ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ヴィクトリアマイル2021について考えてみたいと思います。
ヴィクトリアマイルは、2006年に牝馬G1として開設された歴史の浅いレースです。
アーモンドアイやブエナビスタ、ウオッカなどクラシックで活躍した馬も優勝していますが、ストレイトガールやエイジアンウインズのようなクラシックに出ていない馬が勝っているケースもあります。
今年は、どんな馬が勝つのでしょうね。
ヴィクトリアマイル2021の出走予定
ヴィクトリアマイル2021の出走予定は20頭。
現在のところ、エーポスは除外対象、アフランシールとレッドベルディエスが抽選対象といったところ。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アフランシール | 牝5 | 55.0kg | 大野 拓弥 | 尾関 知人 |
2 | イベリス | 牝5 | 55.0kg | 酒井 学 | 角田 晃一 |
3 | エーポス | 牝4 | 55.0kg | 北出 成人 | |
グランアレグリア | 牝5 | 55.0kg | C.ルメール | 藤沢 和雄 | |
5 | クリスティ | 牝4 | 55.0kg | 斎藤 新 | 杉山 晴紀 |
6 | サウンドキアラ | 牝6 | 55.0kg | 松山 弘平 | 安達 昭夫 |
7 | シゲルピンクダイヤ | 牝5 | 55.0kg | 和田 竜二 | 渡辺 薫彦 |
8 | シャドウディーヴァ | 牝5 | 55.0kg | 斎藤 誠 | |
9 | スマイルカナ | 牝4 | 55.0kg | 柴田 大知 | 高橋 祥泰 |
10 | ダノンファンタジー | 牝5 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 中内田 充正 |
11 | ディアンドル | 牝5 | 55.0kg | 団野 大成 | 奥村 豊 |
12 | デゼル | 牝4 | 55.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 |
13 | テルツェット | 牝4 | 55.0kg | M.デムーロ | 和田 正一郎 |
14 | プールヴィル | 牝5 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 庄野 靖志 |
15 | マジックキャッスル | 牝4 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 |
16 | マルターズディオサ | 牝4 | 55.0kg | 田辺 裕信 | 手塚 貴久 |
17 | ランブリングアレー | 牝5 | 55.0kg | 吉田 隼人 | 友道 康夫 |
18 | リアアメリア | 牝4 | 55.0kg | 福永 祐一 | 中内田 充正 |
19 | レシステンシア | 牝4 | 55.0kg | 武 豊 | 松下 武士 |
20 | レッドベルディエス | 牝5 | 55.0kg | 石橋 脩 | 鹿戸 雄一 |
参考 netkeiba
2009年ヴィクトリアマイルからのサイン
ヴィクトリアマイル2021に出走してくれば、1人気が予想されるグランアレグリアですが、グランアレグリアの戦歴で気になるのは、安田記念1着歴!
安田記念とヴィクトリアマイルは、東京1600mという同じ舞台で行われるレースですが、安田記念を勝っている馬が、安田記念より賞金額が低いヴィクトリアマイルで優勝あるいは連対していいのかというのは、微妙なんですよね。
ただ、安田記念を勝ってから、ヴィクトリアマイルに出走し、優勝している馬が1頭だけいます。
それは、2009年ヴィクトリアマイル優勝馬のウオッカです。
では、ウオッカが優勝した2009年ヴィクトリアマイルの結果を見てみます。
2009年ヴィクトリアマイル(18頭立て)
1着 ウオッカ 牝5 55kg 3枠6番(逆13番)武豊騎手 1人気
前走 ドバイデューティーフリー(アラブ首1777m)7着
前々走 ジュベルハッタ(アラブ首1777m)5着
2008年ヴィクトリアマイル2着
1着同枠 ザレマ 牝5 55kg 安藤勝己騎手 4人気
前走 サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(阪神1400m・指定・別定)3人気2着
前々走 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(中山1800m・カク指定・ハンデ)1人気4着(ゾロ目)
2着 ブラボーデイジー 牝4 55kg 1枠2番(逆17番)生野賢一騎手 11人気
前走 福島牝馬ステークス(福島1800m・指定・別定)7人気1着
前々走 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(中山1800m・カク指定・ハンデ)7人気6着
2着同枠兼3着 ショウナンラノビア 牝6 55kg 1枠1番(逆18番) 柴田善臣騎手 7人気
前走 1600万下条件戦・卯月ステークス(中山1600m)10人気1着
前々走 1000万下条件戦・ラジオ関西賞仲春特別(阪神1600m)8人気1着
2009年ヴィクトリアマイルを制したウオッカは、2007年日本ダービーの覇者。
ウオッカは、日本ダービー以降は、中々勝つことができませんでしたが、2008年ヴィクトリアマイルで2着になったことをきっかけに、次走の安田記念で1着、東京1800mの毎日王冠で2着、東京2000mの天皇賞(秋)1着、東京2400mのジャパンカップで3着の成績を残し、ドバイデューティーフリーなど海外遠征した後、ヴィクトリアマイルに出走し、1着となっています。
ウオッカの同枠だったザレマは、指定交流競走別定戦のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスの2着馬。
ウオッカは、1年以内の牝馬限定重賞レースに出走していないので、同枠のザレマのサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス2着歴が必要だったということでしょうね。
2着に入ったブラボーデイジーは、小倉2000mの1000万下条件戦の壇之浦特別を勝った後、小倉1800mの1600万下条件戦の関門橋ステークスで8着、中山1800mのハンデ重賞のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで6着という戦績を刻み、指定交流競走別定戦の福島牝馬ステークスで1着になっている馬。
2着同枠の3着馬のショウナンラノビアは、条件戦を連勝してきた上がり馬。
前々走のラジオ関西賞仲春特別は、前年の1400m戦から1600m戦に変わっています。
2009年ヴィクトリアマイルの結果から考えると、グランアレグリアが連対するためには、ヴィクトリアマイルのステップレースの連対馬を同枠馬として迎え入れたいですね。
最後に
東京1600mの連勝歴を持つテルツェットは気になる馬!
おそらく、連対の型は持っていると思うので、この馬自身及び筋配置の馬には注意が必要かも。