エリザベス女王杯2025(第50回)の考察

エリザベス女王杯2025の出馬表

エリザベス女王杯2025の登録馬は19頭。

 

19頭の登録馬のうち、アドマイヤマツリ、ラヴァンダ、ランスオブクイーンが回避し、16頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 パラディレーヌ 牝3 54.0kg 岩田 望来 千田 輝彦 岡田 牧雄
1枠 2番 ステレンボッシュ 牝4 56.0kg C.ルメール 国枝 栄 吉田 勝己
2枠 3番 シンリョクカ 牝5 56.0kg 木幡 初也 竹内 正洋 由井 健太郎
2枠 4番 カナテープ 牝6 56.0kg D.レーン 堀 宣行 C.フィプケ
3枠 5番 サフィラ 牝4 56.0kg 西村 淳也 池添 学 (有)シルクレーシング
3枠 6番 エリカエクスプレス 牝3 54.0kg 武 豊 杉山 晴紀 三木 正浩
4枠 7番 レガレイラ 牝4 56.0kg 戸崎 圭太 木村 哲也 (有)サンデーレーシング
4枠 8番 ヴェルミセル 牝5 56.0kg 鮫島 克駿 吉村 圭司 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
5枠 9番 ボンドガール 牝4 56.0kg 津村 明秀 手塚 貴久 藤田 晋
5枠 10番 セキトバイースト 牝4 56.0kg 浜中 俊 四位 洋文 TNレーシング
6枠 11番 フェアエールング 牝5 56.0kg 丹内 祐次 和田 正一郎 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
6枠 12番 ライラック 牝6 56.0kg 藤岡 佑介 相沢 郁 芹澤 精一
7枠 13番 ココナッツブラウン 牝5 56.0kg 北村 友一 上村 洋行 下河辺 隆行
7枠 14番 ケリフレッドアスク 牝3 54.0kg 岩田 康誠 藤原 英昭 廣崎 利洋
8枠 15番 オーロラエックス 牝4 56.0kg 松山 弘平 杉山 晴紀 草間 庸文
8枠 16番 リンクスティップ 牝3 54.0kg C.デムーロ 西村 真幸 (有)サンデーレーシング

3歳馬のパラディレーヌとリンクスティップが対角配置となっている。

天皇賞秋からの考察

今年行われた秋の古馬G1は、スプリンターズステークスと天皇賞秋の2レース。

 

ただし、スプリンターズステークスには3歳馬は出走していない。

 

まずは、今年の天皇賞秋から考えてみる。

 

今年の天皇賞秋は、14頭立てで行われた。

 

1着になったのは、1人気に支持された3歳馬のマスカレードボール。

 

マスカレードボールは、 共同通信杯を勝った後、皐月賞3着、東京優駿2着の成績を残していた馬。(夏季は休養していた天皇賞秋が秋初戦の馬で、古馬戦は初)

 

マスカレードボールの同枠のホウオウビスケッツは、今年の大阪杯で5着に敗れた後、札幌記念7着、毎日王冠2着だった馬。(地方馬は毎日王冠で2着になると、天皇賞秋に優先的に出走できる)

 

今年の天皇賞秋で2着になったミュージアムマイルは、報知杯弥生賞ディープインパクト記念4着の後、皐月賞1着、東京優駿6着、朝日杯セントライト記念1着だった馬。(朝日杯セントライト記念は菊花賞の指定レース)

 

ミュージアムマイルの同枠のエコロヴァルツは、中山記念2着、大阪杯4着、 安田記念7着、中京記念4着の成績を残していた馬。

 

今年の天皇賞秋の1着枠は毎日王冠2着馬がいる枠で、2着枠は朝日杯セントライト記念1着馬がいる枠である。

結論

今年の天皇賞秋の1着枠には毎日王冠2着がおり、2着枠は朝日杯セントライト記念1着馬がいる枠となっている。

 

毎日王冠も朝日杯セントライト記念も、秋のG1の指定レースとなっているレースである。

 

今年のエリザベス女王杯の出走馬で、秋のG1の指定レースで2着内に入っているのは、レガレイラとケリフレッドアスクしかいない。

 

そこで、レガレイラ(ヴェルミセル)からケリフレッドアスク(ココナッツブラウン)に流してみる。