ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、CBC賞2022について考えてみたいと思います。
CBC賞は、2006年に12月から6月に開催時期が早まり、同時に別定戦からハンデ戦に変更されました。
そして、2012年からは、サマースプリントシリーズ第2戦に組み込まれたため、開催時期が変わっています。
さらに、京都競馬場の改修工事の影響で、2020年は阪神開催、2021年は小倉開催、2022年も2021年に引き続き小倉で開催されることになります。
2年続けて小倉で開催されることで、小倉で実績のある馬が有利になるかも知れません。
CBC賞2022の出馬表
17頭が登録したCBC賞2022ですが、17頭全頭が出走してきました。
現在のところ、1人気はアネゴハダ、2人気はテイエムスパーダ、3人気はファストフォースとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | レインボーフラッグ | 牡9 | 53.0kg | 国分 優作 | 小崎 憲 | (株)グリーンファーム |
1枠 | 2番 | アネゴハダ | 牝3 | 49.0kg | 藤懸 貴志 | 佐々木 晶三 | 岡 浩二 |
2枠 | 3番 | レジェーロ | 牝5 | 54.0kg | 団野 大成 | 西村 真幸 | 山本 剛士 |
2枠 | 4番 | シホノレジーナ | 牝5 | 49.0kg | 角田 大河 | 寺島 良 | 村瀬 寛紀 |
3枠 | 5番 | テイエムスパーダ | 牝3 | 48.0kg | 今村 聖奈 | 五十嵐 忠男 | 竹園 正繼 |
3枠 | 6番 | メイショウケイメイ | 牝6 | 51.0kg | 小沢 大仁 | 南井 克巳 | 松本 好雄 |
4枠 | 7番 | スナークスター | せん6 | 52.0kg | 富田 暁 | 川村 禎彦 | 杉本 豊 |
4枠 | 8番 | タイセイビジョン | 牡5 | 57.0kg | 川田 将雅 | 西村 真幸 | 田中 成奉 |
5枠 | 9番 | ロードベイリーフ | 牡5 | 54.0kg | 和田 竜二 | 森田 直行 | (株)ロードホースクラブ |
5枠 | 10番 | メイショウチタン | 牡5 | 54.0kg | 荻野 極 | 本田 優 | 松本 好雄 |
6枠 | 11番 | カリボール | 牡6 | 54.0kg | 西村 淳也 | 須貝 尚介 | 大和屋 暁 |
6枠 | 12番 | スマートリアン | 牝5 | 53.0kg | 秋山 真一郎 | 石橋 守 | 大川 徹 |
7枠 | 13番 | モントライゼ | 牡4 | 55.0kg | 北村 友一 | 松永 幹夫 | (有)キャロットファーム |
7枠 | 14番 | タマモティータイム | 牝5 | 50.0kg | 国分 恭介 | 南井 克巳 | タマモ(株) |
8枠 | 15番 | スティクス | 牝4 | 52.0kg | 幸 英明 | 武 幸四郎 | (有)シルクレーシング |
8枠 | 16番 | アンコールプリュ | 牝7 | 53.0kg | 藤岡 康太 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
8枠 | 17番 | ファストフォース | 牡6 | 56.0kg | 松山 弘平 | 西村 真幸 | 安原 浩司 |
西村真幸厩舎は3頭出しですね。
2019年CBC賞からのサイン
サマースプリントシリーズに加わった2012年以降で、CBC賞を勝利した馬が、サマースプリントシリーズチャンピオンに輝いたのは、2018年のアレスバローズと2021年のファストフォースの2頭しかいません。
そして、2018年のサマースプリントシリーズを制したアレスバローズと2021年のサマースプリントシリーズ覇者のファストフォースが、翌年のCBC賞に出走してきたというのは、意味があると思います。
では、 2018年のサマースプリントシリーズに輝いたアレスバローズが出走した2019年のCBC賞の結果を見てみます。
2019年CBC賞(中京1200m・13頭立て)
1着 レッドアンシェル 牡5 56㎏ 6枠9番(逆5番)福永祐一騎手 1人気
前走 1600万下条件戦・彦根ステークス(京都1200m)1人気1着(ゾロ目)57㎏斤量
前々走 1600万下条件戦・斑鳩ステークス(京都1400m)1人気3着
1着同枠 キョウワゼノビア 牝6 52㎏ 中井裕二騎手 8人気
前走 ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス(東京1400m・特指・ハンデ)7人気3着(2着対角)
前々走 谷川岳ステークス(新潟1600m・別定)10人気3着
2着 アレスバローズ 牡7 57.5㎏ 4枠4番(逆10番)川田将雅騎手 7人気
前走 高松宮記念(中京1200m)7人気9着
前々走 シルクロードステークス(京都1200m・カク指定・ハンデ)10人気5着(2着平行)
2018年CBC賞1着馬
2018年サマースプリントシリーズチャンピオン
2着同枠 ラインスピリット 牡8 56㎏ 森一馬騎手 12人気
前走 高松宮記念(中京1200m)16人気10着
前々走 阪急杯(阪神1400m・指定・別定)14人気8着
2018年スプリンターズステークス3着馬
3着 セイウンコウセイ 牡6 58㎏ 3枠3番(逆11番)幸英明騎手 2人気
前走 高松宮記念(中京1200m)12人気2着(ゾロ目)
前々走 シルクロードステークス(京都1200m・カク指定・ハンデ)5人気15着
2017年高松宮記念1着馬
2019年CBC賞を勝ったレッドアンシェルは、2017年アーリントンカップで2着、2017年NHKマイルカップで4着歴があった馬でしたが、2020年に降級され条件馬になっていた馬。
2019年4月に行われた1600万下条件戦の彦根ステークスで勝利し、オープンクラスに昇格しましたが、彦根ステークスが初の1200m戦でした。(1200mに関しては1戦1勝馬)
レッドアンシェルの同枠のキョウワゼノビアは、リステッド競走別定戦の谷川岳ステークスとリステッド競走ハンデ戦のウッドバイン競馬場賞パラダイスステークスで3着だった馬。(前走と前々走で同じ着順を刻んでいる馬)
2着になったアレスバローズは、前年のCBC賞とテレビ西日本賞北九州記念を制し、2018年サマースプリントシリーズチャンピオンだった馬。
ただし、アレスバローズは前年のテレビ西日本賞北九州記念を勝ってからは、連対すらありませんでした。
アレスバローズの同枠のラインスピリットは、前年のスプリンターズステークス3着馬で、2019年高松宮記念では同枠のアレスバローズと共に惨敗していた馬。
3着になったセイウンコウセイは、2017年高松宮記念を制したG1馬で、2019年高松宮記念でもゾロ目の2着になっている馬。
前年のCBC賞1着馬で、前年のサマースプリントシリーズチャンピオンが出走した2019年CBC賞の結果から考えると、前年のCBC賞1着馬で、前年のサマースプリントシリーズチャンピオンのファストフォース、前走と前々走で同じ着順を刻んでいる馬、条件戦を勝ってきた馬が気になります。
最後に
今年のCBC賞は賞金増額戦なんですが、賞金増額戦のG3重賞あるいはG1重賞で賞金を加算した馬はいません。
また、G3重賞あるいはG1重賞で掲示板に入った馬も不在となっています。
ただし、賞金増額戦のG3で連対馬の筋配置にいた馬はいます。
京都から中京への代替開催として行われたシルクロードステークスで、1着馬のメイケイエールの平行配置だったのがレジェーロです。
そこで、今回はレジェーロを軸にしてみます。
相手はファストフォース、タイセイビジョン、カリボール、モントライゼ、アネゴハダあたりに軽く流してみます。