今年の東京新聞杯の結果から考えると、2勝クラスと3勝クラスを連勝しているジャスティンカフェとヤマニンサンパ、牝馬のシャドウディーヴァ、前年のエプソムカップ1着馬のザダルあたりは気になります。
最後に
昨年のエプソムカップは、ザダルとサトノフラッグのゾロ目決着でしたが、ザダルとサトノフラッグの同枠には、ガロアクリークがいました。
前年のエプソムカップの同枠にガロアクリークがいたということは、ガロアクリーク自身が、エプソムカップでの連対の型を持っていた可能性はあります。
ガロアクリークは、今年のエプソムカップにも登録してきましたが、出走してくるのでしょうか?