ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
夏競馬が始まって早々に、大荒れ馬券が出ましたね。
エプソムカップ2020が、こんなに荒れるとは思いもしませんでした。
エプソムカップ2020以降も荒れてくれると楽しめそうですね。
今回は、エプソムカップ2020とマーメイドステークス2020の回顧を行いたいと思います。
エプソムカップ2020の回顧
エプソムカップ2020は、9人気のダイワキャグニーが1着となり、2着には5人気の ソーグリッタリング、3着には最下位人気のトーラスジェミニが飛び込む予想外の結果に!!
でも、ダイワキャグニーって、3走前の白富士ステークスでは1人気に支持され、2走前の金鯱賞では3着になっている実績馬なんですよね。
前走の新潟大賞典で14着に惨敗したことから、人気が急落していたと思いますが、その新潟大賞典でも1着対角に配置されていました。
ここで、もう1度、収得賞金3000万円を超える馬は超過額2000万円ごとに負担重量が1㎏増えるグレード別定である東京新聞杯の結果とエプソムカップ2020を比べてみます。
特別指定交流競走に変更された2020年東京新聞杯は、 ヴィクトリアマイル2着馬で、特別指定交流競走のハンデ戦のトヨタ賞中京記念でゾロ目の3着になったプリモシーンが勝っています。
プリモシーンの同枠には、1勝クラスの平場、2勝クラスの三年坂特別、3勝クラスのウェルカムステークス(東京1800m)を連勝していたヴァンドギャルド(2人気)がいました。
一方、エプソムカップ2020で1着となったダイワキャグニーの同枠には、2勝クラスのオリエンタル賞(東京1800m)、3勝クラスの湘南ステークス(東京1600m)を勝っていた2人気のピースワンパラディがいました。
つまり、2020年東京新聞杯もエプソムカップ2020も、当日2人気の3勝クラスを勝っていた馬と同枠になっていた馬が1着になっていることになります。
エプソムカップ2020で2着になったのは、ソーグリッタリング。
ソーグリッタリングは、前年のエプソムカップで1人気に支持されていたものの、3着に終わっていた馬。
その後、特別指定交流競走の別定戦である関屋記念でゾロ目の3着、同じく特別指定交流競走の別定戦であるリステッド競走のカシオペアステークスで3着(1着対角)があり、前走のメイステークス(東京1800m)で連対しています。
前年のエプソムカップで3着に終わった後、掲示板着順を外さずに、東京1800mのメイステークスで連対していたのが効いていると思いますが…
そして、3着には最下位人気のトーラスジェミニが入っていますが、新潟開催のパールステークス1着馬のアンドラステ、前年覇者のレイエンダと同枠になったのが大きいでしょうね。
特に、例年、京都開催だったパールステークスが新潟開催であり、その新潟開催のパールステークス1着馬のアンドラステを3着同枠にしたことは、主催者の明確な意思表示(新潟開催のパールステークスの否定)だったのではないでしょうか。
マーメイドステークス2020の回顧
マーメイドステークス2020は、7人気のサマーセントが1着。
サマーセントは、3勝クラスの下鴨ステークス(京都2000m)を3着に敗れていた馬で、牝馬ハンデ戦とはいえ、何でこの馬なの?という感じです。
でも、同枠のミスマンマミーアのサポートがあったと考えれば…
ミスマンマミーアは、前走で京都2400mの3勝クラスの烏丸ステークスを勝ってきた馬でした。
京都2400mの烏丸ステークスを勝った後、マーメイドステークスに出走してきた馬はいませんでしたが、烏丸ステークスを勝った後に次走でハンデ重賞に出走した馬はいました。
2014年の烏丸ステークスを勝ったヴィクトリースターは、次走で新潟記念に出走し、2着同枠の9着になっていますが、新潟記念は2000mで行われる特別指定交流競走のハンデ戦ですよね。
マーメイドステークスも、2000mで行われる特別指定交流競走のハンデ戦なので、烏丸ステークスを勝った馬が次走で2000mで行われる特別指定交流競走のハンデ戦に出走すると、その馬は筋に配置された馬が連対するという図式なのかもしれません。
マーメイドステークス2020に2着になったセンテリュオは、エプソムカップ2020で2着になったソーグリッタリングと同じパターン。
センテリュオも、前年のマーメイドステークスで1人気に支持され、4着に敗れています。
最後に
次の日曜日には、サマースプリントシリーズの第1戦である函館スプリントステークスが行われます。
函館スプリントステークスは、特別指定交流競走の別定戦ですが、収得賞金3000万円を超える馬は超過額2000万円ごとに負担重量が1㎏増えるグレード別定という番組設計はエプソムカップと同じです。
ではまた。