安田記念2022のサインはフェブラリーステークス1着馬出走?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、安田記念2022について考えてみたいと思います。

安田記念2022の出馬表

昨年は14頭立てで行われた安田記念でしたが、今年は18頭立てのフルゲートとなりました。

 

現在のところ、1人気はシュネルマイスター、2人気はイルーシヴパンサー、3人気はソングラインとなっています。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 カフェファラオ 牡5 58.0kg 福永 祐一 堀 宣行 西川 光一
1枠 2番 ヴァンドギャルド 牡6 58.0kg 岩田 望来 藤原 英昭 (有)社台レースホース
2枠 3番 ロータスランド 牝5 56.0kg M.デムーロ 辻野 泰之 (同)小林英一ホールディングス
2枠 4番 ダノンザキッド 牡4 58.0kg 川田 将雅 安田 隆行 (株)ダノックス
3枠 5番 ホウオウアマゾン 牡4 58.0kg 坂井 瑠星 矢作 芳人 小笹 芳央
3枠 6番 カラテ 牡6 58.0kg 菅原 明良 辻野 泰之 小田切 光
4枠 7番 ファインルージュ 牝4 56.0kg 武 豊 木村 哲也 六井 元一
4枠 8番 イルーシヴパンサー 牡4 58.0kg 田辺 裕信 久保田 貴士 草間 庸文
5枠 9番 シュネルマイスター 牡4 58.0kg C.ルメール 手塚 貴久 (有)サンデーレーシング
5枠 10番 エアロロノア 牡5 58.0kg 幸 英明 笹田 和秀 (株)ラッキーフィールド
6枠 11番 カテドラル 牡6 58.0kg 戸崎 圭太 池添 学 (有)キャロットファーム
6枠 12番 ダイアトニック 牡7 58.0kg 岩田 康誠 安田 隆行 (有)シルクレーシング
7枠 13番 ソングライン 牝4 56.0kg 池添 謙一 林 徹 (有)サンデーレーシング
7枠 14番 ソウルラッシュ 牡4 58.0kg 浜中 俊 池江 泰寿 石川 達絵
7枠 15番 セリフォス 牡3 54.0kg 藤岡 佑介 中内田 充正 (株)G1レーシング
8枠 16番 レシステンシア 牝5 56.0kg 横山 武史 松下 武士 (有)キャロットファーム
8枠 17番 サリオス 牡5 58.0kg D.レーン 堀 宣行 (有)シルクレーシング
8枠 18番 ナランフレグ 牡6 58.0kg 丸田 恭介 宗像 義忠 村木 克成

6枠と8枠は、キャロットファームとシルクレーシングが馬主の馬が並んでいます。

フェブラリーステークス1着馬出走からのサイン

今年のフェブラリーステークス1着馬のカフェファラオが、安田記念2022に出走してきました。

 

フェブラリーステークス1着馬が、当年の安田記念に出走してきたケースはありませんが、芝のG1レースという観点で考えると、天皇賞(秋)に出走したグルメフロンティア、高松宮記念に出走したメイショウボーラーとモズアスコットあたりが参考になりそうです。

 

1998年のフェブラリーステークス1着馬のグルメフロンティアは、次走で1998年の天皇賞(秋)に出走!

 

1998年天皇賞(秋)で、グルメフロンティアは12頭立ての8枠12番に配置され、11着に惨敗しましたが、1着馬のオフサイドトラップの平行配置になっていました。

 

2005年のフェブラリーステークス1着馬のメイショウボーラーは、次走で2005年の高松宮記念に出走!

 

2005年の高松宮記念で、メイショウボーラーは18頭立ての4枠7番に配置され、16着に敗退しましたが、3着馬のプレシャスカフェの対角配置になっていました。

 

2020年のフェブラリーステークス1着馬のモズアスコットは、次走で2020年の高松宮記念に出走!

 

2020年の高松宮記念で、モズアスコットは18頭立ての7枠14番に配置され、13着に負け、連対馬の筋配置にもなっていません。

 

ただし、モズアスコットは、2016年の安田記念を勝っているダートと芝のG1で勝利歴がある馬なので、ちょっと違う感じがします。

 

むしろ、58㎏戦と考えれば、フェブラリーステークスを勝った後に、天皇賞(秋)に出走しているグルメフロンティアが近いイメージ。

リアルインパクトからのサイン

安田記念2022に出走するセリフォスは、唯一の3歳馬。

 

昨年の安田記念は、今年の安田記念にも出走しているシュネルマイスターが3歳馬として出走していましたが、シュネルマイスターは、1勝クラスのひいらぎ賞(中山1600m)を勝利した後、皐月賞のステップレースである報知杯弥生賞ディープインパクト記念で2着に入り、NHKマイルカップで優勝している馬なので、セリフォスとはタイプが異なります。

 

むしろ、セリフォスと似ているのは、2011年安田記念を勝ったリアルインパクトではないかと思います。

 

セリフォスは、中京1600mの新馬戦と新潟2歳ステークスを勝った後、指定交流競走馬齢戦のデイリー杯2歳ステークスで優勝し、朝日杯フューチュリティステークスで2着、NHKマイルカップで1人気に支持されながら4着に敗れていた馬。

 

リアルインパクトは、東京1400mの新馬戦を勝った後、京王杯2歳ステークスと朝日杯フューチュリティステークスで共に2着になり、ニュージーランドトロフィーで11着、NHKマイルカップ3着(4人気)から安田記念に出走し1着になっています。

最後に

58㎏斤量(牝馬は56㎏斤量)戦の天皇賞(春)は、フォワ賞で58㎏斤量を背負い勝利したディープボンドと同枠になった タイトルホルダーが1着で、ディープボンドが2着になっています。

 

やはり、今年の安田記念は58㎏斤量(牝馬は56㎏斤量)戦というのを意識した方が良いと思います。

 

ただし、安田伊左衛門生誕150周年記念という副題が付けられて行われる安田記念2022ですから、意味がありそうです。

 

今年の安田記念の出走馬で、1年以内のレースで58㎏斤量以上(牝馬は56㎏斤量以上)で連対した馬は、カラテとロータスランドの2頭なんですが、1年以内のレースで58㎏斤量以上を経験している馬は他にもいます。

 

たとえば、カフェファラオは函館記念で58.5kg斤量を経験しています。(函館記念は1人気)

 

3歳以上のハンデキャップ競走として創設された安田記念と考えれば、安田伊左衛門生誕150周年記念という副題が付けられて行われる安田記念2022の1着枠(あるいは2着枠)にふさわしいのはカフェファラオのいる1枠なのではないでしょうか。

 

そこで、カフェファラオとヴァンドギャルドのゾロ目を、まず抑えます。

 

そして、カフェファラオ(ヴァンドギャルド)からセリフォス、ダノンザキッド、ロータスランド、サリオス、カラテあたりに流してみます。