デイリー杯2歳ステークス2025(第60回)の考察

デイリー杯2歳ステークス2025の出馬表

デイリー杯2歳ステークス2025の登録馬は12頭。

 

12頭の登録馬のうち、アスミル、サーディンラン、スターオブロンドン、プレダトゥールが回避し、8頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 エイシンディード 牡2 56.0kg 高杉 吏麒 大久保 龍志 (株)栄進堂
2枠 2番 マイケルバローズ 牡2 56.0kg 岩田 望来 上村 洋行 猪熊 広次
3枠 3番 ガリレア 牡2 56.0kg 杉原 誠人 清水 英克 井高 義光
4枠 4番 アイガーリー 牡2 56.0kg 武 豊 秋山 真一郎 小谷野 宗靖
5枠 5番 キャンディード 牡2 56.0kg 北村 友一 松下 武士 (株)グリーンファーム
6枠 6番 アドマイヤクワッズ 牡2 56.0kg 坂井 瑠星 友道 康夫 近藤 旬子
7枠 7番 カヴァレリッツォ 牡2 56.0kg C.デムーロ 吉岡 辰弥 (有)シルクレーシング
8枠 8番 グッドピース 牡2 56.0kg 西村 淳也 高野 友和 前田 幸治

回避した馬は、アスミル、サーディンラン、スターオブロンドン、プレダトゥールの4頭。

 

アスミルは、4戦目の新潟1400mの未勝利戦(秋季)を勝ってきた非社台系のダノンプレミアム産駒の馬。

 

サーディンランは、3戦目の京都1800mの未勝利戦(秋季)を勝ってきた社台系のレイデオロ産駒の馬。

 

スターオブロンドンは、函館ダート1000mの新馬戦(夏季)を勝ってから、賞金加算がなかった非社台系のタワーオブロンドン産駒の馬。

 

プレダトゥールは、阪神1400mの新馬戦(秋季)を勝ってきた非社台系のディーマジェスティ産駒の馬。

出走構成からの考察

今年のデイリー杯2歳ステークスは、牝馬が1頭もおらず、マル地とマル外が1頭ずつ、2勝馬がいる出走馬構成で、8頭立てで行われる。

 

デイリー杯2歳ステークスが11月中旬に行われるようになったのが2014年。

 

2014年以降で、牝馬がいないデイリー杯2歳ステークスは2017年と2022年。

 

また、8頭立てで行われたデイリー杯2歳ステークスは2020年となっている。

 

2022年のデイリー杯2歳ステークスは2勝馬がいない出走構成となっていたので、2017年と2020年のデイリー杯2歳ステークスから考えてみる。

 

2017年デイリー杯2歳ステークス(9頭立て)

1着 ジャンダルム マル外 牡2 55㎏ 3枠3番(逆7番)アッゼニ騎手 5人気

2着 カツジ 牡2 55㎏ 8枠8番(逆2番)松山弘平騎手 4人気

 

2017年デイリー杯2歳ステークスの1人気は、中京1600mの新馬戦と新潟1600mの新潟2歳ステークスを連勝していたフロンティアだったが、フロンティアは4着に敗退している。

 

2017年デイリー杯2歳ステークスで1着になったのは、秋季の阪神1600mの新馬戦を2人気で勝っていたマル外の非社台系ジャンダルム。

 

2着に入ったのは、秋季の京都1600mの新馬戦を1人気で勝っていた非社台系のカツジ。

 

2017年デイリー杯2歳ステークスは、秋季のレースを勝ってきた2頭の決着だった。

 

2020年デイリー杯2歳ステークス(8頭立て)

1着 レッドベルオーブ 牡2 55㎏ 2枠2番(逆7番)福永祐一騎手 1人気

2着 ホウオウアマゾン 牡2 55㎏ 1枠1番(逆8番)松山弘平騎手 2人気

 

8頭立てで行われた2020年デイリー杯2歳ステークスは、1人気のレッドベルオーブが勝っている。

 

レッドベルオーブは、新潟1600mの新馬戦で1人気2着になった後、秋季の中京1600mの未勝利戦に1人気で出走し、レコード勝ちしていたノーザンファーム生産馬。

 

2着になったホウオウアマゾンは、夏季の阪神1600mの新馬戦で2人気2着になった後、夏季の阪神1600mの未勝利戦で2人気1着、続く、秋季の中京1600mのOP野路菊ステークスで4人気1着になっていたノーザンファーム生産馬。

 

2020年デイリー杯2歳ステークスは、秋季に勝ってきた馬が1着、夏季と秋季に勝利した馬が2着となっている。

結論

秋季のレースで賞金を加算した馬を軸に選びたい。

 

アドマイヤクワッズを軸にしてみる。

 

相手は、グッドピース、キャンディード、エイシンディードあたり。