ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
土曜日に行われたローレル競馬場賞中山牝馬ステークスは、ブービー人気のクリノプレミアムが1着、2着も12人気のアブレイズが入り、馬連でも10万円超えの大波乱となりました。
アブレイズの方は、2020年のフラワーカップの覇者だし、連対入りは理解できるんですが、クリノプレミアムの方は難易度高いですね。
後で、配置を見て、納得できましたが。
さて、今回は、大阪杯のステップレースの金鯱賞2022について考えてみたいと思います。
金鯱賞2022の出馬表
15頭の登録があった金鯱賞2022ですが、グラティアスとワールドウインズが回避し、13頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はジャックドール、2人気はレイパパレ、3人気はサンレイポケットとなっています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ショウナンバルディ | 牡6 | 56.0kg | 岩田 康誠 | 松下 武士 | 国本 哲秀 |
2枠 | 2番 | ギベオン | 牡7 | 57.0kg | 西村 淳也 | 藤原 英昭 | (有)社台レースホース |
3枠 | 3番 | ジャックドール | 牡4 | 56.0kg | 藤岡 佑介 | 藤岡 健一 | 前原 敏行 |
4枠 | 4番 | ソフトフルート | 牝5 | 54.0kg | 岩田 望来 | 斉藤 崇史 | ゴドルフィン |
4枠 | 5番 | ポタジェ | 牡5 | 56.0kg | 吉田 隼人 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
5枠 | 6番 | アカイイト | 牝5 | 55.0kg | 幸 英明 | 中竹 和也 | 岡 浩二 |
5枠 | 7番 | シャドウディーヴァ | 牝6 | 54.0kg | 福永 祐一 | 斎藤 誠 | (株)スリーエイチレーシング |
6枠 | 8番 | アラタ | 牡5 | 56.0kg | 大野 拓弥 | 和田 勇介 | 村田 能光 |
6枠 | 9番 | シフルマン | 牡6 | 56.0kg | 荻野 極 | 中尾 秀正 | (株)G1レーシング |
7枠 | 10番 | レイパパレ | 牝5 | 56.0kg | 川田 将雅 | 高野 友和 | (有)キャロットファーム |
7枠 | 11番 | ステラリア | 牝4 | 54.0kg | M.デムーロ | 斉藤 崇史 | (有)社台レースホース |
8枠 | 12番 | ランブリングアレー | 牝6 | 54.0kg | 藤岡 康太 | 友道 康夫 | (有)社台レースホース |
8枠 | 13番 | サンレイポケット | 牡7 | 56.0kg | 鮫島 克駿 | 高橋 義忠 | 永井 啓弍 |
社台レースホースは3頭出しとなりましたが、ギベオンとランブリングアレーが対角配置となっています。
東海テレビ杯東海ステークスと中山記念からのサイン
金鯱賞は中山記念とともに大阪杯のステップレースになっているG2の指定交流競走別定戦!
G2の指定交流競走別定戦は、今年、東海テレビ杯東海ステークスと中山記念が終了しています。
では、今年の東海テレビ杯東海ステークスと中山記念の結果を見てみます。
2022年東海テレビ杯東海ステークス(中京ダート1800m・16頭立て)
1着 スワーヴアラミス 牡7 56㎏ 3枠5番(逆12番) 松田大作騎手 7人気
前走 チャンピオンズカップ(中京ダート1800m)15人気8着
前々走 みやこステークス(阪神ダート1800m・指定・別定)4人気7着
1着同枠 ミヤジコクオウ 牡5 56㎏ 武豊騎手 14人気
前走 ポルックスステークス(中山ダート1800m・特指・別定)9人気7着
4走前 三宮ステークス(中京ダート1800m・特指・ハンデ)5人気2着
2着 オーヴェルニュ 牡6 57㎏ 6枠11番(逆6番)団野大成騎手 1人気
前走 チャンピオンズカップ(中京ダート1800m)5人気6着
前々走 みやこステークス(阪神ダート1800m・指定・別定)3人気12着
2021年東海テレビ杯東海ステークス1着馬
2着同枠 イッツクール 牡6 56㎏ 酒井学騎手 15人気
前走 門司ステークス(小倉ダート1700m・特指・別定)競走中止
前々走 ギャラクシーステークス(阪神ダート1400m・特指・別定)11人気14着
3着 ブルベアイリーデ 牡6 56㎏ 7枠13番(逆4番)M.デムーロ騎手 3人気
前走 東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(東京ダート1600m・指定・別定)4人気4着
前々走 シリウスステークス(中京ダート1900m・指定・別定)2人気3着
2022年東海テレビ杯東海ステークスを勝ったスワーヴアラミスは、札幌から函館に開催場所が変更されたエルムステークスで1着になった馬で、前走はG1のチャンピオンズカップに出走していた馬。
スワーヴアラミスの同枠のミヤジコクオウは、4走前に東海テレビ杯東海ステークスと同じ中京ダート1800mのオープンレースである三宮ステークスで2着になっていた14人気の馬。
2着になったオーヴェルニュは、前年の東海テレビ杯東海ステークス1着馬。
前年の東海テレビ杯東海ステークス1着以降は、中京ダート1900mの指定交流競走別定戦の平安ステークスで1着になった以外は、連対していません。
オーヴェルニュの同枠のイッツクールは、2021年3月に行われた中京スポーツで勝ってから、連対すらなかった15人気の馬。
2022年中山記念(中山1800m・16頭立て)
1着 パンサラッサ 牡5 56㎏ 3枠5番(逆12番)吉田豊騎手 2人気
前走 有馬記念(中山2500m)8人気13着(1着平行)
前々走 福島記念(福島2000m・特指・ハンデ)5人気1着
1着同枠 レッドサイオン せん6 56㎏ 木幡育也騎手 12人気
前走 白富士ステークス(リステッド・東京2000m・特指・別定)10人気7着
前々走 オクトーバーステークス(リステッド・東京2000m・特指・別定)14人気4着
2着 カラテ 牡6 56㎏ 6枠11番(逆6番)菅原明良騎手 4人気
前走 東京新聞杯(東京1600m・特指・別定)2人気3着
前々走 ニューイヤーステークス(リステッド・中山1600m・特指・別定)1人気1着
2着同枠兼3着 アドマイヤハダル 牡4 56㎏ 横山武史騎手 3人気
前走 白富士ステークス(リステッド・東京2000m・特指・別定)2人気2着(ゾロ目)
前々走 ディセンバーステークス(リステッド・東京2000m・特指・別定)1人気5着
2022年中山記念を制したパンサラッサは、前年の中山記念で7着に敗れた後、特別指定交流競走別定戦のオクトーバーステークスと特別指定交流競走ハンデ重賞の福島記念で勝ち、有馬記念に出走していた馬。
パンサラッサの同枠のレッドサイオンは、2020年4月の3勝クラスを勝ってから、連対すらなかった12人気の馬。
2着になったカラテは、特別指定交流競走別定戦の関屋記念で2着、年明けのニューイヤーステークスで1着歴のあった馬。
2着同枠兼3着のアドマイヤハダルは、リステッド競走の白富士ステークスでゾロ目の2着だった馬。
今年の東海テレビ杯東海ステークスと中山記念は、いずれも、1着は5番、2着は11番となっています。
また、1着馬は1年以内の重賞を勝利し、前走でG1に出走し、敗れていた馬。
そして、東海テレビ杯東海ステークスの2着馬と中山記念の1着馬は、前年の同レースに出走していた馬となっています。
最後に
1年以内の重賞を勝利し、前走でG1に出走し、敗れていた馬に該当するのが、アカイイト、シャドウディーヴァ、レイパパレの3頭。
ただし、アカイイトとレイパパレが勝った重賞はG1ですね。
今回はシャドウディーヴァを軸にしてみます。
相手はジャックドール、サンレイポケット、ソフトフルート、ポタジェ、アラタあたり。
土曜日の流れから、ジャックドールとサンレイポケットの組み合わせも。