チャンピオンズカップ2024の出馬表
チャンピオンズカップ2024の登録馬は20頭。
20頭の登録馬のうち、ラムジェットとメイショウハリオが回避、ブレイクフォースとヤマニンウルスが除外され、16頭立て(フルゲート)となっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | クラウンプライド | 牡5 | 58.0kg | 横山 武史 | 新谷 功一 | 吉田 照哉 |
1枠 | 2番 | レモンポップ | 牡6 | 58.0kg | 坂井 瑠星 | 田中 博康 | ゴドルフィン |
2枠 | 3番 | ハギノアレグリアス | 牡7 | 58.0kg | 岩田 望来 | 四位 洋文 | 日隈 良江 |
2枠 | 4番 | ペプチドナイル | 牡6 | 58.0kg | 藤岡 佑介 | 武 英智 | 沼川 一彦 |
3枠 | 5番 | ペイシャエス | 牡5 | 58.0kg | 横山 和生 | 小西 一男 | 北所 直人 |
3枠 | 6番 | ドゥラエレーデ | 牡4 | 58.0kg | R.ムーア | 池添 学 | (株)スリーエイチレーシング |
4枠 | 7番 | セラフィックコール | 牡4 | 58.0kg | C.デムーロ | 寺島 良 | (有)キャロットファーム |
4枠 | 8番 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 58.0kg | 川田 将雅 | 小手川 準 | 了德寺健二ホールディングス(株) |
5枠 | 9番 | テーオードレフォン | 牡5 | 58.0kg | 三浦 皇成 | 梅田 智之 | 小笹 公也 |
5枠 | 10番 | アーテルアストレア | 牝5 | 56.0kg | 菱田 裕二 | 橋口 慎介 | フィールドレーシング |
6枠 | 11番 | ミトノオー | 牡4 | 58.0kg | 松山 弘平 | 牧 光二 | ロイヤルパーク |
6枠 | 12番 | サンライズジパング | 牡3 | 56.0kg | 武 豊 | 音無 秀孝 | (株)ライフハウス |
7枠 | 13番 | ミックファイア | 牡4 | 58.0kg | C.ルメール | 渡辺 和雄 | KHレーシング |
7枠 | 14番 | スレイマン | 牡6 | 58.0kg | 斎藤 新 | 池添 学 | (有)サンデーレーシング |
8枠 | 15番 | グロリアムンディ | 牡6 | 58.0kg | 北村 宏司 | 大久保 龍志 | 吉田 和美 |
8枠 | 16番 | ガイアフォース | 牡5 | 58.0kg | 長岡 禎仁 | 杉山 晴紀 | KRジャパン |
ラムジェットとメイショウハリオが回避したことにより、出走できるようになったのは、スレイマンとテーオードレフォンである。
地方馬出走からの考察
チャンピオンズカップは、2014年にジャパンカップダートから変更されたレース。
ダートのG1といえば、地方馬が出走してきても、おかしくないが、なぜか、チャンピオンズカップになった2014年以降で、地方馬が出走してきたのは、2021年と今年しかない。
まずは、地方馬が出走していた2021年から振り返ってみたい。
地方馬のカジノフォンテンが出走していた2021年チャンピオンズカップは、1人気のテーオーケインズが勝っている。
テーオーケインズは、東京大賞典で6着に敗れた後、オープンの別定戦である名古屋城ステークス、G3の指定重賞のアンタレスステークス(阪神1800m)、地方重賞の帝王賞を3連勝し、金沢開催のJBCクラシックで4着に敗れていた1人気の4歳馬。
テーオーケインズの同枠のエアスピネルは、前年のチャンピオンズカップで7着(1着対角)に敗れていた馬で、同年のフェブラリーステークスで2着連対していた11人気の8歳馬。
2着に入ったチュウワウィザードは、前年のチャンピオンズカップ優勝馬で、同年のドバイワールドカップで2着に入っていた3人気の6歳馬。
チュウワウィザードの同枠のダノンファラオは、同年の地方重賞のダイオライト記念を勝っていた12人気の4歳馬。
3着に入ったアナザートゥルースは、同年のみやこステークスで2着同枠の3着だった14人気の7歳騙馬。
地方馬が出走した2021年チャンピオンズカップの結果から考えると、1人気の馬、前年の優勝馬、地方重賞の勝ち馬は気になる。
ジャパンオータムインターナショナルからの考察
ジャパンオータムインターナショナルは、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、チャンピオンズカップの4つのレースから成るシリーズ。
今年のエリザベス女王杯は、2022年エリザベス女王杯で2人気14着に敗れていたスタニングローズ(阪神開催の秋華賞1着馬)が1着。
今年のマイルチャンピオンシップは、前年のマイルチャンピオンシップ2着馬のソウルラッシュが優勝。
今年のジャパンカップは、前年のジャパンカップで4着に敗れていたドウデュースが勝っている。
この3頭は、過去のエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップで敗退歴を持つ馬で、5人気以内になっていた馬だった。
結論
土曜日に行われた重賞は、スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスとチャレンジカップ。
スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスは、前年のスポーツニッポン賞ステイヤーズステークス1着馬で当日3人気のアイアンバローズと同枠のシュヴァリエローズが1着。
一方、チャレンジカップは、エリザベス女王杯で12人気ながら2着に入っていた3人気のラヴェルが勝っている。
シュヴァリエローズもラヴェルも、キャロットファームが馬主の馬である。
土曜日の重賞からは、3人気の馬あるいは3人気の同枠馬、キャロットファームが馬主の馬が気になるのだが、3人気想定の馬のペプチドナイルの同枠馬のハギノアレグリアスを軸にしてみたい。
ハギノアレグリアスは昨年のチャンピオンズカップ6着馬であり、同枠のペプチドナイルが人気面でサポートしていると感じる。
相手は、レモンポップ、ドゥラエレーデ、ガイアフォース、クラウンプライドあたりで。